群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(1-3) 冬季閉鎖の道路を歩く(鏡ヶ成~鬼女台)

2010年01月18日 | 大山と自然

2010年1月16日

最近、天気予報に惑わされています。   
笛吹山に行こうか迷っています。
取りあえず、出かけました。


「奥大山スキー場」

沢山の車が無料駐車場に置いてありましたが、スキー場はゆったりしています。
みなさん、身支度中でしょうか。?
私は、係員に案内され駐車です。
鉛色の空を見上げて、笛吹山に行こうか思案中です。
取りあえず、カメラを持ってスキー場をうろうろしています。


「奥大山スキー場のリフトと樹氷」 
焦点距離:150mm、ISO: 100、S: 1/500、A :F9.5、+0.0EV、
DSLR-A700 + 70-300mm F4.5-5.6 G SSM、T:10:54


「烏ヶ山の白いカラス 奥大山スキー場から」       ←ここクリック拡大

真っ白な雪を被った山が、烏ヶ山です。
時折、青空が顔を出しますが、全体を覆い尽くすように大山には厚い雲が掛かっています。
笛吹山から雄大で純白の大山南壁を見上げるのをあきらめ、鏡ヶ成へ移動しました。

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 車で移動中に、今日、散策する場所を決めました。
鬼面台展望駐車場から、運良ければ大山南壁と烏ヶ山のセットが撮れるかも。。。と思い描いているのです。

行動時間がどのくらいか分かりませんが、おそらく往復4時間もあれば十分でしょう。??
冬季通行止めの道路を降り積もった雪の中、カンジキ付けて、とろとろ、ゆっくり鬼面台目指して歩き始めした。


「振り返ると、象山」
焦点距離:20mm、ISO:200、S:1/1000 、A:F9.5、+0.0EV、アドバンスオート
DSLR-A700 + DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA、T:12:52

先行の2つのスノーシューの足跡が続いています。 
だれも歩いていなっかたであろうこの道を、大自然を楽しんで蛇行しながら歩いたスノーシューの跡。
その後をたどって見返峠まで30分掛かっています。
歩き始めた鏡ヶ成を振り返って見れば、道路の先に青空の中で雪を被って横たわる象のしっぽが写りました。

雲がきれ、日射し、 木立のすき間から烏ヶ山が顔を出しました。
この近で、復路の先行のスノーシューの2人と出会い

「鬼面台まで行って来ましたか。?」

「距離がありそうなので、そこまでは行っていません。。。」

「そうですか。。。」

冬の大自然を満喫したであろう、30才前後の若いカップルでした。
そういえば、スノーシューは鏡ヶ成スキー場で借りること(料金?)が出来る事を思い出しました。


「雪の造形」       ←ここクリック拡大

斜面に純白の雪の造形です。


「擬宝珠山の樹氷」


「冬季通行止めの真っ白な道路」

スノーシューの跡が無くなり道路は一面真っ白。
鬼面台目指して、歩きます。 


                                  ←ここクリック拡大
焦点距離:16mm、ISO:200、S:1/200 、A:F22、+0.0EV、アドバンスオート
DSLR-A700 + DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA、T:14:18

鬼面台の展望駐車場がそろそろ見えて来るころかなと思いながら、ぼちぼち歩いていました。
山の切り込みを抜け見通しがよくなりふと顔を上げると、雪で埋まった道路の上に、白い台地と黒いガードレール、そして三角屋根の鬼面台の売店(冬季閉鎖中)が見えて来ました。
ここまで想像していたよりも長く感じました。


この赤白のポールが、鬼面台展望駐車場へ行くアプローチ道路 の目印です。
3月の除雪の時に路肩の目印になるのでしょうねぇ。


「風と雪の造形」

この時季、山の尾根にある鬼面台は強風に刺さられて、あちこちに風が雪の造形を創ります。 


「大きな時計」        ←ここクリック拡大   ←ここクリック拡大
焦点距離:160mm、ISO: 200、S: 1/1000、A :F9.5、+0.0EV、
DSLR-A700 + 70-300mm F4.5-5.6 G SSM、T:14:47

展望駐車所の下に拡がる牧草地で、降り積もった雪の中に現れたサークル。
牛を囲い込む柵が、まるで文字盤と指針のように8時45分を指しています。
時が止まったかのようです。 


「上蒜山の尾根 鬼面台より」
焦点距離:250mm、ISO: 200、S: 1/1000、A :F9.5、+0.0EV、
DSLR-A700 + 70-300mm F4.5-5.6 G SSM、T:14:40

ズームいっぱいにして、尾根の樹氷をねらってみましたが。。。あまい。

3:20帰路途中。
延々と歩いている私の正面に、日射しに揺れる烏ヶ山が目に飛び込んで来ました。
陽と影が次々と入れ替わり、烏ヶ山の山頂は刻々と変化していきます。


「陰陽の烏ヶ山(山頂)」           ←ここクリック拡大 
焦点距離:85mm、ISO: 200、S: 1/1500、A :F8.0、+0.0EV、
DSLR-A700 + 70-300mm F4.5-5.6 G SSM、T:15:41

4時00分 鏡ヶ成着。
日射しが傾き、白い雪がオレンジ色に染まります。
鏡ヶ成スキー場の駐車場 (駐車料無料)に止めた、我が愛車のそばで撮りました。


「西陽に照らされる、鏡ヶ成スキー場のシュプール」

延びやかな線ですねぇ。。。


焦点距離:70mm、ISO:200、S:1/1500、A :F16、+0.0EV、
DSLR-A700 + 70-300mm F4.5-5.6 G SSM、T:16:20

太陽に向かってカメラを構えるのは、人間とカメラの目にとって危険だそうですが。。。
マニヤルモードで傾く太陽に挑戦です。 


「烏ヶ山の全景 烏ヶ山展望駐車場付近より」     ←ここクリック拡大

 どんよりした真冬のグレー雲を背景に、山頂に西陽当たって、烏ヶ山はとても綺麗でした。

定点位置(三平山登山口)から、夕暮れ間近の南大山の全景です。 
露店のわた菓子しのように、ふっくらした雲が印象的でした。


「夕暮れ間の近三平山登山口」
焦点距離:300mm、ISO:400、S:1/1000、A :F5.6、+0.0EV、
DSLR-A700 + 70-300mm F4.5-5.6 G SSM、T:16:54

始めて、冬季閉鎖中の道路を鏡ヶ成スキー場から鬼面台目指して歩きました。
午後、晴れ間ものぞき、快適な散策の半日でした。

5時10分帰宅です。 

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2010年1月11日

1枚の湖面です。


「冬の湖面 大野池の湖畔」

湖畔に写る黒の山陰と、湖畔を覆う白い雪と氷。
コントラストが気に入って、1枚の貼り付けです。
湖畔右におもむきのある大山レークホテルが建っています。


ブロク村

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