◎ 2014年3月27日(木) 中国が汚染対策に本腰を入れないわけ
『飢え死にするよりも喘息や毒入りの食物で死んだ方がマシ』
中国では省エネや汚染削減が政策上のスローガンにもなっていた。
経済発展一辺倒から一転して省エネ・環境問題への取り組みを掲げるように
なった。『第11次5ヵ年計画」(2006~2010)からである。「GDP当たりの
エネルギー消費量を20%削減」「主要な汚染物排出総量を10%削減」など
の目標を掲げ、政府や行政各部門はその達成義務を負うものとされていた。
前者については19、1%削減、大気汚染は物質は14,29%減となり国務
院いわく「顕著な効果を上げた」ものとなった。
しかし、数字と現実には恐ろしいほどの乖離があるのだ
大気汚染で七百万人超 死亡=「最も深刻な健康リスク」-WHO推計
微小粒子状物質「PM2・5」など大気汚染物質による発ガンリスクを5段階の危険
度のうち最高レベルに分類したと発表した。
2010年に世界で約22万3千人が大気汚染に起因する肺で死亡したとのデータ
ーを示し、ぼうこうがんのリスクを高める可能性も指摘した。
中国、都市住民77%に呼吸器異常「大気汚染」病院には大勢の子どもが診察
に来ているそうです。
戸外ではめまいや息苦しさ。 高速道路は通行止め。
北京では、大気汚染のため、外出を控えるよう呼びかけているそうです。
中国環境保護省の次官は「中国の川や地下水などへの汚染物質の排出量が
「環境の許容量をはるかに超えている」と話し、深刻な水質汚染が収まってい
ないとの見方を示した。
中国では工場や鉱山の排水が原因とみられる川や湖、地下水の汚染が深刻
化している。中国メディアは魚の大量死や、飲料水汚染によるがんの多発など
を伝えている。魚や貝類は絶滅しているのです。外洋でしか、漁はできないの
です。
韓国でも、中国からのPM2・5の大気汚染のため、健康被害で喘息患者や病
院に通っている患者が続出しているそうです。
中国や韓国では、諸々の汚染で何百万人ものガン患者になって、亡くなるだろ
うとも報じられています。
日本の九州や西日本にも、日々大気汚染が飛来しています