バンコク都内の横断歩道を渡っていた女子大生が、速度を緩めずに対向車線を逆走してきたバスにひかれるという事故が起こり、その瞬間を映した監視カメラの映像がフェイスブックに投稿された。女子大生は数メートル跳ね飛ばされたが、一命を取り留めた。
事故は6月26日午後5時半前、複数の教育機関が集まるデュシット区内のスコータイ通りで発生。
映像には、渋滞で数珠つなぎに停車したままの横断歩道を、半分渡って左側(対向車線)を確認して進む女子大生が映っている。その対向車線を路線バスが右側から速度を緩めずに走ってきて、そのまま女子大生をひいた。
路線バスが2台連なって対向車線を走っていたことから、時間帯によってバスのみ逆走が認められていた可能性もある。バスの後ろを一緒に走る車は、明らかに違反と思われる。横断歩道上にも車が停車しており、女子大生にとっては右側も見にくい状況だったことがうかがえる。
フェイスブックの投稿によると、女子大生は7月2日時点で、頭蓋骨、鎖骨、骨盤の骨折および外傷性の中耳からの出血で現在も入院中。
↓ 事故の動画
https://www.facebook.com/sunsernr/videos/2190864178014189/?rdid=uKPYcktXpkl2BujX
命にが無事で何よりですが、あまりにもひどすぎる運転です。
免許云々というよりも、タイ人の場合、身体的な条件のほか知能指数の低すぎる人間には免許を与えないという新たな法律が必要と思います。(日本でも高齢者には免許更新を厳しくしていると聞きます)
長距離バスの運転手なども同じで、アホ丸出しで大音量の音楽に自分だけノッて猛スピードでの暴走運転がタイでは当たり前です。
タイの道路は渋滞防止のためか横断歩道のあるところでも信号があるのはほんの一部です。
信号機のない横断歩道では、歩行者が車のスキを見て走って渡るか、横断待ちが大勢になるまで待って集団で渡るかの2者択一です。
「青信号 みんなで渡れば 怖くない」
歩行者がいるからと止まってくれる車は皆無です。逆に渡ろうとすると急にスピードを上げてきたり、パッシングとクラクションで「渡るな!」と言わんばかりの陰湿な行動をとるのがタイ人です。
タイでは歩行者は車も買えない貧困層、走行の障害物としか見られてなく、多くの車の運転手は歩行者を卑下しています。差別が社会に浸透したのがタイです。
歩行者優先なんて考え方はタイには微塵もありません。大きい車が最優先で、車、バイク、歩行者・自転車と道路上での地位が決まっています。ただ、最近はバイクが車と同等の権利を主張し出してきており、これが事故多発につながっています。
旅行者の方は日本の感覚で横断歩道を歩きスマホなんかで歩いていたら、事故に遭った女子大生のようにひき殺されかねません。
タイでは横断歩道は何度も左右確認の上全力で走って渡りましょう。健常者でもこういう状態ですので、障害者は横断はもちろん歩道ですらまともに移動できないと思います。(歩道にはバイクが走り、穴ぼこだらけの上、高圧電線も垂れ下がっています)
歩道にはバイクが常に我が者顔で走っています。まあ日本の歩道も自転車が遠慮なく走っていますのでタイと大差はありませんか・・