秋なのに ちょっと見てみたいな~、と思わせる美術展が少ないように思いますが
こちらの展覧会は ちょっと気になりましたので 8日に友人と行って参りました。
東京駅の駅前広場は、完成した駅の写真を撮る人たちで案の定埋まっておりましたが
こちらの展覧会は 比較的 空いており ゆっくりと絵を鑑賞することができました。
正面入り口。
中庭の入口。
色がきれいだったのは 「木いちごの籠」 1761年ごろの作品。今回の看板作品。
江戸時代に描かれたとは思えないフレッシュさを感じました。木いちごの赤も鮮やかでした。
シャルダンというと中学の美術の教科書にこの「カーネーションの花瓶」が確か出ておりました。
この絵をご覧いただくとお解りになる方もいらっしゃると思います。
しかし 昨日初めて私も知りましたが、花を描いた作品はこれのみとか・・。
(下記2枚は購入した絵ハガキを写真に撮ったものです)
元気がでる絵、色が鮮やかな絵 ではなく サブタイトルにある静寂の巨匠のとおり
激しい動きがなく 静かで落ち着いた色調の絵は、私を癒してくれました。
また <久しぶりに静物画を描いてみたいな・・・>と、思わせてくれる展覧会でした。
中庭のカフェでお茶をして帰りました。
中庭は東京駅のすぐそばということを忘れさせる緑の空間です。
posted by y.nose