タイ企業が正社員雇用を減らし、パートタイムや契約労働へ移行する傾向が強まっている。
2022年に6%だった非正規比率は、2024年には42%に急増、契約・臨時雇用も28%に達している。こうした流れは所得安定や法的権利の保護に重大なリスクをもたらす。
タイには約38万8000人の外国人労働者が労働許可を更新しておらず、特に建設・製造・農業分野で人手不足が深刻化。カンボジア政府の帰国命令も加わり、労働需給は一層逼迫している。政府はスリランカ、ネパール、フィリピンなどからの新規受け入れを決定したが、効果は限定的。
第2四半期の失業率は0.91%と低水準を維持しているが、就業意欲を失った「潜在的失業者」は210万人に増加した。安全対策や労働災害補償の課題も残っており、労働環境全体に不安が広がっている。
うちの娘が今年大学を卒業しましたが、公務員はもちろん希望企業への就職も非常に困難で、臨時的に学生時代のバイト先に籍を置いています。
娘の同級生もほとんど同じ状態で、中には10社以上面接をしてすべて断られた人もいるようです。
多くの企業では大卒を取らなくなっています。
これは給料が高いからで逆に低賃金で採用できる高卒や中卒は引っ張りダコのようです。
企業は目先の損得しか見ていないようで、低学歴の社員が増えれば企業の質の低下は避けられません。
現にサービス業の多くでは低学歴社員による質の悪いサービスに多くの客が不満を抱きだしています。
勤務中大声で会話し、客に気を使おうともしない。釣銭を故意に間違える。など書きだしたらキリがないほどあります。
低学歴者にも優秀な人間はいますが、多くはそうではありません。
政府がどんどん最低賃金を上げるため、多くの企業はさらに低賃金で雇用できる人間を優先して入れています。
また、先般の戦争でカンボジア人の多くがタイから帰国(カンボジアのフンセンが帰国しないと不動産を没収し、国籍をはく奪すると脅しているため)したため、工事現場などの労働力が極端に下がっているようです。
タイの労働環境はどんどん悪くなっている気がします。
日本の闇バイトどもを連れてきて、タイの工事現場でタダ同然で牛馬のごとく働かせたらどうですかね?
少しは世の中のためになることをしろと言いたいです。