あさ吉、デンマーク人にお稽古をする

本日、デンマークのコメディアン、ヤン・ギンベアさんに
英語落語のお稽古をしました。
浴衣の着方、おじぎの仕方、お稽古の時は座布団を使わない作法など
本当のプロフェッショナル仕様のお稽古をさせていただきました。

デンマークのテレビ局が撮影に来てはりまして、
僕がお稽古しているところをずっとカメラに収めております。
ですから、桂あさ吉初のデンマークテレビ界進出！ということになります。
デンマークのコメディアン、ヤン・ギンベアさんの第一印象は、
まず大きい！肩幅も広く胸板も厚くほとんどレスラーでした。
"Nice to meet you."といって握手をした時の力強さにはびっくりしました。
若干、指がボキッ、っと鳴りました。

お稽古に入ると、みかけとは裏腹に大変やわらかな感じの話し方をする方で
そのギャップが大変ユニークでした。
コメディアンというだけあって、やはり表現力が豊かで
サービス精神もあり、僕が事前にファックスで送っていた小噺を
自分なりの表現方法でじょうずに演じてはりました。

明日は１０分くらいのステージをしてください、とお願いしたら、
１０分は長すぎるよ、と最初は言っていたのですが、
最終的には、デンマークの小噺も交えてやってみますとＯＫしてくれました。
彼は、デンマークの小噺を３つほど用意しているとのことでした。
披露してもらったのですが、そのうちの一つはちょっとブラックすぎて
そしてエロな面が大変あったので、
「それはやめたほうがいい！」と心から止めました。
でもほかに、とても面白いものがあったので、それを披露するように勧めました。

ヤン・ギンベアさん、明日は頑張ってください！

ちなみに明日ＥＣＣアーティストカレッジ梅田校にて夜7時から
ヤン・ギンベアさんと桂あさ吉の英語落語を見ることができます。
予約が必要ですが無料ですので興味のある方はお問合せ下さい。
(０１２０－９８８－０６２）

３月のあさ吉出演情報！

●３月１３日(月)
「桂吉朝追善　吉朝一門会」　　
時間： 18時 30分 ～
場所：東京・国立演芸場
　　　地下鉄有楽町線「永田町」徒歩10分
入場料：￥3000

あさ吉「高津の富」、よね吉「七段目」、しん吉「牛乳時代」(中島らも・作)、佐ん吉「狸の賽」、
吉弥、吉坊、吉の丞。
トーク「桂吉朝と七人の弟子あり。

問：米朝事務所03-3412-2585　※2/6(月)受付開始

●３月１４日(火)
「月亭八天芸暦20周年記念10日間連続ライブ～ALL THAT HATTEN～五日目」
時間： 19時 00分 ～ 　
場所：ワッハ上方4階・上方亭
　　　(地下鉄「なんば」徒歩5分)
入場料：￥2000/来場回数×￥100割引あり

八天「時うどん」「猫の忠信」、あさ吉、ちょうば。

問：英知プロジェクト06-6956-8810

●３月１５日(水)
「桂米朝一門 いたみ寄席～座敷で楽しむ生落語～」
時間： 18時 30分 ～ 　
場所：伊丹市・いたみホール4階大和室
　　　(阪急伊丹線「伊丹」徒歩3分)
入場料：前￥1800・当￥2000/先着90名

ひろば、都んぼ、あさ吉、米平、こごろう、雀松。(出演順)　

問＆チケット発売：いたみホール072-778-8788　※1/12(木)発売


●３月１９日(日)
「あがき～あがき前線北上中。～」
時間： 14時 00分 ～ 　
場所：ワッハ上方7階・レッスンルーム
　　　(地下鉄「なんば」徒歩5分)
入場料：予約￥1200・当￥1500

歌々志、あさ吉、佐ん吉。

問＆予約：実行委員会090-2352-9542　

シンガポールで大阪をＰＲ

先日、シンガポールで仕事をしてきました。
シンガポールの旅行会社の方々50名ほど集まっているレセプションで
大阪のＰＲを含めた高座を２５分ほどつとめました。

まず笛を一曲吹いて、
大阪はおいしい食べ物が沢山あり、人情の深い町だということをＰＲし、
中でも大阪のうどんは大変おいしいです、と
大阪のうどんを薦め、「時うどん」を英語で披露しました。
日本で「時うどん」を演じる時と受けるところは
だいたい同じなのですが、
シンガポールの方はほんとに大きな声で笑うので
自分がうまくなったんじゃないかと錯覚に陥ります。
終わった後の拍手も僕が高座からおりてからもしばらくなりやまず、
海外のノリの良さを感じました。

