2014年1月2日(木) 21世紀に世界で最も急速に成長する消費者層-60才以上
の人口が15才以下の人口を上回る
超高齢化社会が世界を覆う
アベノミクスに華を添える 希望の灯 『 NO ・ 23 』
スペイン・ドイツ、日本、イタリア、ロシアでは,2050年までに、
成人の優に3分の1以上が60歳を超える。
この人口動態の地殻変動は、企業の製品や規格、店舗の設計、社員
の採用や教育訓練、キャリア形成,家族構成、コミュニティなどの考え
方に影響することは言うまでもない。
現在の社会契約、年金や健康保険制度についても本質的な再考を迫
ものだ。
医療や年金コストの上昇に加え、労働力となり納税者となる若者が減
少し政府の責任はさらに重くなる。
『高齢化社会は社会の将来の姿を劇的に変える。企業活動を通じ地域
社会の骨組みに深く関わっている我々企業にとって、高齢化社会は、
大きなビジネス機会となる。我々の責務は、高齢化する消費者が必要
とし欲する製品やサービスを手にいれるための支援をし、さらに高齢者
が社会の重要な参加者であることを認識することである』
メーカーや小売企業は、製品や販売チャンネルをこの変化に対応
させる必要がある。高齢者は、消費者として将来の重要な顧客にな
るからだけではない。世界的に定年年齢がじわじわと上昇しており、
企業の人的資源の大きな割合を占めるようになる。
高齢者の知恵や技能や労働力をいかに生かすかが問われる
社会になりつつあるのです。年寄りを労働力の担い手にしなけ
ればなりたたない社会になっているのです。年寄りをぬくぬく過
させる世の中は終わりをつげつつあるのです。
日本の企業は年に応じて、年寄りの働き口をもっと模索する必要を痛切に
感じます。年齢に応じて、給料は下がるかもしれないが、技術指導や教育
指導は出来る分野があると思います。定年によって切り捨てするのは勿体
無いのです。長年の鍛えられてきた技術や能力を海外に流出させている分
野が随分とみられます。若い夫婦の子達の教育や遊び子育ての手助けや
仕事上のアドバイスにと生涯付き合っていくつながりのある日本の姿が見ら
れます。日本の企業のあり方が、次々高齢化社会を迎える国々の模範とな
る時代を迎えているのです。このノウハウは、やがて日本の先端技術となり、
取り込む技術が世界の人類の生き方を決めるのに役に立つ時がくるのです。
地方の活性化を促す上でも、年寄りの労働力は色々な分野にあると思いま
す。たとえ、少額の給料でも、幼子の子守や地域の美化運動や、野菜の栽
培や、広報活動に、地域の巡回活動にと、駆り出す必要を感じます。死ぬま
で働く必要を感じます。遊ばし浪費する社会は孤独化を生みやがては貧困
を生み出す社会になると思います. 誰もが生きがいとつながりを求めている
のです
エパミナンダスな老人より