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アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ベニバナツメクサ、ムラサキツメクサ - クローバーの仲間

2025-05-04 07:00:00 | みんなの花図鑑
マメ科のツメクサ2種類。ただしシロツメクサ(いわゆるクローバー)ではありません

ベニバナツメクサ



ひとつ目のツメクサはこちら。
学名:Trifolium incarnatum (ラテン語学名を直訳すると 「肉色の三つ葉」)
英名:Crimson Clover
別名:ストロベリーキャンドル、ストロベリートーチ、オランダレンゲなど
日本へは 牧草として入ってきました






英名の Crimson Clover (クリムゾン・クローバー) について
「crimson」は、血のように深くて濃い赤色を指します。
ハーバード大学のスクールカラーとして知られています。
原義はアラビア語の「qirmiz」(カイガラムシ)に由来し、そこから古イタリア語の「carmesi」を経て英語に伝わったとされています。






一つひとつはマメ科の蝶形花で、よく見るとシベが露出している花がありました。(残念ながらピントがイマイチで、すみません)




で、ベニバナツメクサといっしょに生えていたのが こちら ↓

そうです
オルラア  です !(^^)!



オルラヤは セリ科オルラヤ属
学名は Orlaya grandiflora (オルラヤ・グランディフローラ)
和名はハナカザリゼリ






「大散形花序に小さな花を多数つける。大散形花序の花柄は5~12本、ほぼ同長。苞と小苞があり、苞には白色の縁取りがある。小散形花序は直径10~15㎝。小花柄は3~7本。花弁は白色。外側の花弁は深く2裂し、内側のものよりも7~8倍大きい。」(三河の植物観察「オルラヤ・グランディフローラ」)


こんな面白い花弁も ↓



上をトリミングしてみました。くるくるカールしているのがお分かりですか (^^♪




ムラサキツメクサ

学名:Trifolium pratense
直訳すると 「牧草地に見られる三つ葉」または「草原に生える三つ葉」という意味です!(^^)!
アカツメクサの原産地ヨーロッパではアカツメクサは、牧場や牧草地でよく観察されるとのことです。



別名: アカツメクサ、赤クローバー、レッドクローバー



岡崎城下を流れる菅生川の土手で撮影しました







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「アカシアの雨」のニセアカシアと・・・

2025-05-03 07:00:00 | みんなの花図鑑
ニセアカシア

「アカシアの雨」として謳われているこの木は acaciaではなくニセアカシア(標準和名:ハリエンジュ)です。



(↑ ニセアカシアはマメ科の木なので ネムノキによく似たマメが付いています)
では本来のアカシアはどんな樹かというと、日本では 黄色い花を咲かせるミモザと呼ばれている木がそれになります。
銀葉アカシア
○○アカシア





近くで見られたニセアカシア(「アカシアの雨」の木)はどんどん伐採されてしまってあまり見られなくなりました。写真のニセアカシアは岡崎市を流れる矢作川の渡橋への盛土法面にあったものです。




ハリエンジュ(針槐)の「針」は、枝に托葉が変化したトゲがあることから来ています。






ところでこのブログでも何度も取り上げてますが「アカシアの雨」ってニセアカシアが咲く時期に降る雨(五月雨)のことではなくて、雨が降るようにアカシアの花びらが散るさまのことです。ヤナギの雄株の下を通ると雄花が地面を敷き詰めていることがあります。アカシアの花もそれと同じで、受粉の終わった花は雌しべだけ残して用済みとなった雄しべと花弁を散らします。






ヒトツバタゴ



ニセアカシアが少なくなったのに比べ、植栽のヒトツバタゴ(なんじゃもんじゃの木)はどんどん増えています。先日も紹介しましたが、上のヒトツバタゴも上で写したニセアカシアの近くに生えていたものです。






ここからは 渡橋に近い保育園駐車場よこの大きなヒトツバタゴ








ここからは 東本郷町の寺院のヒトツバタゴ













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ちょっと変わったホトケノザ

2025-05-02 07:00:00 | みんなの花図鑑

タイトルは「ちょっと変わった」ですが・・・
どこも変わったところなど無い どこにでもあるホトケノザです。






変わっているのは撮り方です、雄しべに焦点を当てて(当てようと意図して)います!(^^)!








ホトケノザがよく可愛いと思われるのは 唇状花の下唇部分の斑紋でしょう。(下唇を上にして移した写真があるくらいです)
でも、私の関心は 上唇にある雄しべのほうです。







雄しべは合着して、全体がシャワーハンドルのようになっています。(自然観察大学ブログ「ホトケノザの花 -シソ科の花1」)





ここからは ▲で撮影


では、めしべはどこに?
花冠を広げて合着したおしべをばらしてみると、
「長短4本の雄しべの真ん中に、先が二またになった雌しべがある」(Dr_z1.pdf「ホトケノザ」より)
そうです。




ということは 簡単に自家受粉してしまうのでは?
ハイ、ホトケノザの花には、蕾のまま開花せず 受粉する閉鎖花というのも沢山あります。






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庭に咲いたソバの花

2025-05-01 07:00:00 | みんなの花図鑑

ソバはふつう畑で育てられます。ところが自宅の庭に一本のソバが生えて花を咲かせているのに今日気が付きました。




こんな特徴のある葉をしているので蕎麦に間違いありません。




私はリタイアした仲間と毎年ソバを育てています。一斉に白い花が咲くととてもキレイなのですが、一本しかない花も近くに寄ってみるとけっこう味わいがあります。




ソバの花は両性花ですが、2つのタイプがあります。同じタイプの花粉を受粉しても結実しない仕組みになっています。




このソバは 雄しべが長く 雌しべの花柱が短いので「短花柱花」と呼ばれているタイプです。



アリが蜜を舐めに来ていますが、雌しべの花柱がアリと同じ高さにあります。短花柱花は おしべのほうがアリの背くらいしかない長花柱花から花粉を運んでもらわないと結実できません。




逆に、長花柱花はおしべの背が高い短花柱花からハチなどが花粉を運んで受粉できるように、高さによって済み分けています。






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