群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(10-1) 涼しい秋、一の沢を登る

2009年10月05日 | 大山と自然

2009年10月4日   始めて一の沢を登る

肌寒い今朝は空き缶・ペットボトルなどなど、道路沿いに捨てられたゴミを拾う町内の一斉清掃の日です。
我が集落は橋のたもとに7時集合、179号線沿いの両脇を約500mのごみを探して20~30分ウロウロ、ゴミ置き場で分別して解散。

待ち遠しい、大山の紅葉までもうしばらく。
昨晩の雨は上がって快晴、絶好の山日和です。
肌寒い快晴の今日、日射しを遮る木々も無く、まともに日射しをうける草付きの一の沢を急登するには良い天候になりそうなので、山頂目指して始めて登ることにしました。


「江府町御机 より」
焦点距離:80mm、ISO:160、S:125 、A:F4.5、-0.5EV、AdobeRGB
DSLR-A700 + DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA、T:8:50

昔々あるところに。。。  タイムスリップしたような空間です。
大山バックの茅葺き小屋が有名な撮影スポット。 
小屋の柿の実が赤く色付き始めました。


「一の沢より大山の南壁」

今回は、下山に使う作業道を行かないで沢を詰めてみました。
大山環状道路脇に車を止め、9:15 出発です。

この堰堤は乗り越えるのが難しそうなので、斜面をよじ登り作業道に出ました。

このあたりから急斜面を登って行きます。


「・・・」

紅葉の季節の前に、木々は色んな色と形の実を着けます。


「・・・」


「フデリンドウ」

 リンドウは花の咲く時を過ぎようとしています。


「ヤマボウシの実」
焦点距離:75mm、ISO:160、S:90 、A:F13、-0.5EV、AdobeRGB
DSLR-A700 + DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA、T:11:14

赤く色付いたヤマボウシの実、クレーターが印象的です。1cmくらいの実はよく見かけますが2cmもあり、大きくて美味しそうなので2つ3つ頂きました。 少し湿ったスポンジの様な舌触り、ほんのり甘い実です。


「一の沢から大山の稜線」

 
「特徴のある烏ヶ山」

因幡・伯耆では、山(ヤマ)を山(セン)と呼んでいたようです。
大山はダイセン、烏ヶ山はカラスガセン、弥山はミセンと呼びます。


「一の沢の草付き」

草付きに出るまで藪近木に一苦労、枝が我が身に向かって来るんです。
払い分けて急登し、藪近木を抜けてやっと草付きに出ました。そして、左の稜線を上部に向かい弥山を目指します。


「弥山 より 縦走路と剣ヶ峰」
焦点距離:24mm、ISO:160、S:750 、A:F9.5、+0.0EV、AdobeRGB
DSLR-A700 + DT 16-80mm F3.5-4.5 ZA、T:12:46

途中、のんびりしましたから弥山着が12:40でした。


「縦走路と剣ヶ峰ズームアップ」

剣ヶ峰にも、槍ヶ峰にも小さな人影が見えます。 

 
「ラクダの背の附近を縦走する登山者」
焦点距離:240mm、ISO: 160、S: 1/250、A :F9.5、+0.0EV、AdobeRGB
DSLR-A700 + 70-300mm F4.5-5.6 G SSM、T:12:52

彼らはもろい斜面を下り、ラクダのこぶの上を渡ります。
私はおにぎりくわえて、どきどき・はらはらの見物です。 


「天空の人たち」

13:30 下山開始。
弥山の山小屋を後に、夏山登山道9合目の木道を下る登山者たち。
最高の天気に恵まれ、天空から下界を一望出来た今日は、最高の1日になったことでしょう。 


「大山と大山町と日本海」

 もう少し、透明度あれが最高なんですが。。。


「左 桝水原、右 大山みるくの里」

下山3:00、車のところまで てくてく 20~30分歩きました。
そして、予定より1時間早い帰宅となりました。


ブロク村

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