天地公道(人生の処方箋)

私達人も天地自然に生かされて、
人力を尽くし、自分の運命を切り開きましょう!

8/6 続き

2018-08-10 08:19:34 | 沿革
今日は西、明日は東と~

遍路の旅によって、幸福不幸の生まれ處は、《心と生活の、心身相関にあるのでは?》と仮説を立てられていた御神尊様の思いは、確信にかわっていかれました。

ところで、遍路で困ることは今夜の宿でした。
御神尊様は、泊まるところ、とまらせてくれるところ。があるだろうか?
毎朝は、その心配から始まるのです。

昭和の始め、政情騒然、(せいじょう、そうぜん)経済も格差が大きく、貧しく仕事のない人が多いうえに、医療も行き届かなく。

貧しさ病になく人々は、四国の方の信仰心を頼りに、渡ってきました。

一説に、四国は死国といわれたものです。
難病に苦しむ人は、遍路で人生の終わりを迎えました。とくに悲惨な病はハンセン病。

ハンセン病のはほとんどが、家族で遍路をしますが、山中深くハンセン病の遍路道がありました。

村人の暖かい心で食事にありつき、あるいは石を投げられて、親子ともども死に行く姿がありました。

御神尊様は、そこに人生苦悩のどん底を見たのです。

そしていつの間にか御神尊様は、現在でいえば、ホームレスのような姿におちぶれていきました。

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