三日月ノート

日々の出来事を気ままに。

コッチを見てる

2018年08月15日 17時13分11秒 | リンとまくる
「ねこのきもち」についてきた付録。
段ボールに穴があいているだけのものなのですが、まくるがどうも気に入ったようです。







どっちが覗いて、どっちが覗かれているのでしょうか。

フリーランスは何でも屋

2018年08月13日 11時21分47秒 | 仕事
思い起こせば、若い頃は自分が何をやりたいとか、どんな仕事をしたいとか、そんなことは全くわからなかったように思います。

今、在宅(フリーランス)で薬事申請と翻訳を細々とですがやっていますが、全くこんな状況は想像できませんでした。

それでもこうして独立してやっていくと、当たり前ですが、フリーランスは自分の本業以外のこともできないと難しいなと思うことが度々あります。

営業、マーケティング、経理、法務、庶務、ITなどなど。
受注した時の工数の見積は(特に薬事申請の場合)想定外のことが発生したときの事も含めて見積や契約書に記載しておかないと、大損をしたり後々トラブルになったりしますので、会社員時代の経験はとても貴重です。

経理面では、昔、簿記の勉強をしていたことが役に立っています。
今は会計ソフトが進化しているので、それほど簿記の知識はなくても複式簿記での管理ができるようですが、やはり勉強しておいてよかったなと感じます。

PCの知識も当然あったほうがいいですよね。というか、知識がなくて一番困るのはココかもしれません。
何かトラブルがあると必死でWeb検索しています。丁寧にブログで説明して下さるかたには頭が下がります。


さて、我が家のネコ様たちですが、リンは時々オナカが空いているわけでもないのに部屋に私を呼びに来ます。

何の用事かさっぱりわからないのですが、もしかしたら、「そんな寒い部屋にずっといたら、クーラー病になるわよ!」と部屋から誘い出してくれているのかな?と思い始めました。


甘えん坊ワガママなまくるも元気です。

病院嫌い

2018年08月11日 11時24分31秒 | リンとまくる

昨日は年に1回のワクチン接種の日で、今回はまくる。
さすがに昨日の夜はいつもより元気がなかった気がします。

行きも帰りも車の中でミャオミャオと鳴き続け、声が涸れちゃうんじゃないかと思うほど。
可哀想でした・・・。

でも、病院ではおとなしく、ついでに爪も切ってもらいました。


今日はなぜかプリンター用紙の上に陣取っています。
まくるは「高いところ派」です。


9月にはリンのワクチンです。


何やら予感がするのでしょうか。
今日も美人さんです。

ところで、先日購入したコンデジはとても使いやすく、買って正解でした!!

カメラのクセがわかると、予め露出補正もしやすいのでいいですね。
それに、G7XはUIがフィルムカメラに近いように思います。

特に手元のダイヤルで撮影モードや露出補正の操作、ズームをレンズ側で操作するのは以前に使用していたBessaに似ているので、戸惑うことが少ないのでとても操作しやすいです。

贅沢を言えば、シャッターボタンと操作切換ダイヤルの位置が逆のほうが良かったなぁ。
一度、全然シャッターが切れん!!と思っていたら、操作切換ダイヤルを押してました・・・。

【読了】降霊会の夜/浅田次郎

2018年08月08日 10時23分17秒 | 書籍

久しぶりの「途中でやめられなくなる小説」でした。

ひょんな事から生者と死者の魂(霊)を呼ぶ「降霊会」に招かれ、ずっとわだかまっていた人と語り合うというお話しです。

「イタコ」みたいなものですが、ホストの女性3名と主人公がテーブルで輪になって手を繋いで魂を呼び、4名のうちの誰かに魂が憑依して話をするというスタイル。

自分が呼びたい魂が来るとは限らず、別の「知っている人」の魂が来ることもあるし、降霊する魂は一度に数名になることも。

登場人物一人一人の繊細な心の動き、他者との関わりの中で生まれる身勝手さと罪の意識、それを認めたくない自分の心などが丁寧に描写され、読んでいるほうも苦しくなるほど。
最後まで引き込まれるように読み進めてしまいました。

人生において誰かと関わる以上、関わった時間の長短にかかわらず必ず互いの人生に何らかの痕跡は残るもので、相手を傷つけてしまったときには同時に自分の心も傷つき、和解するまでその傷は残り続ける。

自分が「降霊会」に参加できるなら誰を呼びたいだろう。
ふと考えてしまいました。

いやぁ、小説って、ホントにいいもんですね。
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『降霊会の夜』
浅田次郎/朝日文庫

【読了】教誨師

2018年08月06日 11時26分53秒 | 書籍
長い間教誨師を務めていた浄土真宗の僧侶「渡邉」と、刑務所の関係者へのインタビューを元に執筆されたノンフィクションです。

死刑制度についてだけでなく、罪とは何なのか、人が人を罰するということは何なのかを深く考えさせられる作品でした。

そして「死刑」という制度がある以上、死刑囚だけではなく刑務官や教誨師など、それに直接関わる人たちの心にも多くの深い傷を与えるという事は見逃せないと思います。

死刑制度をどうすべきかはもっと議論されなければならないと思いますし、そのためにはこの本に書かれているような事柄、犯人が罪を犯すまでのさまざまな経緯、罪を犯してしまった背景、死刑が確定してからの死刑囚の心の動き、死刑に関わる全ての人の苦しみを、まずは知ることが大切だと思います。

そういった点で本書は、死刑廃止、存続、いずれの立場の人にとっても有益な内容であると思います。


この記事は2000年の新聞です。その頃、気になる記事を色々スクラップにしていたのですが、今でも心に残っている記事の一つです。
本書を読んでふと思い出し、引っ張り出してしまいました。

人は、死をもってしか償えないものはあるのでしょうか。
人が、死をもって償えるものはあるのでしょうか。

とても重たい問いだと思いますが、真剣に考えるべき問いでもあると思います。
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『教誨師』
堀川惠子 著
講談社 Kindle版