南部プーケット島のカロン・ビーチ周辺に有毒な海洋生物「アオミノウミウシ」が打ち上げられているとして、地元住民や旅行者に注意を呼びかけた。外国人に対しては、「ブルードラゴン(Blue Dragon)」という名で説明している。
アオミノウミウシは学術名「Glaucilla sp.」に分類され、青色の美しい外見ながら猛毒を備える。カロン・ビーチで大量に発生しているのを、保健省疾病管理局や上部アンダマン海海洋沿岸資源研究センターが確認している。
アヌクーン副報道官は、「見た目に惹かれて触れないように」とし、接触した場合は、
・すぐに陸に上がり、救急番号「1669」に通報する
・動かすことで毒が広がる恐れがあるため、患部をこすらずに安静を保つ
・家庭用の4~6%濃度の酢を患部に30秒以上かけ続ける。真水やアルコールは使用不可
さらに、ウニ、エイ、クラゲなどを含め、海洋生物への接触は重症につながる危険が高く、ビーチに行く際は長袖など肌の露出を避ける服装を着用し、雨天後の遊泳は控えるよう求めた。
詳細については、疾病管理局ホットライン「1422」への問い合わせが可能。
とてもきれいで珍しい生物です。ウミウシの一種だったんですね。
ウミウシは総体的にきれいな種が多く、前から興味がありました。
地球上の生き物でないように見えます。
こんなのが浜辺にいれば子供でなくてもつい触りたくなりますが猛毒があります。
今日のニュースではオーストラリアでもブルードラゴンが確認され、そのビーチは閉鎖されました。
そこまでの対応が必要な危険生物なのです。
ブルードラゴンは猛毒の長いカツオノエボシというクラゲを捕食するようです。
タコや貝にしてもきれいな生物には猛毒があると思っていた方がいいですね。
奇麗な女性にも毒があるのかな?