ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

渋谷駅西口連絡通路と渋谷フクラス接続デッキ供用開始

2020年09月28日 | 渋谷ウォッチング
東急東横店西館の外側に建設していた井の頭線方面とのJRとの連絡通路が9月26日に供用開始となりました。
その前夜、渋谷から至近の場所に泊まっていたので、これ幸いと見物して来ました。歩いた通りの順番で振り返ります。

山手線を下りて3階中央改札から左に降りる階段。この眺めはほとんど数十年間変わっていません。右奥に警備員さんが1名います。

階段を降りて右側を見たところ。警備員さんの奥はシャッターが下りていてその先の多摩川改札から東横店西館にはもう行くことができません。

そして階段正面に新しい連絡通路が開通していました。昨日までは白いパネルで隠されていました。
この1年は通路の右のガラス窓から連絡通路が作られていく過程を写真に撮り続けてきました。その窓の右がかつてワッフル屋さんがあった場所。
この通路が使えるようになる時は、階段の下一帯もリフォームされるものと思っていたので昔の床タイルがそのまま残ったことに少し驚きました。

でもそれより一番驚いたのはこの通路の幅の広いこと。5日前の9月21日にこの場所を下から見あげた写真を撮っています。

どうでしょうか。私には下から見た時の通路幅より実際に中を見た時の幅の方がすごく大きく感じます。なんかの錯覚なんだと思いますが。

通路の途中の窓から渋谷フクラスビル方向を見たところ。

通路が右にカーブして井の頭線連絡通路方向に行くところ。フクラス方向に行く通路と枝分かれします。先にそちらへ向かいます。

こちらのデッキは屋根だけで側面がありません。風雨の強い日にはちょっと大変ですね。
ちなみに営団の発表記事ではこちらの通路は「渋谷フクラス接続デッキ」という名称が正式のようですが、本筋の方は「(仮称)西口連絡通路」と書かれていました。
なんでわざわざ(仮称)なんてつけるんでしょうか。この先、正式名称でも公募するのかな。それともそもそもこの通路がビルが完成するまでの数年間のものだからか。
2020年1月の日記で私はこの2つの通路に勝手に名前を付けていました。フクラスにつながるのが「フクラスデッキ」。西口に向かいのが「ワッフルデッキ」と。
その名称は内輪の友だちとの会話でも普通に使うようになっていたので私の中では(仮称)ではなく(確定)ワッフルデッキです。営団電鉄も採用してくれないかな。

フクラスデッキのT字接続部分。東横店南館方向に向かう所はへんなディスプレイでふさがれていました。この先に行くのは7年後くらいでしょうか。

ワッフルデッキを振り返る。これで最低限の動線は確保できたので心置きなく西館を解体することができるようになりました。
南館も同様なんですが、ワッフルデッキとJR改札とを繋ぐところと南改札への階段だけは通路として必要なので残すはずです。
昨年までスクランブルスクエア建設中に中央改札からヒカリエに行く通路が10回くらいコース変更がありましたが、これから同じことがこっちでもあるんでしょう。

フクラスデッキから桜丘方面。246沿いのデッキからフクラスデッキに繋がる通路がその前に作られるかもしれません。

ワッフルデッキに戻ります。

井の頭線連絡通路とワッフルデッキの接続部分は階段になっていました。何かバリアフリー対策があったかどうかは未確認です。

岡本太郎の「明日の神話」の左下の壁がくり抜かれて通路になりました。絵の大きさが下に通路が作れるサイズで良かったですね。こちらも東急西館方向は閉鎖。
また一歩大きく前進した渋谷からお届けしました。
コメント
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