アトケロ戦闘記~皮膚筋炎やらなんやら~

見た目は元気、中身は・・・。
毎日、のんびり、戦います。

リベンジ

2017-08-12 | 皮膚筋炎
今日は、「やりたいことをやる日!」と前から決めてたので、豊田市美術館に行ってきました!

数日前に新聞で、「奈良美智展」が「豊田市美術館」で開催されることを知って行こうと思ったのですが、なぜ行こう!と思ったかというと・・・

奈良美智というと、ぎょろっと睨んだような目が特徴的な女の子の絵がよく知られているかと思うのですが、好きかというとそうではなく、全く逆で、ずっと好感が持てないと思っていて、それでも見たくない、というのではなくどっかに引っかかる感じの印象はあって、ちゃんと展覧会を見れば、また印象も変わるのではないか?
という好奇心から見に行きたい!と思ったというのが1つ目の理由。

もう1つの理由は、ちょうど4年前、豊田市美術館で開催されていた「フランシス・ベーコン」の展覧会に絶対行きたい!と思っていて、夏休みに行こうと計画を立てていたのですが、ちょうどそのころ皮膚筋炎で体がおかしくなっていて、連日高熱が出ていて、それでも前日までは行くぞ!と思っていたのですが、どうにもこうにも体が無理をきかず、行って帰ってくる自信が全く持てなくて断念。
ものすごくがっかりしていたのでした。
その豊田市美術館に行くチャンス!
もちろん美術館が目的だったのではなく、フランシス・ベーコンが見たかったのですが、なんだか因縁めいたものを感じてしまいまして、これは行かねば!となったのでした。

というわけで行ってきた、というわけ。

奈良美智は、ちゃんと絵を見たのは初めてで、好きな絵もいくつかありました。
どちらかというと最近の絵よりは以前の絵の方が私には見ごたえがある気がした。
(よくない)印象が変わったか?というと実はそうでもなく、しかしより印象が深まった感じがした。
私がしっくりこない原因は、奈良美智は書いてはいけないもの(と私が思うもの。例えばナイフとか銃とか血とか)をさらっと画面の中に描いてしまうことで、それが私をざわつかせるのだと気が付きました。
ただ、絵が心に引っかかるというのは、このざわっとした感触があるからこそなのかもしれなくて、それが奈良美智が評価される理由なのかな~と思った。
おもしろいことに、記憶に残っているのはあまり良いと思わなかった最近の作品なんだな。
思った以上に深みのある絵ということなのかもしれません。
難しい絵といえば難しいと言えると思うのですが、ぱっと見はかわいい絵なのでお子様連れのご家族も多かったです。ほとんどが女の子の絵ですからね。
はたしてお子様たちの目にはどう映っていたのだろうというのは興味深い。

豊田市美術館はもちろん初めて行ったわけですが、駅から歩いて15分程度ってことだったのでテクテク歩いていきました。
道順も、丁寧すぎるほどいっぱい表示があってスマホでググらなくても迷わず行けました。
が、しかし!
美術館までの最後の道は急勾配。
足が何度も悲鳴を上げそうになりました。
しかも、筋力のない私の足・・・。
必死に上って到着!と思いきや正面玄関ではなく、さらに階段を上ってさらに降りるという、まるでアスレチック。
そんな情報はネットにはなかった・・・。
かなりの運動量になりました。
これはきっと、4年前来ていたら、たどり着けなかったと思う。
と考えると、来れるようになったってことはそれだけ元気になったってことなんだなとも思えて、来てよかった、と思いました。
とても立派な美術館で回りには遊歩道もあり大きな池もあり、今日は暑すぎたし、蚊にも刺されましたが、気候が良ければとてもくつろげる空間だなあと思いました。
坂道はキツイですが。

帰りは大須観音に寄り道してディープな世界観も楽しんできた。
プチプラショッピングを楽しんでお財布も空っぽ!
私的には招き猫とカエルのミックスという手提げ袋を購入できてウホウホ。
(迷って2回お店に行きました。)
というわけで日帰り美術鑑賞旅行を存分に楽しんで帰ってきました。

いっぱい歩いたし、暑かったので、汗をいっぱいかいて、水分もたくさんとってしまったような気がしていたので体重がえらく増えているのではないかと心配だったのですが、意外に大丈夫でした。
ホントに汗が滝のように出て、持って行ったハンカチ2枚では追いつかなくて、途中でタオルとかハンカチとかを買ってしまったのですよ。
脂肪もちょっとは燃えてるといいなあ。


ただの女の子ではないのかもしれない。
コメント
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