タイ労働省は2025年6月17日、全国の一部地域・業種を対象に最低賃金を1日あたり400バーツへ引き上げると発表しました。新しい賃金は2025年7月1日から適用される予定です
バンコク都内:すべての業種で最低賃金を日額400バーツに引き上げ
地方部:以下の業種で400バーツを適用
・2つ星以上、または50室以上のホテル
・ホテル内に飲食施設を併設する事業所
・カラオケやラウンジなど「サービス業法」に基づく施設
またタイの物価が上がります。
これ以上上がればタイの最大魅力である物価が安いという点は消滅します。
いやもうすでに消滅しています。
現在でもモノによっては日本より高くなっています。
例えば回転ずし、タイと日本のスシローを比較すると、先般の大阪旅行では3回行きましたが、日本だと毎回大体3500円程度(3人で)、これがタイだと大体1500B(約6800円)にもなります。約2倍タイの方が高くなっています。
タイのダイソーは関税もあり60B(270円)均一です。
タイ人にとっても給料は上がりますが、それ以上に物価が上がれば実際はマイナスになります。
バンコク以外は特定業種のみの賃金UPではありますが、間違いなくほとんどの企業で便乗値上げがされます。早ければ明日からでも上がると思います。
物価の安さでタイへの長期滞在をお考えの方は、残念ですが日本より高い(今後の上昇などを考えても)とご判断ください。
屋台のタイ料理だけで大丈夫な人はそこそこメリットはありますが。レストランや日本料理しかダメだという人は間違いなく食費は日本以上にかかります。すべての日本食材は日本の2~3倍以上の価格です。
タイの物価が魅力だったのはもう過去のことで、今後はシンガポールや香港のような物価高の国へと変貌していくのでしょう。
タイの生き物
車から撮影しています。
水オオトカゲの子供です。雑食で魚、小動物や鳥など何でもよく食べます。
すぐに大きくワニのようになります。大きいので体長1.5~2Mぐらいです。
人を襲うことはまずありませんが、先日道路に遺棄した人の赤ちゃんが彼らにより食べられたそうです。
毒はありませんが鉄のような爪が危険です。壁でも平気で何メートルもよじ登ってきます。
雑菌がすごいので絶対触れてはいけません。感染症の原因となります。
タイ語では「ドアグンドアトーン」(金と銀の体)と呼ばれて、彼らに遭遇すると幸運をもたらすとされています。