面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

床(ゆか)で見た夢

2008年09月18日 | Weblog
 片山がソファーを移動して絨毯を敷いてくれたので、久しぶりに床で寝ることが出来た。が、ボテ箱の詰まった奥の押入れから布団を出すことが出来ず、タオルケットとバスタオルを重ねて敷いて布団代わりに寝ることになった。椅子やソファーと違うのは手足を伸ばせることぐらいだが、精神的には随分楽だった。

 だからという訳でもないだろうが、珍しく楽しい夢を見た。数十年もやわらかいベッドに寝ていたので、絨毯を敷いたとはいえ、床にタオルケットでは流石に骨身にこたえた。悪夢にうなされるかと思ったら、顔もほころぶ夢だったので目覚めも心地よかった。  

 先日Y嬢に「面白い話を作りますね」と言われた話を書いたが、インドネシアの友人の話は本当に事実である。僕のブログは「夢より不思議」なのだ。そう言うと、Y嬢は、つぶらな瞳を見開いて口を半開きにして僕を見つめた。本人は無意識なのだろうが、その表情は男心を鷲づかみみにする魔性のアイテムだ。僕がもう20ねん若かったら、彼女の底なし沼に溺れていただろう。勿論、そんな思いは胸にしまってモナカを頬張ったのであった。

 劇団双数姉妹の浅田よりこ嬢が乃木坂コレドシアターで、男性2人を相手に3人芝居に挑戦する(11月7日~11日)。昨日、そのチラシをもらったことと、片山とコレドでやりたいね、と話したことが重なって見た夢に違いない。あまりに嬉しい夢なので、誰にも語らず胸に秘めて置くことにする。実現したら、いつか夢で見た、と、明かそう。

 「私ね、ハイジと踊ってる夢を見たの」車椅子のクララが楽しそうに語る夢の話に、「正夢になるといいわね」クララの祖母がハンカチを目にあてながら優しく微笑む。ミュージカル「アルプスの少女ハイジとクララのワンシーンである。ラストシーンは、アルプスにハイジを訪ねて来たクララが車椅子から立ち上がり、皆で歌い踊る。

 アルプスに抱かれて     
作詞・朝倉 薫
作曲・神津裕之

 太陽の微笑がアルプスの風になる
 金色の微笑みに草や花が歌いだす
 緑の絨毯に寝転んで空を見よう
 アルプスに抱かれて風の歌を聴こう
 山を越え谷を渡り
 草の匂い つれてくるよ
 太陽の微笑みはアルプスにそよぐ風

 僕らはいつでも地球に抱かれている。決して忘れてはならないことのひとつである。やわらかいベッドも固い床も、すべては地球の上にある。

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