SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜画材研究~透明水彩・ウェットオンウェット~②

2013年11月17日 | 一日教室

さて、日曜画材研究~透明水彩・ウェットオンウェット~
2つ目の作品作りです。

まずは次の作品の媒体となる紙を水から引き揚げていきます

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今回のポイント
・紙の上で混ぜる時に1回目の塗りを少し残す
・明暗の差をつけすぎない
・反対色を面積的に入れ過ぎない


ふむ。ふむ。

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これらのポイントを踏まえて2作品目スタートです!

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モチーフは秋と冬の代表!紅葉や雪景色の中のお猿さん

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みなさんウェットオンウェット、もう慣れてきたでしょうか?
綺麗に滲ませていらっしゃいます

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↓生徒さんのご質問に丁寧にお答えになる渡辺聡先生

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こちらの生徒さん、すごく可愛らしい表情のお猿さんが描かれており、
皆様と一緒に
「かわいいーーー!!」

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顔があって表情があるものを描く時、その部分1つで雰囲気がガラリと変わります。

可愛いお猿さんたちの絵を拝見出来て、とても癒された時間でした。
ウェットオンウェット、みなさま習得されたようです

お疲れさまでした。
是非とも今後の作品作りに活かして下さい

次回の日曜画材研究12月1日~透明水彩・グラデ―ション作り~です。
お楽しみにしていてください。

そして!!

2014年度「日曜画材研究」も参加ご予約を受付中です☆

早くも“満席”の回もございますのでお早めにご検討下さいませ。

「2014年度 日曜画材研究」スケジュール、お申込み書はコチラよりプリントアウトし、郵送、FAXにてお申し込み下さい

(まるもり)


日曜画材研究~透明水彩・ウェットオンウェット~①

2013年11月17日 | 一日教室

コチラ、ただいま紙は水の中に浸かっております

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その紙の上に透明水彩絵具を塗っていきます。
水で絵の具を塗り、にじませる技法をウェットオンウェットと言います。
今回の日曜画材研究はそのウェットオンウェットをピックアップ致します!

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本日描いて頂くのは豊かな田園風景。
これをウェットオンウェットで表現するには

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上の写真と下の図(先生が御説明した)を照らし合わせて…
まずは田園部分と空を大きく分けて塗り分けます。
光が当たっている部分はガドミウムイエローミディアムをわざと残しておきます。

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今日もご丁寧ご親切に教えていただいています!
渡辺聡(わたなべさとし)先生です。

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御説明にならいながら描いていく生徒の皆様

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みなさま、大分と進んでまいりました。
光を感じる素敵な田園風景がみえてまいりました

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渡辺先生
「風景の中の建物は縁取り(形から入ること。)から入らず、影を追って描くと良いですよ。
水分だけを含ませた筆で前にのせた絵の具を滲ますようにして…

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「余分な水分はタオルで吸い取らせて。」

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~~~~出来上がりました~~~~

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こちらの方の作品はカドミウムイエローレモンパーマネントグリーンを混ぜたものを筆に取り、稲穂の形を筆先の置き方によって表現されています。
細部までのこだわり、とても素敵な仕上がりです

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まず1つ目の作品が出来上がりました。
次のブログでは2作品目をご紹介致します!おたのしみに

(まるもり)