(通常レッスン 浪人生作品)
12月1日。2023年も残り1ヶ月です。共通テスト、実技本試験が近づいているので、教室は緊張感が高まっています。
さてとても嬉しいニュースが飛び込んできました。生徒のKさんが、"世紀のダ・ヴィンチを探せ!"高校生アートコンペティションで、入賞(短期大学部 特別賞)という快挙を達成しました。おめでとうございます。
このコンペには当校から毎年応募者がいるものの今までずっと入選止まりでした。今回初めて入賞という素晴らしい結果を得ることが出来ました。
事前にKさんからは作品や額装、梱包、発送などについての相談を受けていたので、今回の結果は僕としても喜びはひとしおです。
(通常レッスン 浪人生作品)
本日は美術コンクールについてのお話です。
全国には様々な美術コンクール(公募展)が存在しますが、どのコンクールで賞を取ったらスゴイのかは一般の方にはわからないと思います。
レベルが高いコンクールとレベルの低いコンクールの差はハッキリ言って『賞金額』です。賞金が低い又は無しの方が簡単に入選・入賞しやすく、賞金が高い方が圧倒的にレベルが高く難しいです。
今回"世紀のダ・ヴィンチを探せ!" 高校生アートコンペティションで大賞を取った場合、「学費全額免除または奨学金50,0000円」とあるように高校生を対象にしているコンペでは、全国トップクラスの賞金制度を設けています。
ダ・ヴィンチ大賞 学費全額免除(4年間)または、奨学金(500,000円)
そのため、このコンペには何ヶ月間も制作した力作が揃うので、当然作品のレベルは相当高いものになります。今年はまだわかりませんが、昨年は1852点の作品応募がありました。Kさんの賞は上位8人の中に入ります。
(対策レッスン作品 高校3年生1位 Sさん/成安造形大学特待生合格者)
(対策レッスン 高校3年生2位、高校3年生3位 現役生が上位独占)
趣味で色々な美術コンクールで入選・入賞している人がいますが、そういう人はマラソンで言うと市民ランナークラスです。
もし絵で食べていこうと思っている人がいるなら、プロランナーが沢山参戦する賞金の高い美術コンクールを目指すべきです。そこで鎬を削って得られるものは沢山あります。
僕は過去に賞金300万円と150万円のコンクールで2回大賞を受賞しています。一番を目指すなら結果を出している人にアドバイスを聞くことが近道です。もし生徒や卒業生の中で、美術コンクールに本気で挑戦しようと思っている人がいたらいつでも相談してくださいね。