ホテルの部屋は３０階の角部屋で大変眺めが良かったので、
写真を何枚も撮りました。そのうちの一枚をご紹介します。

2/25(土)あべの寄席

★あべの寄席　　
★時間： 16時 00分 ～ 　
★場所：あべのアポロ6階・アポロホール(JR・地下鉄「天王寺」すぐ)
★前売り￥800・当日￥1000

★出演：雀々、団朝、あさ吉、雀五郎。

問：あべのルシアス 06-6632-4555　
前売：あべのルシアス1階インフォメーションにて発売

2/24(金)平成紅梅亭「桂吉朝追善落語会」

読売テレビ　平成紅梅亭「桂吉朝追善落語会」

日 時：２月２４日（金）開場：午後６時　開演：午後６時３０分
放 送：３月中旬
会 場：読売テレビ　第３スタジオ
出 演：桂米朝　笑福亭松喬　 桂あさ吉　他

官製はがきに住所・氏名・年齢を明記の上、下記の宛先までご応募ください。
抽選でペア９０組の方をご招待いたします。
なお当選者の発表は入場整理券の発送をもってかえさせていただきます。
締め切り：２月１６日必着

宛 先：〒530-8055　読売テレビ　平成紅梅亭問い合わせ先：06-6947-2324

2/9(木)桂米朝落語研究会

★落語会／桂米朝落語研究会
★時間： 18時 00分 ～ 　
★場所：京都市・安井金比羅会館(京阪「四条」徒歩10分)
★入場料：一般￥1500・会員￥1200/当日のみ
★出演：吉の丞「狸の賽」
　　　　雀太「ふぐ鍋」
　　　　しん吉「初天神」
　　　　団朝「国定忠治」
　　　　小米朝「かぜうどん」
　　　　あさ吉「つる」
　　　　米二「正月丁稚」
　　　　米平「はてなの茶碗」
　　　　(出演順)

★問：米朝事務所06-6365-8281

能管よみがえる！

こないだ修理に出していた能管が帰ってきました。

実はこれはうちの師匠の能管だったのですが、僕が譲り受けました。
ところが、はしっこのほうに小さなヒビが入っていることが分かり、
このヒビが広がるのが怖かったのですぐに修理に出したというわけなのです。

能管というのは、作るのにすごく手間がかかっていて、
スス竹という材料を使って、専門の職人の方が一本一本精魂を込めて作った、
本当に価値のあるものなんです。
僕は「この笛を生涯大事に吹いていきたいので、よろしくお願いします。」
と言って、職人さんにお預けしました。
その職人さんはうちの師匠の大ファンだったということで、
京都の会にはちょいちょい顔を出していたとのことでした。

笛は見事によみがえり、ヒビはきれいに直っていました。
今回の写真は、その、能管です。ご覧下さい。

デンマークのコメディアン、ヤン・ギンベア氏来日

デンマークのコメディアン、ヤン・ギンベア氏（ＨＰ）
が、日本へ渡り様々な職業を体験しながら
日本の文化、日本人の価値観を紹介するという趣旨の
デンマークの番組の中で、わたくし桂あさ吉が
彼に英語落語を教えることになりました。
なかなか短期間では落語を身につけることは不可能なので
短い英語の小噺をお稽古することにしました。
(ヤン・ギンベア氏は４月５日放送予定のＮＨＫの番組
『クールジャパン・発掘！かっこいいニッポン』への出演も決まっているそうです。)
せっかく小噺を覚えても、発表する場がないと
教えたほうも張り合いがないというものです。
落語はお客さんの前でやってこそ落語であり、
お客さんと一緒に作っていくものだと思っております。

