アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

セイヨウニンジンボク(白花)- 安城デンパーク

2019-07-12 17:38:11 | みんなの花図鑑
(今気がついたのですが、この投稿が みんなの花図鑑ジャンル 4000回目の投稿になります \(^o^)/)


西洋ニンジンボクの今度は 白花。





通販カタログには
セイヨウニンジンボク“シルバースパイヤー”[チェストツリーベリー]
なんて書いてあります。





段々に咲きあがる様は ラベンダー色のニンジンボクと同じ。





シソ科の花で 白花だから、いっそう ミントの花に似ている(^^




セイヨウニンジンボク - 安城デンパーク

2019-07-12 17:31:58 | みんなの花図鑑
(エディター内のフォントが MS明朝かMSゴチックに勝手に変わってしまい、記事を書きにくくて仕方がない)

西洋ニンジンボクは シソ科(←クマツヅラ科)ハマゴウ属。





ラベンダーの花が木になったよう。





ハッカの花みたいに 段々に 下から咲きあがる。





いつもと同じアングルで。




ナンキンハゼ 3種 - 安城デンパーク

2019-07-12 12:07:21 | みんなの花図鑑
ナンキンハゼの花の観察です。3種類あります。



まず最初は 「メトロ・キャンドル」という名の ナンキンハゼです。
葉は斑入りで、上に立ち上がっているのが 花です。





一枚目の写真の 花穂の基部のほうを写したものです。

ナンキンハゼの花について
山渓谷ハンディ図鑑4 樹に咲く花 離弁花2 山と渓谷社
に次のように載っている
「・・・花序の上部に多数の雄花、基部に0~数個の雌花がつく・・・」(神戸の花と木「ナンキンハゼの観察でびっくり!」)

写真の雌花は 見えるだけで 5個ありますが、すでに 受粉を終えているようで、子房が丸みを帯びてきています。




これは 同じ株の 別の花穂の基部を写したものですが、子房の上についていた5裂した柱頭が ポキリと折れ下に落ちて、子房がますます果実として丸くなっています。






2番目のナンキンハゼは 「サマー・フリンジ」。
めしべの柱頭がすごく長く、羊の角のようにカールしています。





柱頭は長いので、ねじれてらせん状に巻きあがっているのもあります。





前の「メトロ・キャンドル」株に比べて 多少熟す時期が遅いのか、子房は丸くなっていないのが多い






最後のナンキンハゼは 「スノー・マウンテン」。やはり斑入りです。
若葉が赤くキレイです。





この花穂には 雌花が見当たりません。前述のごとく雌花は「基部に0~数個の雌花がつく・・・」。
時期により 0個のこともあるようです。





同じ株ですが、こちらの花穂には 思いっきり大きな子房がついています。




カイノキ、ハゼノキ - 安城デンパーク

2019-07-12 11:17:43 | みんなの花図鑑

デンパークにあるウルシ科の樹の果実を2つ。
一つ目は カイノキ。
枝によっては こんなすごいことになっています。





カイノキは Pistacia chinensis
学名にあるように、ナッツのピスタチオ も ウルシ科の樹なのだ。ウルシ科の果実は意外に多く、マンゴーも仲間だ。





秋になると 赤く色づきます。赤くなる前の実は 青いので、赤、青入り混じって ノブドウの実が木になっているように見えます。





枝や葉っぱが整然と直角に伸びるので、習字の楷書にちなんでカイノキと名付けられたとのこと。





つぎは ハゼノキ。

同じウルシ科だけあって、葉の形も カイノキに似たところがある。





果実は 初夏は青く(緑色で)そこも カイノキに似たところがある。





ただし、こちらは 触ると かぶれることがあるので 注意が必要。





カイノキも ハゼノキも 秋の紅葉がキレイだ。