アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハマユウ - 鞍ヶ池公園(豊田市)

2019-07-23 20:09:34 | みんなの花図鑑

本ブログ(たぶん)初登場の ハマユウ(浜木綿)。
残念ながら、終わりかけ。





ヒガンバナ科(クロンキスト体系ではユリ科)の多年草。





原産地は日本で、東アジアから南アジアにかけての温暖な地域に分布しているようです。
学名: Crinum asiaticum





花序ははじめ苞に包まれ、開花時にはこの苞は下に垂れる。花は短い柄の先にあって、白い細長い6枚の花被を持つ花で、花弁の根本の方は互いに接して筒状、先端部はバラバラに反り返る。
(Photo Miyazaki 宮崎観光写真「ハマユウ(浜木綿)の写真」)




花は日没前後から強い芳香を発するようになり、大型のスズメガ科のガが吸蜜に訪れて花粉を媒介する。(同上)





名前の由来は、浜辺に生え、白色の花を「木綿(ゆふ)」に見立てたことからといわれています。
「木綿(ゆふ)」とは、楮(コウゾ)の樹皮を剥ぎ、その繊維を蒸し、水に浸して裂いて糸にしたものです。その繊維から作られた布は、古代から神事などに用いられてきました。(らいちゃんの家庭菜園日記「「ハマユウ(浜木綿)」の花」)



ボッグセージ(サルビア・ウルギノーサ) - 岡崎市UT

2019-07-23 10:38:41 | みんなの花図鑑

ようやく晴れたので(朝から うだるような暑さ)、ご近所のちょっと気になっていたガーデンの花の写真を撮らしてもらいに行きました。





ご主人が ブルーベリーを採取してみえたので、名前を伺ったところ「なんとかセージ」「確かゴマノハグサ科」「多年草なので、放っておいても翌年 また生えてくる」と情報は得られたのですが、決定打が出ません (◞‸◟)





そこで例によって、教えて!goo に質問したところ、すぐ返信があり
いわゆる「ボックセージ(サルビア・ウルギノーサ)」
と分かりました。
決定打となったのは、花弁の下唇側の白の模様が 横断歩道の歩行者のシンボルのように見えることです。





「ボックセージ」の名で流通しているけれど、これは 英名 Bog sage のカタカナ表記で、Bog というのは「湿地・沼地」の意味で、主に南米の湿地に自生するサルビアなんだそうです。(ガーデナーの雑記帳「サルビア・ウルギノーサ/ボッグセージ(ボックセージ)」)

学名の「uliginousa」というのも同じ意味です。(同上ブログより)

ウルギノーサの花の特徴でもあるリップの白い模様は「honey guide(密標)」と言って
受粉してくれる蜂の目印として進化した、サルビアの知恵なのだそうです。
(^.^)
(同上)

↑大変 参考になりました。記して、感謝 (´∀`)