アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハナハマセンブリ - 安城総合運動公園

2019-07-07 21:39:06 | みんなの花図鑑

こんな偶然あるでしょうか?!
いえ、偶然ではなく、導かれたのです! hanatyanさんのブログ に \(^o^)/





袋果になった モクゲンジを観察したあと、私も 去年 ネジバナをみた ランニングコースへ行ってみたのです。
ところが 今年は 芝生に ネジバナ は 生えておらず、代わりに 5弁花のこの花が咲き乱れていたのでした。





掲示板に質問したら、常連回答者さんから
「帰化種のハナハマセンブリだと思います。
非常によく似たものにベニバナセンブリがあります。」
という回答をいただきました。
このご回答だけで、オッケーなんですが・・・




さらに、本多郁夫さんという方から 詳細なご回答をいただきました。
とりあえず、ご自分の記事へのリンクをいただきましたので、
ここへも 貼っておくことにします。
mizuaoi.photo-web.cc/391benibanasenburi.htm 
mizuaoi.photo-web.cc/300benibanasenburi.htm
mizuaoi.photo-web.cc/261benibanasenburito.htm




ハナハマセンブリは「花の中心部の白い箇所の輪郭がくっきりしている。」(上記URLの最初)




「この植物は葯がねじれて花粉を絞り出す?のが特徴ですが、開花直後の葯はねじれていません。時間経過とともに次第にねじれてきます。」(上記URLの3番目の記事より)



モクゲンジ - 安城総合運動公園

2019-07-07 18:14:23 | みんなの花図鑑

ちょっと観察に行ってなかったら、あっという間に、みな 果実になってしまっていました。
花が付いている枝は この枝と もう一株のひと枝だけという進みようです (T△T)




手前が果実(袋果)、花弁の折れ曲がったところが赤いのが わずかに残っている 雄花。




これが 子房が大きくなる前の 雌花(両性花)です。花の中心から めしべの柱頭が伸びています。その周囲に 雄しべがありますが、退化して機能していません。ただ 一応伸びはするようです。




これが 果実です。 こうなる前の 雌花の回りに 雄しべが残っている状態の写真が、今年は 撮れませんでした。




上のほうにあった まだ花の状態の穂。




大部分は いま こういう状態です。薄緑色が 袋果。




果実(袋果)のアップ。




アカメガアシワ(雌花)- 安城市OZ

2019-07-07 17:50:24 | みんなの花図鑑

アカメガシワは トウダイグサ科。でも、ニシキソウや ユーフォルビアのような 杯状花序ではありません。
それでも、オニグルミなどに似て めしべの柱頭が赤く、面白い形をしています。




この雌花序はもう 受粉しているのでしょうか? 子房が膨らんで 3つの部屋が出来つつあるようです。




子房から 太い腺毛がニョキニョキ出ていますが、その腺毛にも 子房の表面にも 星状毛がついています。




こちらは 同じ雌花ですが、ごく初期の ものです。前の 柱頭の赤い株とは別の株で、並んで植わってたのですが、別の種類の木のようです。




柱頭は 薄黄色で、子房はまだふくらみを持っていません。こんな花序でも、受粉すれば 前の株のようになるのでしょうか。