群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(10-2) キノコは後回し キリン峠から剣ヶ峰 槍尾根を往く

2013年10月08日 | 大山と自然

平成25年10月6日   キリン峠から槍尾根登山

キリン峠から槍尾根OKとの情報を先週の山で仕入れて
きのこは後回に
今日は、文珠越え~キリン直登~槍尾根~天狗ヶ峰~剣ヶ峰~三ノ沢の山行きです。


「大山南壁と笠良原 鬼女台展望駐車場より」


「二俣山の雲海 鬼女台展望駐車場より」

蒜山高原に拡がる雲海を期待して、少し遠回りしてみましたが、
雲海を見るには時間帯が早くないと。。。
蒜山三山に立ち登る雲も良し、

廻り道してゆったり、携帯で時間得尾確認すればAM9:00近く。。。
登山には遅い時間になりました。
2週続けてのの登山で体力に不安あり、
あわてず、のんびりの登山を
心して登り初めました。


「紅葉の始まり ブナの黄金色」

 AM10:30 一汗かいても足が重い。
キリン直登の急登りに備え 少し早めに小陰でおにぎりで
一休みです。


「キリンの直登ルート」

ナナカマド 昨年に比べ、立派な実をたくさん付けています。


「キリンの壁」

今日の取り付きは、足かかりがしっかりしていて
すんなり登り切りました。


「槍沢」


「槍ヶ峰」              ←ここクリック拡大

雲の中に見え隠れする槍尾根はとっても心地よい、
青空も見え隠れ
山肌のコントラストも目に鮮やか
吹く風もさわやかです。


「雲海」

天狗ヶ峰に近づくと標高も上がり、
今日は雲が低く、雲海が眼下に拡がって
雲の上に立ちます。
風に乗って飛んでいる気分でワクワクします。


「天狗ヶ峰の下り」

天狗ヶ峰の下りは、
左右切り立ったヤセ尾根
そしてザラザラの石ころ敷き、
恐怖との戦いです。
細心の注意を払って
下山です。


「壁沢の尾根を 一瞬の閃光」


「紅葉 間近 振り子沢」

少し葉を落としたブナ林
白い幹が、日射しを浴びてクッキリ浮かび上がります。


「帰路にて 槍尾根」


「槍ヶ峰」

今日の空は透明感があり、
青空の青が濃くてとっても綺麗でした。
近づく台風が中国のPM2.5を
大山から遠ざけているのでしょうか?


「剣ヶ峰の人影」


「斜陽の三ノ沢」             ←ここクリック拡大

陽が傾き大山南壁の岩陰がクッキリと浮き出ました。

PM4:00下山
今日はのんびりゆったりの登山でしたが、体力は消耗しました。


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2 コメント

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槍ヶ峰の知られていない事実 (天空人)
2014-05-19 13:05:41
今日は。
槍ヶ峰と1692標高点の混同?についてのお知らせですのでご参考ください。

2003年の国土地理院webに1692標高点が記載された事を発端に、以前からの情報をご存じない、しかし、あくまで善良なる多くの登山者様をはじめとした情報発信等により、結果的に誤った既成事実が広まってしまいました。

地理院webでさえも1692標高点の真上に横書きで槍ヶ峰の名称を記載していた時期もありましたし、左側に縦書きの場合も一時ありました。
標高点と山名が一致しない場合があると主張する地理院でさえも、自らが記載した1692標高点に一時的にせよ惑わされていたようです。

1692m標高点峰には三ノ峰という名称がありますが、現在ではほとんど知れれておりません。

2014年3月発行の紙地図2万5千「伯耆大山」では1692標高点のドットの左側に数値1692が記載(web地図では右側、以前の紙地図には未記載)され、右側に隣接して縦書きで書かれている槍ヶ峰の名称との差別化が図られています。

ただ、一度、既成事実化してしまった情報は、この程度の事では誤情報であったと気づいてもらえないと思われます。
現地撮影映像等でも槍ヶ峰、三ノ峰1692mと正しく使い分けた情報を発信されている登山者もいらっしゃるようですが、この記事をご覧になっている皆さんや、以前からの情報をご存知の方の、積極的?なご協力がなければ難しい問題だと思われます。

更に2014年発行の最新図(こちらはwebでも)ではキリン峠の位置が、槍尾根の鉄柱(以前はキリン峠と書かれた道標だった)附近に異動され、横書きで記載されています。

ただ、遭難防止協会等が発表している、大山の名称統一の記載と、現在のところ連携がとられておらず、大変気になるところです。

槍ヶ峰の誤った既成事実化にしろ、実際のところ地元役場でも、指摘されるまで全く気づいておらず、こういった姿勢そのものが、既成事実化を野放しにしてきたとも言えるかも知れないですね。
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槍ヶ峰と1692標高点の混同 (あがらいやこと中野)
2014-05-20 22:02:38
あがやは、槍穂先の形をした峰の部分(写真撮影部分)を槍ヶ峰と認識していますが、一部記載間違いをしていましたお詫びします。(1692部分)
私の考えるところ、峠とは人が乗り越え安い鞍部でキリン沢上流部で尾根の鞍部がキリン峠にふさわしいと勝手に思い、あえて峠なしで記載しています。
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