◎ 2014年3月17日(月) 長期保有土地 甲子園球場913個分
「宝塚新都市開発」のため先行取得した山林
将来の事業で使用する目的などで兵庫県が取得しながら不況の影響など
で未利用のままになっている「長期保有土地」が2012年度末で、約3516
ヘクタール(簿価約2566億円)と成る。甲子園球場913個分で、高砂市、
稲美町の広さに相当する。利用しなくとも、借金で取得した土地には年約
24億円の金利負担が生じるなど財政を圧迫している。
県は解消に向けた基本方針を新たに定めるとともに、庁内に対策本部を
設け利活用を図るそうです。
県がだ帰る長期保有土地、全体の62%に当たる役2190ヘクタールは、
利子負担のある借入金で取得したため、毎年24億円の金利が生じる。
新たな基本方針では、まず庁内での利活用や、地元市町への売却や貸し
付けを検討。それでも利用が見込めない場合は『民間売却を基本とする』
としている。
一方、地価が高騰したバブル期に購入した土地が多く含まれ、今後、現在
の実勢価格で売却すると、巨額の損失が発生する恐れがある。
当面の利用予定のない山林は県有環境林に位置づけて一元管理負担の
軽い県債を発行して償還時期が集中しないようにし、財政への影響を軽減
する。
県は『厳しい財政状況の中ではあるが、将来に負担を先送りしなよう行革
プランの基本方針に基づいて処理を進めたい』としている。
景気低迷で事業化のめどが立たない 『長期保有塩漬け用地』
兵庫県の皆さんでよいアイデアが出せないものでしょうか
はてなはてな老人より