マレーシアの格安航空会社「エアアジアX」の子会社「タイ・エアアジアX社(TAAX)」は5月18日、破産裁判所に申請した会社更生手続きの適用が認められた。
同社によれば、今回の申請は債務整理の一環であり、コロナ収束後は国際路線をさらに拡充していくという。
また、7月1日に再開されるタイ(スワンナプーム)と日本(成田)を結ぶ国際線サービスには影響しないとのことだ。
6月のフライトがすべてキャンセルとなり、日本便は7月1日からと公表していますが、過去に何度も延期やキャンセルを繰り返してきたエアアジアです。
簡単には信用できませんね。
いろいろキャンペーンなどをやってはいるようですが、安さにつられて予約はまだしないほうがいいと思いますよ。(実際フライトが始まるまでは)
いろいろ情報を見ますとキャンセルされたフライトは現金返金はなく、ポイントでの還元(かなり減額されて)のようです。
とにかく今キャッシュが欲しいエアアジアなので、騙されないようにしてください。
ただ、超原油高の折、サーチャージ値上げ(すでにタイ航空は決定)も考慮すれば格安のLCCへの期待は今後も大きいので、何とか持ちこたえてほしいと思います。
JAL系ZIPAIRは順調のようですが、1社だけだといつ値上げされるか不安です。
エアアジアのような競合がいて競い合ってくれないと利用者は不安です。
コロナ前にはエアアジア対ノックスクート(すでに倒産消滅)がよい競争相手でした。
あと昨日のニュースでタイパス廃止がまだ決まりませんでした。
予想では6月20日当たりになるとみていますが、どうなるかは未定です。
タイパス承認はいたって簡単で手続に問題などはありませんが、問題はコロナ保険に加入しなければならない点です。
短期旅行者なら安くて済みますが、数か月の滞在者には結構な負担となります。
長期滞在者はクレカ付帯の海外保険は利用できません。(クレカでホテル予約もしないとだめなので)
ちなみに1年の保険加入だと69歳以下が21万円(1か月で2万円程度)、70歳以上が40万超となります。
ワクチンも3回打っていますし、あとは保険未加入でも自己責任でよいのではと思います。
しかも保険料は今年10月からさらに値上がりするようです。
3つ目の障害が日本帰国前のコロナPCR検査です。(★これが一番大きいと思います)
料金は4000B(15000円ぐらい)ですが、もしコロナ陽性だと日本へは短期旅行者でもどんな用事があろうとも帰れなくなります。
これはタイ側の問題ではなく、日本が規制をかけているのです。
陰性証明がないとタイで飛行機に搭乗できません。
こんな不安があるうちは社会人はタイ旅行はまだできないですね。
それならタイでの検査はなくし、日本の空港で検査をしてほしいです。
陽性だとしても風邪に毛が生えた程度のものでしょう。
来月から多くの国からの入国者に対し、日本の空港では検査を免除すると公表していましたが、
むしろ日本到着時の検査は無くさないで、飛行機搭乗直前の検査こそなくしてほしいと思います。
コロナ陽性になればチケットなどすべての予定が狂い、ホテル宿泊延期などお金がいくらあっても足りないように思えます。
陽性になると確か2週間以上は再度搭乗はできなかったと思います。(2週間はタイに滞在しなければならない)
短期旅行者の場合、コロナ保険も短期でしょうからもし治療費などがかかる場合、自己負担となる可能性もありますよ。
そして2週間すれば帰れるわけではなく、再度有料で検査を受け、陰性にならなければまた同じことの繰り返しとなります。
陰性になるまでこの繰り返しをしなければならないのです。
よく考えれ金と時間を無駄にし、とても恐ろしいことですよね。
コロナ感染者は帰国するなというのが日本政府の考え方です。
せめて保険加入、検査義務は重症化リスクのあるワクチン未接種者にだけ課してほしいと願います。