笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

少年団交歓大会

2008-10-19 21:57:20 | Weblog
 昨日は、帯広市の少年団交歓大会だった。午前は30分、午後は25分ずつで試合を行う形式である。私は、セットをとる、落とすなどの勝負にこだわることよりも子ども達が楽しい雰囲気でバレーをすることや自分の力を出すことができるかなどにこだわって観ていた。
 全体を通して、子ども達は楽しい雰囲気をつくろうとミスをした子の顔をつねったりして、気持ちを切り替えようとしていた。また、サーブではミスも少なく、日頃の練習の成果を試合の場で出していた。レシーブなどではまだ課題はあるものの、4年生もフルに試合に出たことでいろいろなことを感じたと思う。それを練習で克服したり、自信をつけてほしいと思う。
 今回、セッターをしてもらった子はよく頑張っていたと思う。日頃の動きやハンドリングなどがよかったので、セッターとしての経験を踏んでほしかった。一人の子がセッターもアタッカーもレシーバーもブロッカーもできるようになってほしいという願いがあるからだ。トスにはばらつきなどはあるものの落下点に入って、一生懸命あげていた。また、ジャンプトスやブロックやネット際の処理など、多くの収穫もあった。このことがいろいろな場面で生きてくるのではないかと思う。

 私は、だいぶん試合を客観的に観られるようになってきた。勝負がかかっていないこともあるが、子ども達にいかに楽しくバレーをしてもらうかという環境をつくっていくかということが私のやるべきことなんだということをつくづく思う。
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相手のミスを喜ぶこと=人の不幸を喜ぶこと

2008-10-17 21:21:40 | Weblog
  きょう私が練習に行くと、子ども達が輪になって何やら話し込んでいる。だいぶん真剣な様子だったので、しばらく見守ることにした。そして、30分ほどを経過して、ようやく練習を始めた。キャプテンの子を呼んで、何を話していたか聞いてみた。すると、昨日の2チームに分かれて試合形式の練習をしたときに、ミスを喜ばれてどう思ったかについての話だったようである。
 日頃、私が子ども達に相手のミスを喜ぶことは、人の不幸を喜ぶこと、そしてそのことはそのまま自分達のミスも喜ばれることだから、そんなことで一喜一憂するのではなくて、自分達のリズムを崩さないようにしようということを話している。いつもは、違うチームが相手なので、どういう気持ちになるのかわからないが、自分達でミスを喜び合っていては、何も得ることがないことに気づいたのかもしれない。私は、子ども達にとても良い話し合いをしたねと話した。子ども達はすがすがしい表情をしていたように思う。私は、何か子ども達が物事の本質をわかろうとしていることをとてもうれしく思った。

 きょうも2チームに分かれての試合形式の練習を後半行った。粘りのある良い展開もあり、雰囲気は非常によかった。明日は、どういう展開になるのだろうか。何か得るものがあればいいなと思う。
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楽しい雰囲気

2008-10-16 20:55:26 | Weblog
  ここのところブログを書き込む余裕がなくなっていた。練習がない日でもできれば毎日書いていきたいと思っている。しかし、体がついていけず、早々と寝てしまったり、遅くまで仕事をするなど、ここのところ不規則な生活が続いていた。仕事の方も一段落つき、きょうは早めに練習に行くことができた。

 きょうは、5年生が宿泊学習の2日目で学校に帰ってきてからも授業を受けての練習である。練習日誌にも「疲れは」という項目に「ある」と答えている子がほとんどだった。聞くと、12時に寝た子が多いようだった。まあ、それでも早いほうかなと思う。子ども達なりにセーブしていたように思う。これも芦別でのキャンプの成果かもしれない。

 練習は、12人全員がそろったのが久しぶりである。18日は、帯広市の少年団交歓大会がある。うちのチームは、2チーム出すことにしたので、それに向けての試合形式の練習を最後の30分間行った。ポジションを大きく変更してみたが、非常に競ったいい展開だった。そして、チームとしての雰囲気をそれぞれ非常に出していて、良い練習が出来たと思う。練習日誌にある子が、きょうの練習は大満足と書いていた。そして、そのファイルを私に見せるときに「自分のプレーよりも、雰囲気がすごく楽しくて、大満足でした。」と言っていた。4年生から6年生までが混じったチームだが、一人一人ができることを一生懸命やり、ミスした人を励まし、みんな良い表情でバレーをしていた。そんな子ども達を見ていて、私も終始笑顔だった。明日もこの雰囲気でバレーができたらと思う。
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あたりまえのこと

2008-10-13 23:21:31 | Weblog
  あたりまえということは、本当はとてもあたりまえではないということ。最近、つくづくそのことを感じる。例えば、家族。妻がいて、子供がいて、親がいてとごくあたりまえことだが、これだって何かしらの犠牲や努力の上に何とかバランスが保たれていると思う。私が少年団で土、日にいないときは家族にいろいろなしわ寄せが行く。だから、私が少年団に行くのは、家族にとってはあたりまえではないのだ。また、昨日私の親と妻と子供とでハイキングに行った。親と一緒に行動すること自体久しぶりで、こうして一緒にいられるのもあとどれくらいだろうと思うと決してあたりまえではない。だからこそ、家族を大事にしなければいけないと思う。

 それから、教室や少年団の子供たちでさえ、いつもいることがあたりまえではない。けがやいろいろな事情でいられなくなることだってあり得る。だからこそ、子供といるときを大事にしなければならないと思う。
 
 一期一会、今この瞬間を大事にすること、今やらなければならないことを全力でやることが大切なんだと思う。
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今花を咲かせてどうする?

