LOVE八卦

明日久しぶりに「LOVE八卦」を高座にかけます。
このはなしを作ったのは1999年ですからもう8年くらい前になります。
当時のノートをもう一度読み直してみるとちょっと古いなあと思う所と
まだこれは使えるなという所が混在しております。
なにはともあれ、噺家になって初めて作った創作落語ですので
思い入れもあるし、大事な噺のひとつであります。
繁昌亭の夜席「創作落語の会」の2つ目でやらせていただきます。
どうぞ「LOVE八卦」一度お試し下さい。

ミラクル

昨日、高槻のとある料亭で三味線の発表会がありました。
私は「松の緑」を弾いて、最後には踊りも踊らせていただきました。
先月の「あさ吉発表会」の時にも「松の緑」を踊ったんですが、
その時はミラクルな失敗をしてしまったんです・・・
衣装の袴はズボンのように２つの穴にそれぞれ足を入れてはくものですが、
片方の穴（ひとつの穴）に両足を入れてしまったんです！
しかもそれに全く気づかず最後まで踊りきったんです！
会が終わってお客さんのアンケートを読んで初めて気づいたという
おマヌケぶりです。
そのことを三味線のおっしょはんに話しましたら、
「本日リベンジしなさい」と言うてくれはって、急きょ踊らせて
いただいたというわけなのです。

今回は、ひとつひとつ、確実に袴に足を入れました。

よみがえる感動。

この写真なんだと思いますか？
この雲みたいな物体は・・・わたがしです。
あるレストランのランチの最後に出てきたんです。おもしろいでしょ。
わたがしが最後に出てくるなんてびっくりしました。
小学生の頃、３年生くらいだったでしょうか、
家の近所に、３０円を入れると自分でわたがしを作れる機械があったんです。
わりばしを使って自分でわたがしをまとわりつけさせるんです。
わたがしはみるみる大きくなって、
どんどん雪だるまみたいにまとわりついてきて、
小学生にとっては大興奮です。
あのときの感動がよみがえってきました・・・