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元年、5・12、人と神※2
[汝、病むが故に、我もまた病む]
先日のテレビの『新日本風土記』は、伊豆地方が、特集されました。
その時に『伊豆の踊り子、川端康成氏』も紹介されました。この方は、有名な無口で、奥さんと滅多に話をしなかった人と言われています。ノーベル文学賞を頂きました。
『三島由紀夫氏が、市ヶ谷の駐屯地』で、立てこもり、いのちをたったあと、自身も2年後に、後を追うように、命をたちました。
このいきさつはNHKの番組で紹介され、『川端康成氏』も、過去に祖父母、母親が続けて亡くなっていました。それぞれが、『心にトラウマを抱え、病んでいました。』しかも、それを胸の奥深くしまい、人生の幕引いています。『病んでいるのは、ひとりだけ?』有名人だけではないでしょう。
社会的には名をあげ、立派な仕事を残し、素晴らしいことです。しかし、『どれほど妻子を思い、感謝の思いを表してきたのでしょうか?』『三島由紀夫氏』に『君は若いから、私に今回は譲れ』と手紙を書いたとあります。
その後、『三島由紀夫氏』は、思想的活動も始めます。その心の奥には、ノーベル賞に匹敵するだけの本が書けなくなり、書いたものが売れなくなったようです。そして、もうひとつの原因は、『大江健三郎氏』の登場があります。彼の書いたものが、時流に乗り始めたのです。
善隣の道の外を歩くと、先の見えない苦悩があります。
しかし道の中にいれば、『私の心が病むとは』『見守る神もまた、一緒に病んでいる』ことが、わかるようになります。『私の苦悩は、家族の苦悩』でもあります。そして、『神もなんとかして、悟ってくれないか?』と、『神もまた、偕に病み、』『家族も、あなた同様、病んでいる』病んでいるのは、ひとりではない、家族に目を向けよ、です。その慈悲に応え、笑顔と優しい言葉の飛び交う家作りに、励もうではありませんか。
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