
令和3年10月22日人生の処方箋
[人間の合掌は霊性のあらわれ]ライン日記
オーストリアのウイーンで活動するピアノの調律師がいます。
ピアニストが調律で、こんなキレイな音では幅が狭い表現も深みがないと、汚い音からキレイな音まであってこそ、旋律に深みが生まれるといわれます。
私たちは考えてみれば、長所も短所も併せ持ち、その時々の相手を見る自分の物差し次第です。相手もそのように心を働かせます。それぞれがピアノの清音から濁音まで抱えているのです。
相手を自分流に変えようと、思えば摩擦が起こります。しかしなかには、平然と清濁併せのむ人がいます。
このような人に、私は霊性を感じるものです。どんな個性の人とも交わる心の持ち主に、合掌の心に霊性を感じるものです。やります!
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