そこで、彼にＥＣＣアーティストカレッジ梅田校の英語落語教室の説明会に
出ていただくことにしました。
ＥＣＣアーティストカレッジの７Ｆには芸能ホールがあり、そこには、
高座、屏風、見台などがちゃんと揃っています。
キャパシティーも、６０人くらいで満員になるという、
落語にはちょうどいい環境です。
是非、ここで、デンマークのコメディアン、ヤンギンベア氏に
お稽古の成果を披露していただき、
落語会の雰囲気を味わってもらえたらと思っております。

というわけで、このブログをご覧の皆様、
彼の晴れ舞台に足を運んでいただけたら幸いです！
わたくし桂あさ吉も、この日は英語落語をやらせていただきます。
あくまで、ＥＣＣ英語落語教室の説明会なので、
必ず予約が必要です。説明会は無料です。
(もちろん、説明会の後、講座を受講するかしないかは自由です・・・)
当日はテレビカメラが入りますが、ご了承下さい。

日時・場所などは下記の通りです。

★2006年4月開講ＥＣＣ英語落語教室　説明会
日時：2006年２月２１日(火)　１９：００～２１：００
場所：ＥＣＣアーティストカレッジ梅田校(〒530-0015　大阪市北区中崎西2-1-6)
　　　地下鉄谷町線中崎町駅4番出口より徒歩３分
　　　各線梅田駅より徒歩１０分
問合せ：０１２０－９８８－０６２(通話無料）

※必ず予約してください
　場所などはコチラ↓のホームページでご確認下さい
ＥＣＣ英語落語教室ＨＰ

内容：　桂あさ吉　英語落語(おたのしみ)
　　　　ゲスト　ヤン・ギンベア　英語小噺(おたのしみ)
　　　　４月開講英語落語講座の説明

ちなみに、ヤン・ギンベア氏は身長が１９４ｃｍあります！北欧の方では普通だそうです・・・

金目鯛。

三味線のお稽古の帰りに阪急百貨店の地下をぶらぶらしました。
僕は百貨店の地下食品売り場をぶらぶらするのが好きです。
百貨店それぞれ力を入れている部門が違っていて、見ていて飽きのこない空間です。
その日目についたのが、鮮魚売り場に出ていた金目鯛。
３０センチ弱の金目鯛が７８０円で売っていました。
大きな目が透き通っていて、「俺を買ってくれオーラ」が出ていました。
料理に応じて、その場でさばいてくれるというので
「煮付け用にお願いします」と言ったら、はらわたを出して、うろこをふいてくれました。
「半分に切りますか」と聞いてきましたが、
「いえ、そのままでいいです」と言って、持って帰ってきました。

もう一つ僕の目にとまったのが、野菜売り場の「下仁田ねぎ」。
直感で、このねぎと金目鯛は合う！と思いました。

帰ってきてから、金目鯛を二枚におろし、骨付きの方はねぎと一緒に煮物にして、
半身の方は塩焼き、
頭はかぶと割りにして、潮汁にしました。やっぱり魚は一匹まるまま買うとお得です。
何よりおいしいし。

今回は、その、金目鯛の料理の写真を載せました。

春から英語落語講座始まるよ

今日、千里中央の読売文化センターへ行ってきました。
実は今年の春から開講の「英語落語講座」で講師を務めることになりました。
今日はそのための、写真撮影でした。
読売文化センターの講座案内の冊子に大きく載せていただけるということなのです。

枝雀師匠と一緒に二人三脚で英語落語の発展に貢献して来られた山本正昭先生が
昨年１２月に亡くなられ、僕としましては、山本先生にお世話になった分、
これからも英語落語の為に多少なりとも、できることをやらせていただきたいと
思っております。
そういった思いもあって、今回お引き受けしました。

そして、梅田のＥＣＣアーティストカレッジでも、
４月から英語落語の講座をさせていただきます。
こちらは、桂かい枝くんとの兼任講師です。

僕は英語力はまだまだ未熟なのですが、何十回もの海外公演で得た経験や
プロの落語家としてのノウハウを生かして英語落語というパフォーマンスを
広めていきたいと思っております。

興味のある方は、読売文化センター、またはＥＣＣアーティストカレッジ梅田校へ
ご連絡下さい。
　　↓
読売文化センター　０６－６８３３－５０３１
ＥＣＣアーティストカレッジ　０６－６３６１－１４４７