あたぴぃのらくがきちょう Online

わりと徒然なるあたぴぃの日記。細かい情報ブログは目指してません、ご了承くださいませ。

昨日の「無線 LAN の混雑事情」を解説

2013-09-21 23:04:06 | デジタルな生活
まぁ、「青い方がずっと快適ですよ」という話なんですけどね。
青ってなあに?という方は昨日の日記に貼った画像をご覧ください。

「青色マーク」と「黄色マーク」、信号の強さ自体はあまり変わりません。
青色は 8ch 幅、黄色は 4ch 幅という違いはありますが、黄色を 8ch 化することも
設定によって可能なので、そこは顕著な差にはなりません。

大きな違いは「近所にある似たような帯域を使う電波があるか」という点。
青色マーク付近は見ての通りスカスカ。黄色マークは 3 つ 4 つ重なってますね。

重なっている→同じ周波数の電波を使う無線 LAN 機器が近所にいる→効率が落ちる、
簡単にいえばそんな話です。そう見ると黄色マークがいる 2.4GHz 帯はひどい状態。
実際には「13ch を使う」という設定はよろしくない (つながらない機器がある) ので
昨日の画像を踏まえると………、9~11ch あたりに逃げるしかないでしょうか。
実際にはほとんどの機器が使用する周波数を自分で決める機能を持っていまして、
この状態で黄色マークの機器で自動設定機能をオンにしたところ「9ch」を選びました。

一方の青色マーク側はどこに置いても重なりそうにない余裕っぷりです。
実際には「5.2GHz」>「5.3GHz」>「5.6GHz」の順に対応機器が減っていくので、
「5.2GHz」に余裕があるならそこに置いておくのがよい、という気もします。
(ただし屋外で使えるのは「5.6GHz」だけという制約はありますが)

最近たまにネタになる「802.11ac」という規格では現状最大で「16ch 幅」を食います。
2.4GHz 帯にそんな広さはありませんし…、で 11ac は 5GHz 帯専用の規格に。
もちろん、「混雑しすぎて最先端規格を入れてもあまり意味がない」という理由も大きく。

→「5GHz 帯が使える機器はなるべく 5GHz 帯でつなぐ」のを強くおすすめします。

実際には「5GHz 帯しか使えない機器」というのはほとんど存在しないため、
「主に 5GHz、予備で 2.4GHz」という設定をしておくのが良いでしょう。
壁が挟まったりした時に 5GHz 帯の電波は弱くなりやすいというのは確かにあるので、
5GHz 帯の電波が届かない場所に行ったら 2.4GHz 帯に切り替える、だいたいそういう感じ。

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という話を都内某所の宿屋で書いているわけですが。明日はどこかへ遊びに行くらしいよ。