2008-10-12 21:02:07 | Weblog
  1昨日は、アイスホッケーの試合が9時からあり、帰ってくるとへとへとですぐ寝てしまった。その週はとても疲れていて、翌日は気づいたら寝ているという感じでブログを書けなかった。きょうは、家族で然別湖畔を片道2時間近く歩いて東雲湖へほとんど登山のようなハイキングだった。しかし、日頃家族とコミュニケーションをとれない日々を送っているのでいい機会だった。
 しかし、歩いている途中、考えていることはバレーのことが多かった。バレー馬鹿と言われればそれまでだが、この子をどうしようとかちょっとした時にあれこれ考えるのが癖になっているので、そういうときにもつい考えてしまう。

 金曜日の練習では、卒団した子達が全員そろって体育館に来てくれた。半年しかたっていないが、ずいぶん大人びた感じと変わっていないところが同居している感じだった。8人のうちバレーを続けているのは3人で、他はバドミントンとテニスをしている。でもそんなことは関係なく、バレーをしていると少年団でやっていたときと同じ気持ちでやっているように見えた。これが、スポーツのいいところなんだと思う。特別、言葉を交わさなくても一つのボールを追うことで気持ちが一つになれると思う。

 中学生と乱打を行ったが、子ども達はいい動きをしていたし、私は一つのプレーに対して、子どもにすぐにこうしなさいと言わずに、「どうしたらいい?」など考えさせることを徹底した。それでもすぐにはできない。でも、まず考えることが大切で、それが形になってあらわれるのはもっと先のことだと思ってやっている。
 自然体バレーの塾頭が言っている「今花を咲かせてどうするのか」などのことが頭でわかっているつもりでもできなかったことが、少しずつであるがそれがどういうことでそのために指導者はどうしなければならないのかがわかってきたように思える。まだまだであるが。
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予測をすること

2008-10-09 20:28:37 | Weblog
  ここのところブログを書くことができなかった。一つは、アイスホッケーの社会人の大会が始まったので、夜な夜な試合に出かけたり、オフィシャルに行ったりしていたため、パソコンに向かって、ブログを書く時間がなかった。私は、キーパーなので、絶対休むことができない。そのため、日頃から体調を管理しなければならない。そうやって気をつけることは大事なことだし、日頃会うことがない仲間とスポーツをすることは気分転換にもなる。しかし、次の日やその次の日まで体が重たいのはやはり年令のせいだろうか。また、明日も試合があるのでがんばらねばならない。
 それから、私が勤めている学校で実践発表会があるのでその準備に追われていることもブログを書こうという気持ちになれなかった。見通しをもってやっているのだが、なかなか片づかないのでいつも重い荷物を背負っている感じである。

 昨日の練習では、終わりの頃しかつけなかった。子ども達は乱打をしており、雰囲気よく、練習をしていた。しかし、動きの面で気になることがあったので、その都度集めて話をした。自分で次に何をしなければならないかを予測しようということを話した。難しいことだけれども、意識してほしいと思った。最近は、子ども達の様子をぼーっと眺めながら、細かいところでできているところ、できていないところを観るように心がけている。
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ウエスト優勝

2008-10-05 20:35:55 | Weblog
  きょうは、モルテン杯Bクラス大会の2日目である。結果は、
  
  男子・男女混合の部
  優勝   木野東ブレイザーズキッズ
  準優勝 帯広JJB
  3位    鹿追
  4位    札内北

  女子の部
  優勝   帯広ウエストジュニア
  準優勝 更別JVC
  3位   下音更ウイングス
  4位   本別中央ジャンプ

 Bクラスといえども、ベスト4のチームは、サーブも鋭く、レシーブも粘り強く拾い、アタックもコートに鋭く落ちている。ある程度は、バレーボールになっている。Aチームを主体に活動しているにもかかわらず、これほどまでにチームが仕上がっている。乱打などで力をつけているのだろう。

 我がチームの子達が、お母さんやお父さんと一緒に見に来ていた。ベスト4のチームの姿を目に焼き付けたと思う。いい刺激を受けてくれたらと思う。
 きょうの試合を見て、レシーブとサーブの安定感があるチームがやはり勝っている。当たり前といえば当たり前だが、今後どのように伸びていくのだろう。
 私は、私が目指すバレーを追求したいと思っている。全員がセッター、全員がアタッカー、全員がレシーバー、そして、故障させないことなどである。そして、ラインズマンなどをしっかりできることである。
 故障をさせない体作りとして、昨日の帰り際に子ども達にストレッチの重要性を訴えた。成長痛が出始めている子がいるのとレシーブの形など体がかたいが故に動きがスムーズではない子がいる。
 まだまだ目指すバレーになるまでには時間がかかるかもしれないが、子ども達を信じて、これからも指導にあたっていきたい。
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いい試合でした

