群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(8-1) キリン峠からシモツケソウの咲く槍尾根を登る (その1)

2015年08月08日 | 大山と自然

平成27年8月2日    キリン峠からシモツケソウの咲く槍尾根を登る (その1)

今朝、暗い内に目が覚めました。
ボヤ~としていたら5時半、あわてていつもの山支度をして自宅を出ました。
相変わらず朝から蒸し暑い。
今日は、三ノ沢に車を止め文鳥水~文殊越え~キリン直登~槍尾根~天狗ヶ峰~剣ヶ峰~三ノ沢です。
大山ユートピヤ小屋周辺より標高の高い大山の尾根は
群青色の空の下でシモツケソウが満開を向かえていました。


「 降り注ぐ 光芒 」 (7:03)

光芒とは、雲の下にある程度水分があるとき、雲の切れ間からなどから降り注ぐ太陽光線が筋になって見える現象である。
光芒の降り注ぐ大山環状道路を左脇に入り
枯れた沢沿いを歩いて文殊越えへ、木谷の登山道に合流する場所からキリンの草付きに向かって登る。
 

早朝の日射しがブナの葉に当たって、緑のグランデ-ションがいっそう鮮やかに目に映ります。 (7:51)

キリン草付きの直下に付き正面の視界が開けます。
開いた視界の正面の山肌と青空、頂点脇にキリンの白い鉄柱も見えてきました。
ここまで、のんびりゆったりと歩いてきましが、
ここから急騰、あえぎながらの登りになります。 (8:14)

キリン草付き手前で藪小木に咲くクサボタン、
太陽のスポットライトに照らされ藪小木の主役です。(8:38)

藪小木の急騰を登り、キリン草付きに入りました。
オオバギホウシの青葉にダイセンオトギリソウ、シモツケソウ、コオニツリ、などなど色とりどりの見上げ見下ろす斜面です。 (9:11)


「 鮮やかだいだい ダイセンオトギリソウ 」

 緑の葉にだいだい色、良いです。
少し、満開を過ぎていたので株全体を撮るとしおれが目に付き、マクロよりです。


「 シモツケソウ キリン草付きの斜面にて 」 (9:22)

 廻りが上手くボケました。よっしゃ。。。

草付きの頂点を過ぎてキリン峠の核心部に、(9:25)
先人の後を追ってザラザラのこの斜面をよじ登りキリンの鉄柱へ。
その都度状態の変わる核心部ですが、今回は足跡がしっかりしていて安定感あり、しかし登り切るまで不安はあります。

「 キリンの白鉄柱 バックは剣が峰~弥山の大山縦走路 」 (9:53)

鉄柱について一安心。
腰お下ろしおにぎり一つ。大山を望みながゆったりました。


「 シモツケソウ主役、 ぼかしで剣ヶ峰は脇役 」 (10:01)

群青色の空が拡がれば、山や花が浮き出ます。
最高の登山日和ですが、今日も暑い。。。


「 イヨフウロウ うつろいの姉妹 」

 槍ヶ峰バックですが、なかなか上手く撮れません。。。 (10:17)

  槍尾根の花をもとめてあちこち。。。


「 青空 と 槍ヶ峰 」 (10:40)

槍尾根はシモツケソウが満開でした。
群青色が拡がる空と満開のシモツケソウ、恵まれたチャンス到来です。
目一杯槍尾根をウロウロして満足な時間をすごしました。

槍ヶ峰の直下、この草付きをよじ登り1692へ。
見上げれば、すでに下山中の人影です。 (10:56)


「 剣ヶ峰への道 1692より 」 (11:14)

 

先週、経験した天狗ヶ峰の下りを1692から見ると。 (10:19~23)
カップルの登山者が下山途中、その様子を拝見。
近頃は女性は度胸、男性は愛嬌の世の中。
やはり、女性の方が度胸がすわっていました。

 その後、天狗ヶ峰~剣ヶ峰へ(少し弥山方向へ)、三ノ沢を下山しました。
----> 次回  (その2) へ


ブロク村

にほんブログ村 地域生活ブログ 鳥取情報へ にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村