津田青楓 図案と、時代と、展
「津田青楓 図案と、時代と、」展 渋谷区立松濤美術館 チラシ表面
みなさまこんにちは
いかがお過ごしでしょうか?
弊社スタッフは先日、渋谷区立松濤美術館にて開催中の「津田青楓 図案と、時代と、」展の内覧会にご招待いただき、一足早く鑑賞してきました
津田青楓は明治13(1880)年に京都で生まれ、以降日本画、洋画、工芸、書など様々なジャンルで力を振るった作家。
明治30年代には工芸品を作る際の下絵を集めた図案集を数多く出版し、大正時代には名だたる作家たちの本の装幀も手がけたことで知られております
そして本展は、青楓の図案集や図案に関する作品がメインとなっている展覧会
作品は動植物が描かれているものが多かったのですが、それらはどれも色鮮やかで美しく、まるで本物のように生き生きとしていました
また鳥好きの私としては、本展でたくさんの素敵な鳥たちと出会うことができたのも大変興味深かったです
青楓が装幀を手がけた本はとても可愛らしく趣があり、本を読むのが苦手な方もついつい手にとってしまうような魅力的なデザインがたくさんありました
中でも夏目漱石の『道草』の装幀(表紙と箱)は、花と葉、そして鳥が絶妙に配された造形美が目を引きましたし、この手の込んだ青楓による装幀には大変な費用がかかったという裏話も印象的でした
作品によって世界観が異なる図案。みなさまもお気に入りの作品がきっと見つかるはず
「津田青楓 図案と、時代と、」展は、渋谷区立松濤美術館にて8月14日(日)まで開催中ですので、ぜひ訪れてみてください
渋谷区立松濤美術館
●住所
〒150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14
●電話番号
03-3465-9421
●会期
前期:2022年6月18日(土)〜2022年7月18日(月・祝)
後期:2022年7月20日(水)〜2022年8月14日(日)
●休館日
月曜日(ただし7月18日を除く)、7月19日、8月12日
●時間
特別展期間中:午前10時〜午後6時(ご入館は午後17時30分まで)
公募展・サロン展期間中:午前9時〜午後5時(ご入館は午後16時30分まで)
※2020年8月から当面のあいだ、夜間開館中止
●入場料
□一般800円(640円)、大学生640円(510円)、高校生・60歳以上400円(320円)、小中学生100円(80円)
※( )内は渋谷区民の入場料
※土・日曜日、祝休日は小中学生無料
※毎週金曜日は渋谷区民無料
※障がい者及び付添の方1名は無料
□リピーター割引
観覧日翌日以降の本展会期中、有料の入館券の半券と引き換えに、通常料金から2割引きでご入館できます。
□土・日曜日、祝日・最終週は「日時指定予約制」 → ご予約はこちら
●アクセス
〈電車〉
京王井の頭線 神泉駅下車 徒歩5分
JR・東急電鉄・東京メトロ 渋谷駅下車 徒歩15分
〈バス〉
ハチ公バス 「松濤美術館入口」下車 徒歩2分/「東大前」下車 徒歩2分
東急バス 渋55「東大前」下車 徒歩2分
京王バス 渋60・61「東大前」下車 徒歩2分/渋60・61「東急百貨店本店前」下車 徒歩5分
都営バス 渋66「東急百貨店本店前」下車 徒歩5分
●HP
https://shoto-museum.jp/