アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヘメロカリス - 安城デンパーク

2019-07-18 16:24:47 | みんなの花図鑑
当初投稿時(2019-07-14)には 「ヘメロカリス?」としていました。デンパークさんより 「ヘメロカリスで問題ない」とのご回答をいただいたので、タイトルの「?」を削除します。

ヘメロカリス属というのは 別称 ワスレグサ属とも言われ、日本にはニッコウキスゲやノカンゾウ、ヤブカンゾウが自生し、初夏から夏にかけて次々と花を咲かせます。





科は ワスレグサ科ですが ユリ科に分類されることもあります。






英名 Daylily (一日ユリ) で、一日花または 翌日に閉花します。花は午前中が美しいといわれてます。
(この撮影は あいにく 午後です )





霧ヶ峰や尾瀬に咲くニッコウキスゲや、山里に咲くノカンゾウ、ヤブカンゾウ、夕暮れにほのかな香りを漂わすユウスゲなどの野生種が、その仲間として知られています。野生種も園芸種も、すべてヘメロカリス属に分類されますが、一般的にヘメロカリスというと、品種改良した園芸品種を指します。

中国では、太古の昔から食用や薬用としてヘメロカリスを栽培していました。それがヨーロッパに渡ったのは16世紀後半のこと。
「ヘメロカリスの父」と呼ばれるアーロー・ B・スタウト(中略)はヘメロカリスの分類や育種を精力的に進め、1934年にヘメロカリスのバイブルとも言える「DAYLILIES」を出版しました。

(以上、AGSコラム「ヘメロカリスの基礎知識」より)


イエローカサブランカ(コンカドール) - 安城デンパーク

2019-07-18 16:11:53 | みんなの花図鑑
この記事は 当初(2019-07-14 10:36)「なんというユリ」と題して投稿していました。


デンパークのビール館前の花壇に植えてあった 巨大な蕊をもったユリです。
至近距離で 撮っています。





少し 下がって。
ユリなんですが、その名前8が分かりません。
ラッパが横を向いて咲いているので、スカシユリでないことは分かるのですが。





オニユリなら、花弁の内側に 点々がついてますよね。

〔後記〕「点々」じゃなく、「スポット」っていうんですね










全体はこんな風で、背丈は 2m以上あります!
何という ユリでしょう?


【追記】
えー、なつみかんさんと うたかた花詩さんから、さっそくレスをいただきました \(^o^)/
カサブランカ あるいは イエローカサブランカ(コンカドール)かな?
ということで、さっそく カサブランカとは なんぞや と、少し調べてみたのですが・・・

カサブランカは 「ユリの女王」と言われ、オリエンタルハイブリット系(オリエンタル百合) 不動の一番人気品種!なんですってね。

カサブランカ(Lilium ‘Casa Blanca’)はユリの中でも、
オリエンタル・ハイブリッドという園芸品種群の中の1品種です。(カサブランカとユリの違いは?)

カサブランカは、花が大きくて白くて豪華で、
香りも強くて良いということで、とても人気があります。(同上)

そもそもカサブランカは、スペイン語で「白い家」という意味がついているので、
白色が特徴とされています。(同上)
ということは、典型的なカサブランカではなく、新手のオリエンタル・ハイブリッドの一種ということでしょうか

他のユリ品種によくある、花弁の内側のスポット(斑点)がほぼありません。
スポットがないことで、さらに花弁の白さが際立ちます。
また、とても花が大きく、豪華ながら気品のある雰囲気を放ちます。(同上)
この花弁にスポットがないことは たしかに 大きな特徴ですね。私も 気がつきましたから(^^


それから 別の記事にこんなことが書いてありました:
カサブランカは 花弁の内側に スポットがない。代わりに、花の内側ににツンツンと小さな突起がある!
どういうものか、文章ではよく分からないので、それが分かる画像へのリンク を示します。




カサブランカ(モロッコの都市)がスペイン語で 白い家 を意味してたことを考慮すると、元祖カサブランカというよりも

イエローカサブランカ(コンカドール)

なのかもしれません。

上記で検索すると、ほぼそっくりのユリの画像が出てきます\(^o^)/
長々とすみません。確認してから タイトル変更します。


【後記】2019-7-18
デンパークさんより 返信がありました。

「ユリですが、コンカドールと言う品種と思われます。
 (イエローカサブランカとも言われる時もあります)」


カワラナデシコ - 矢作川堤防(安城市)

2019-07-18 07:58:32 | みんなの花図鑑
河川堤防で出会った植物


その4は カワラナデシコ。




カワラナデシコは「ナデシコ科ナデシコ属の多年草。秋の七草の1つであるナデシコ(撫子)は本(変)種のことを指す。」(wiki)





花期は6~9月。花は茎の頂端に付き、直径4~5cm、がく片は3~4cm、苞(ほう)は3~4対ある。(同上)





一番の特徴が 「花弁は5枚で、先が糸状に細裂している」(wiki)こと。





カワラナデシコは草原等の開けた環境を好む種であり、(中略)昔は、草原や山地、河原等の環境は人の手により草刈や枝打ち等され、里山的な利用が行われてきた。(同上)





カワラマツバ - 矢作川堤防(安城市)

2019-07-18 07:40:04 | みんなの花図鑑
矢作川堤防の植物

3つ目は カワラマツバ。河原の松葉という意味で、ちょうど打ってつけの名前。






アカネ科 ヤエムグラ属。







花冠は直径約2㎜、白色、4裂し、基部から平開する。(三河 植物観察)
要するに、小花はとても小さい。





花冠の下に2球を接したような丸い子房がある。(同上)