面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

忘れていた痛み

2007年11月09日 | Weblog
 身体の傷なら癒せるが心の傷は癒せない…という流行歌があるが、嘘っぱちもはなはだしい。癒せない身体の傷だって、傷を負った人の数だけ無数に存在する。何を怒っているかというと、少年時代からことごとく怪我でスポーツを断念してきた僕の身体は古傷の倉庫で、忘れていた古傷を思わず引っ張り出してしまった自分の迂闊さにである。

 千鳥町での稽古が終わり、迎えに来てくれた劇団制作のS君と深夜レストランで今まで新春公演の打ち合わせをしていたが、膝の痛みが治まらない。今日は11時から、国立劇場の稽古場で最後のおさらいだというのに、なんてこったい!と、いう状況です。そういえば、今日は安達竹彦、司亮のコンビでセロ弾きのゴーシュが本厚木の小学校で公演される日だった。観に行きたかったが、稽古では仕方がない。

 12日、午後3時、国立劇場で踊ります。時間は待ってくれませんが、僕は皆様のお越しを待っています。是非、楽屋にもお立ちより下さいませ。チケットは朝倉受け付けでお願いしますね。13時半開場です。