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能管よみがえる!

2006年02月08日 | 落語・仕事のこと
こないだ修理に出していた能管が帰ってきました。

実はこれはうちの師匠の能管だったのですが、僕が譲り受けました。
ところが、はしっこのほうに小さなヒビが入っていることが分かり、
このヒビが広がるのが怖かったのですぐに修理に出したというわけなのです。

能管というのは、作るのにすごく手間がかかっていて、
スス竹という材料を使って、専門の職人の方が一本一本精魂を込めて作った、
本当に価値のあるものなんです。
僕は「この笛を生涯大事に吹いていきたいので、よろしくお願いします。」
と言って、職人さんにお預けしました。
その職人さんはうちの師匠の大ファンだったということで、
京都の会にはちょいちょい顔を出していたとのことでした。

笛は見事によみがえり、ヒビはきれいに直っていました。
今回の写真は、その、能管です。ご覧下さい。

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