ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

学芸大学 割烹すずき

2020年09月27日 | 食べ物のはなし
毎年恒例9月の誕生日会食。
今年は母が八十八で米寿、私が満六十の還暦という事でちょっとビッグなイベントにしようかという計画もあったのですが特に何も思い浮かばす。
こういうときに大家族で孫だのひ孫だのがいればなんか違うんだろうなと思いつつも全部集まっても4人の小家族なのでひっそりと祝います。

半年ぶりに三宿の一隆へと思ったんですが電話して見るとしばらく営業していないとのこと。
家から歩いて行ける範囲で探していてこちら、学芸大学駅から5分ほど、商店街から少しだけ住宅地に入ったところにある割烹すずきさんへ。
ビルのそこだけを和風に設えた店先。カウンター7席と小上がり4席だけのお店です。この地で営業30年とのことですが、この地に住んで50年の母も初めてのお店でした。

お店は2008年からミシュランガイドに★一つで掲載されているとのこと。店主の鈴木好次氏もTVや雑誌への露出が多い方です。見おぼえあります。
お昼は6,000円のコースのみ。メニューはその日の仕入れで。スタートはきのこの煮びたしと、白身のお寿司のように見えるのの下はご飯ではなくておから。

お造りはこちとくえ。

焼き物に身がふっくらのさわら。

えだまめのお豆腐。

鴨のレバーと肉と軟骨のミンチをパテドカンパーニュ風に固めたもの。

それまで日本酒をあれこれ飲んでいましたが、レバーの味でがぜん赤ワインが飲みたくなりました。



〆はワイルドないくらごはん。

デザート。

どれも美味しくいただきました。お上品で塩分の薄い日本料理ではなく、きっぱりとした味付けでお酒と会話のアテにするのによい感じ。私は好きでした。
お座敷も小さな空間で親密な感じ。親しい家族や友人と集まるのに向いてます。ただちょっと狭いので身体の大きな人がいたら窮屈です。
つや子と和食の時にはリピートありです。
コメント
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