毎年今頃の時期のなると 珍しい貴重な日本酒や焼酎が我が家に送られてくる。
「お正月に親父さんに飲ませてあげて下さい!」とのメッセージ付きである。
Sさんとはもう15年以上のお付き合いになる。 お会いした当時は一部上場企業の部長さんであった。 以前の勤め先のお取引先とゆうことで お付き合いしていたのであるが私がその会社をリストラされ Sさんも定年退職された後もずっとお付き合いは続いている。
Sさんは大先輩 もう七十歳をとうに越えられていらっしゃるが まだまだ現役 ご自分でご商売をバリバリとこなされている。
Sさんと私の「つながり」になっているのが「コシヒカリ」である。 私の米は最高に旨いと言って毎年欠かさず注文を下さるのである。
そして 買っていただいているのに つまりお客様でありながらこうやってお歳暮をお送りくださるのだ。
本当にありがたいことである!
たびたび記事にしているが現状の稲作農家は非常に厳しい現実ではあるが 時にはお金では買えない大きな喜びを頂くこともあるのだ。
私の米が旨いと言って 待っていてくださる方がいらっしゃる以上 何とか米つくりを続けて行きたいと思っているのである。
今回頂いた お酒は青森は西田酒造店の『田酒』である。
米麹の芳醇な香りと後味のスッキリとした旨い酒である。