アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ネムノキ - 柳川瀬公園(豊田)

2019-07-11 21:28:50 | みんなの花図鑑

マメ科のネムノキだが、これほど長い雄しべをもつ花は 他にあるだろうか?




ピンクの部分は 雄しべの花糸で 花糸の先っぽには 黄色の葯がついている。




10~20個の頭状花の中に、花糸が途中まで合着していて 実際の花糸の部分が途中から始まっている花序がある。これが 頂生花 といって、この花序だけに 蜜があるという。




つまり、付け根から 花糸の長い花序のほうは 虫を呼ぶための装飾花ということになる。




沢山の雄しべに混じって それより長い 先に葯が付いてないシベがあります。これが めしべです。




花弁とか 蕚は つぼみのときに シベを包み込むようにしてある部分が それらしいです。




カライトソウ - 安城デンパーク

2019-07-11 20:11:08 | みんなの花図鑑

こんな花がついていますが、気になったのは 葉っぱがワレモコウの葉によく似ているからでした。
あれ? 葉っぱはワレモコウなのに、花は ピンクのネコジャラシ みたいだな?!
ところが、銘板がありません。




ズルをして、教えて!goo にお伺いしました。
Q「葉がワレモコウみたいなんですが」
Q「そういえば、つぼみも ワレモコウに似ていると思いました。」




リンクつきで 「カライトソウ」を教えてもらいました。
リンクの記載によると
「唐の絹の紐糸に似ていることから、カライトソウ(唐糸草)という名前だが、純国産の高山植物で ワレモコウ や シロバナトウウチソウ の仲間。」(四季の山野草「カライトソウ」)
私が 掲示板に質問する植物は ほとんどが 帰化植物であることが多いのですが、これはめずらしい「純国産」でした(´∀`)

上の画像のように つぼみが ワレモコウのつぼみに似ています(^^)



バラ科ワレモコウ属
学名: Sanguisorba hakusanensis

「カライトソウは、バラ科ワレモコウ属の宿根草で、ネコジャラシのような房状の花が魅力です。学名のハクサネンシスは「白山の」という意味ですが、その名前からも分かるように主に本州中西部の日本海側の高山~亜高山に自生します。」(園芸植物 育て方と花の写真)





植えてあったところは、ワレモコウの植えてある グラスガーデンではなかったのですが、ワレモコウの葉を見たすぐ後なので、関連付けて質問できてよかったです \(^o^)/




エキナセア - 西尾市憩の農園

2019-07-11 15:28:20 | みんなの花図鑑

エキナセアは、北米に自生するキク科エキナセア属の植物です。名前の由来は、ラテン語のエキノス(トゲのある植物)から来ており、花の中央部がかたく針状になっているところから命名されているようです。(サカタノタネ・オンラインショップ)
それはいいのですけど?

きょうの問題は、この黄色い輪のことです。
黄色い輪は 花粉の輪です。
エキナセアは キク科キク亜科の花ですから、おそらくここは 筒状花 の部分で、花粉の輪は 外側から だんだん 内側に移動していくのでしょうけど・・・





筒状花の構造について書かれている記事が ネット上には 見当たらず・・・
そうなると、図鑑を持たない私は お手上げです(T△T)
花粉は赤い棒の先についているように見えましたが、この写真を見ると、そうでもないようです。




花粉の輪は 赤い棒の林より 一段低いところに咲いています。
花粉よりさらに低いところに 暗い紫色の 先端が2つに裂けた器官がありますが、これは 他のキク科の筒状花から類推して めしべ(の 柱頭)と思われます。




参照する記事がないので、自問していくしかないのですが、背の高い赤い棒は つぼみ で、この中に、雄しべと雌しべが入っているのではないでしょうか?




そして、シベを覆っていた包みが裂けると、まず雄しべが伸びて花粉を放出し、つぎに、雌しべが伸びて 柱頭を開くとか?
まったくの 推定ですが・・・
皆様のご意見をお待ちしております (´v_v`)



チョコレートコスモス - 西尾市憩の農園

2019-07-11 14:48:26 | みんなの花図鑑

チョコレートコスモスはチョコレートを思わせる香りをもつ、シックな花色の多年草です。(みんなの趣味の園芸)




学名:Cosmos atrosanguineus
科名 / 属名:キク科 / コスモス属





8月から10月にかけて黒紫色の一重咲きの花を付け、チョコレートのような香りがするのが特徴。(wiki)




浜名湖花博で取り上げられるなど、近年になって栽培が広まりつつあるが、半耐寒性があるとはいえ日本の寒さには弱い。(同上)




近年になって、キバナコスモスとの交配種「ストロベリーチョコレート」が開発された。(同上)




ブーゲンビレア(ブーゲンビリア)- 西尾市憩の農園

2019-07-11 14:31:37 | みんなの花図鑑

ブーゲンビレア なのか、ブーゲンビリア なのか、ちょっと迷ったら、トコトンわからなくなりました (T△T)
Bougainvillea と書きます。wikiには 「名前は1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の探検家ブーガンヴィルに由来する。」とあります。




沢山の花が 咲いているように見えますが・・・




紫の花弁のようなのは 元々は 葉だったものが変化した 苞葉 で、ホントの花は 苞葉の中に ある白い部分なんです。苞葉が3つで一組、一つの苞葉に ひとつの花がつきますから、花も「3つ」で一組です。




でも、面白いもので、3つの花は 同時に咲くことはめずらしく、兄と弟というか 姉と妹みたいに 生まれた時期が異なるんですよ。




で、一つの花を拡大して見ましたが、これだけ拡大しても、おしべ・めしべが見えないですねぇ??




ブーゲンビレアの花は咢の部分が長~く筒状になっていて、筒の入り口近くに おしべ が8本、奥のほうに めしべが ひとつ あるということです。(海洋博公園・展示紹介「ブーゲンビレア」





アメリカンブルー - 西尾市憩の農園

2019-07-11 11:39:34 | みんなの花図鑑

アメリカンブルーは ヒルガオ科の植物。
英名は blue daze dwarf morning glory など。(三河 植物観察)




アメリカンブルーは Evolvulus pilosusであり、' Blue Daze' はハワイで開発された、選抜品種とされている。(同上)




アメリカンブルーの雌しべ、雄しべがどれかわかりません。(OKWAVEの質問)





雄蕊(おしべ):便器洗いのブラシみたいな形で 5 本
雌蕊(めしべ):3 本のひょろ長い花柱からなってます。
(OKWAVEの 回答より)



上から見てると、花弁(はなびら)が何枚も在る様に見えますが、実際は 5 枚です。萼(がく)も 5 枚です。
(同上)