2008-10-04 22:37:42 | Weblog
  きょうはモルテン杯Bクラス大会が行われた。5年生以下の今年度初の大会である。この大会に向けて、少しずつ準備を進めてきた。しかし、昨日の練習ではミスも多く、これでは試合にすらならないのではと思うほどの状態だった。
 試合会場では、相変わらず行動も遅く、狭い場所での練習で、当然動きもよくなかった。そういう状態を見て、私自身非常に冷静さを失って、りもあり、子どもに辛くあっていたように思う。

 試合前のミーティングでは、そんな自分を反省し、全てを子どもに委ねようと思った。サーブやサーブレシーブなどの技術的なことを話したが、最後はとにかく楽しみなさい、ミスをしても相手が嫌がるくらい楽しみなさいと言った。どうせ試合をやるなら、思い切り楽しんだ方がいいじゃないかと言った。子ども達は、吹っ切れたように感じた。

 試合の相手は、ウエストである。練習試合では大きく点差をつけられて負けている。攻撃も守備もよく、サーブもいい、バランスのとれたチームである。
 出だしはリードしながらも中盤の連続ミスが響き、セットを落とした。それでも、子ども達はいい顔をしていた。私も、子ども達をじっくり観ることができた。
 2セット目も出だしはいいのだが、連続ミスが響き、離されてしまったが、よく粘っていたと思う。前日の練習では考えられないような動きが多かった。子ども達は、試合後すぐに応援席に行ってあいさつをしていた。勝っても負けても同じ行動がとれるようにするということをずっと言い続けていたが、きょうは自分達で動いていた。今まではそれすらなかなかできていなかった。それだけも成長を感じる。
 
 試合後の子ども達の感想では、みんなで盛り上がって楽しくできた、という言葉が多く聞かれた。試合では、確かに負けたし、まだまだ力不足であるが、子ども達自身が納得できる試合であったことが何よりの収穫だった。
 私自身は、試合に負けるとどっと落ち込んで、なかなか気持ちが切り替えられないことが多かった。しかし、きょうの試合に関しては、私も納得できた戦いだったので、落ち込むこともなく、次からの練習が楽しみなくらい、すっきりとした気持ちである。
 明日は、ベスト4をかけた試合が繰り広げられる。シードをとったチームは今後有利になると思われる。どのチームがベスト4、そして優勝するのだろうか。楽しみである。
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気持ちの切り替え

2008-10-02 20:27:49 | Weblog
  練習日は、基本的には週3回、月、水、金にしている。それと大会前のみ木曜日も練習をしている。きょうは、土曜日に大会を控えているため、練習を行った。私が練習に遅れていくとすでに自分達でメニューを考えて練習をしている。行ったときには、「さあこいレシーブ」をしていた。2人組でお互い歩み寄って、レシーブする人は、「さあこい!」と大きな声で言いながら後ろに下がり、打つ人は「行くぞ!」と言って後ろに下がって、スパイクやフェイントをする。活気があって、自分達で楽しく練習をしている。見ていて気になった点を指摘した。それは、ミスをしたときに自分でどう考えるか、自分で原因や次にどうやればいいかを考えることを伝えた。

 チーム練習では、しっかり上げようとするあまりにも力が入っている子がいた。パフォーマンスをあげるにはいかに力を抜くか、脱力することが大きなポイントであると草野塾頭は言っている。子ども達にはとても難しいことである。力を抜けと言ってできるものではないので、違うメニューをさせた。気持ちの転換、目先を変える意味も含めてやってみた。
 子ども達には、ミスを続けないためにも気持ちの切り替えが必要だと話した。私も日々子ども達からいろいろなことを学ばせてもらっているなあと感じる。
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チーム力

2008-10-01 23:35:51 | Weblog
 きょうは、近くの学校が来てくれて練習試合を行った。先週行った練習試合から修正を加えてから、どういう状態になるか見たかった。まだ、機能していない面もみられたが、まずまずの状態は確認できた。
 先日来言っている「行動を早くすること」をきょうも何度も言った。まだやらされている状態ではあるが、気づくようになってきている子もいる。
 
 今までこのチームでずっと気になっていたことを変えるように言った。それは、相手がミスをしたときに、「ラッキー」と言ってコート中央で手を挙げて少し跳ぶことだった。相手のミスを喜ぶということは、そっくり自分達にも返ってくることと自分達のリズムを作る意味でそういう行動を変えなさいと言った。子ども達は、中央でスクラムを組んで一声かけるようにしていた。バラバラだったり、遅かったりしていたが、徐々に形になってきた。いかに自分達のリズムでバレーを行うか、そのことをもう一度確認し、一つのルーティンとして確立してほしかった。まだまだチームとして、どう戦うかというより個人の技能に頼るところが大きい。チーム力をつけることをこれからの課題にしていきたい。
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