SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

『モチーフ探しに出かけよう!』のレクチャー講座!

2013年11月30日 | 本日のアトリエ

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まずは作品をつくるにあたっての極意
伝授していただきます

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主張をしっかりともつと自然とモチーフ選択が出来る!
そしてそれに合った表現を使用する!
技術も必要だが、それだけでは作品は成立しない。
技術は色々必要な要素の中の1つである!


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皆様が撮った、たくさんの取材撮影画像
明石の写真

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タ コ の ひ ら き  …!!

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おもしろい写真ですが、要素が多く、少しごちゃごちゃとしたイメージなので区切ってあげれば…と先生、フレームを出してご説明

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こちらの写真は植物です↓
実物は小さいものらしいのですが…

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それをクローズアップすると、
また別の表情が出て来ます。しかも、
”?絵?になる”写真だそうです。
こういったことに気づくことも大事だそうです。
アップしすぎるといったいこれは何なのかが分からなくなるのですが、かえって面白い構図や表情みせてくれることがあるようです。

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またこちらの写真は、よーく見てみるとと三原色全てが入っている写真で、しかも白と黒の要素もある!
何気に撮られた写真にもセンスがキラリ

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時折、田伏先生のいつもの笑顔もチラリ

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とても素敵なお写真をたくさん撮られていました。
さすが皆様。見せ場をちゃんと考えられたものが多かったように思います。
ごちゃごちゃしたエリアを逆光の影に隠し、反対のものを際立たせるなどなど。

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2時間のレクチャーありがとうございました。
田伏先生の『モチーフ探しに出かけよう!』シリーズ、まだまだ続きます。
尼崎や奈良へ取材に行ったり、レクチャーもあります
お楽しみに

(まるもり)


裏バリ島特派員リポート③

2013年11月30日 | 先生からのブログ

極寒?の日本の皆さますみません。またまた常夏のバリ島からスケッチ旅行同行中の講師弓手です。

只今バリ島ウブドのホテルに連泊中にて、毎日なかなかハードな〝裏バリ〟スケッチ旅行を満喫?しております。

ウブドを拠点に、あちこちバリ島の〝裏側〟へ出かけまして、まさに本格的な〝裏バリ〟をスケッチ取材させて頂いております。
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毎日、ホテルの庭のカラフルな花々が開店いや、花が開く前には起きまして(バリ島の花々もバリ時間?なのか、寝起きもゆっくりな感じですが・・)、しっかり朝食を頂いてから画材満載出かけます。

中日のウブド滞在日には、近くの美術館でのんびりバリ美術を鑑賞したりもしました。


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バリ島には至る所に石像がありまして、美術館中庭にはひと味違った飾りが着いてました。「蜂の巣のピアス」です。さすがは神さまの島ですね!?



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美術館中庭にはこんなところもありました。南国の植物の生命力は凄いですね!

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美術館でバリ美術を鑑賞したあとは、ウブド名物の市場へ。値札のない市場の雑多な商品を、関西弁力をフル活用して皆さん上手なショッピングを楽しまれてました。

「・・おばちゃん!これナンボ?・・高いわぁー!マけてぇや!なあ○○マン円にしときぃや!」

って感じで、バリ語も英語もへったくれもなく、コテコテの関西弁に身振り手振りで通じてしまうから不思議です。


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市場って、その国その場所の汗くさい生活感生活力が感じられて、こんなかわいい女の子なんかも居たりして、けっして裕福ではないでしょうが、それでも一生懸命幸せに生きているんだなぁ~って考えたりします。



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皆さんがショッピングされている間、弓手は弓手好みのたいへんキチャナイ市場の片隅でスケッチさせていただきました。


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雑多な市場のあとは、ホテルにて現地のモデルさんをスケッチさせていただきました。


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バリ島の伝統的な結婚式の民族衣装でポーズしてくれました。



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なかなかイケメンくんでしょう!
彼はまだ高校生で、もちろん絵画モデルは初めてで、一生懸命ポーズしてくれましたがしょっちゅうゴソゴソ動いてくれるかわいい子でした。

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花嫁さんは中学生の女の子で、こちらももちろん絵画モデルは初めてで、ゴソゴソ動いてあくびもしたり、ほんとかわいい子でした。ちなみに先のイケメンくんの妹さんです。ホテルにはご両親もカメラ片手に来られてまして、この子たちにとってもイイ経験が出来たのではと思います。



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弓手もしっかり二時間地べたの隅で描かせていただきました。


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その夜はケチャックダンスを観劇して、クロッキーもさせていただきました。


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さて、次の一日はいよいよ弓手も楽しみにしておりました、まさにバリ島の〝裏〟いや、真にバリ島らしいバリ島の原住民が今尚その伝統と暮らしを大切に守っているという「トゥガナン村」という村を訪ねました。

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キチャナイ公衆便所のすぐ近くのトゥガナン村の一角ですが、黒い豚さんが居てました。

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鶏だって至る所にヒヨコ連れで居てました。


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水道ではないみたいでしたが、かと言って井戸でもない感じ、湧き水なのか山水を引いているのか、とにかく水は豊富な村です。ブータン王国もそうでしたが、水が豊富なところはたとえ金銭的には貧しくても自然と暮らす生活は豊かです。


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近くの川?海?では新鮮なお魚だって獲れるようです。ちょうど魚を洗っていたお婆さんに見せていただきました。・・後ろで女の子が不安そうに見てましたが・・



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こちら、実はお店です。


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こちらはお店の前で職人肌のお兄さんが何やら作ってはりました。このトゥガナン村は昔から工芸品を作って生計を立てている村だそうで、至る所で工芸品を作ってました。ですが足元には鶏がいたりヒヨコがいたり犬猫はもちろん豚さんだってたくさんウロチョロしています。そして子どもたちはスレたところもなく素直に元気いっぱい遊んでいました。

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ブータン旅行でもご一緒したTさんが、トゥガナン村の住人さんとまたまた仲良しになられて、素朴な村の暮らしの家の中まで通されて貴重な経験をされて感激されてました。

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トゥガナン村からホテルに帰って、旅の終盤でもありますので皆さんのスケッチ作品鑑賞会をホテルのレストランで小一時間行いまして、その後イタリアンの夕食後は昨夜のケチャックダンスに引き続いてバロンダンスの観劇とクロッキーをしました。
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スケッチ旅行としてはやや短めの日程ではありますが、中身の濃い〝裏バリ島〟旅行となっております。

〝裏バリ島〟特派員リポートは当然筆者の弓手の姿は登場しませんが、本日のイタリアンの夕食時に同席された参加者のIさんが僕の姿を、こっそり?クロッキーして下さってました。

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似てます?
ピザを食べているところって・・ちょうど僕のピザだけ焼くのを忘れてしまわれていた?ようで、皆さんはすっかりピザを平らげられていて、手持ち無沙汰から生まれた〝名品〟です。Iさんありがとうございます。

さて、残すところあと一日です。

ですがラストもまだまだ〝裏バリ〟を満喫いたします。ご期待ください。

<バリ島より  同行講師:弓手>