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SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

チケット制・野外スケッチ入門再開!、奈良の超穴場スポット土佐街道へ!

2016年09月16日 | 先生からのブログ
サクラアートサロン大阪ブログをご覧の、野外スケッチファンの皆さまこんにちは。チケット制・野外スケッチ入門講師、弓手研平です。

灼熱の夏休みも終わり、ようやく過ごしやすい季節となりまして、いよいよ野外スケッチのシーズンとなりました。

夏休み明け一発目は、これまでの野外スケッチ講座を振り返っても、かなりの超穴場スポット!、奈良の山奥!?、高取町にある土佐街道に行ってきました。


奈良らしい古い町屋が並んでいますが、奈良の中でもかなりマニアックな界隈です。


近鉄南大阪線、吉野まで行くちょい手前の壺阪山駅が最寄りです。


いちおう駅前メインストリート?。


遠路はるばるお越し頂いた参加者の皆さん(チケットをお持ちでしたらどなた様でも参加出来ます)が、さっそく土佐街道を目指します。


駅から徒歩で100mほどで土佐街道に到着。

陀羅尼助などでも知られる土佐街道の、薬商さんの前で、チケット制・野外スケッチ入門恒例の、本日の現場スケッチテクニックのレクチャーをしました。


レクチャー中の写真は撮れませんでした。が、今回は先日の日曜アートセミナーでも取り上げた「ベンガラ」を使って、ひなびた奈良の山奥の歴史ある土佐街道を、「あえて古くさく描く」テクニックの現場レクチャーをしました。土佐街道の石畳は、阪神淡路大震災の時の阪神路面鉄道の敷石が使われているそうです。

講師デモスケッチの工程をご紹介します。


ベンガラをアクリルメディウムで下地塗りして、街道の形をインク切れボールペンで引っ掻き、そこに墨を流してトーンを付け、さらに木炭で引き締めます。


カレーパステルで軽く着色します。



完成。


部分はこんな感じ。


サササッとデモスケッチは仕上げて、皆さんのスケッチ現場へ・・

路地の隅でなかなか面白いアングルを狙ってはります。



沢山の人集り!?


案山子に見守られて楽しくスケッチされてます。

案山子!?


「町屋のかかし巡り」という、この時季だけの土佐街道の町興しイベントで案山子があちこちに飾られてました。


案山子さんたちに見守られて「描いてたら、いつも後ろから見られてるみたい〜」とか仰いながら・・電動車椅子の地元の方に、「あの瓦は高取藩主の・・」と、土佐街道のポイントを教えて頂いたりしました。




「一山」?、高取藩主の家紋だそうです。絵になるボロボロの民家の瓦にありました。

他にもいろいろ見所がありました。

富山に次いで古いらしい土佐街道の薬商さんにも案山子が・・


「人面石」!?、たしかに・・








さすがにまだまだ9月。日向は暑いくらいの一日でした。


本日の合評会は、今回だけ特別バージョンです。土佐街道近くの画家I先生のお宅へ・・


あれ!?、サンドイッチ!?が・・


皆さんの土佐街道スケッチを準備して・・


素敵なリビングで、特別バージョンの合評会を開催させて頂きました。


本日は、はるばる奈良の山奥までお越し頂いて、

「今日は得したわぁ〜」

って皆さんに言って頂きました。


1点ずつベンガラを使った土佐街道スケッチを鑑賞合評して、サンドイッチとコーヒー紅茶を美味しく頂いて、I先生に丁寧にお礼を申し上げてお開きとなりました。

サクラアートサロン大阪でもお世話になっているI先生、本日は有難うございました。

そして、はるばるご参加頂きました皆さま、まだまだ暑い中、お疲れ様でございました。

土佐街道は大和時代に高知土佐まで繋がる道だったそうで「土佐」って言うそうです。現在では、毎年3月の雛祭りで、町屋に雛人形がヅラリと並ぶことでも有名です。

さて、

次回は大阪にて10月7日です。

チケット制・野外スケッチ入門は、どなた様でもチケットをお持ちでしたらご参加頂けます。

是非是非お友達とお誘い合わせて、お気軽に楽しくお越し下さいませ〜


人面石・・


涼しい展望ロビーから、都会の街を俯瞰で描いてきました。

2016年07月01日 | 先生からのブログ
梅雨の晴れ間にこんにちは。

チケット制・野外スケッチ入門講師の弓手です。


南海高野線、堺東駅すぐの堺市庁舎の展望デッキが本日のスケッチポイントです。最近はスケッチの日に晴れてくれます。でも、いよいよ真夏、鳩さんたちもグダーっと涼んではりました。

さすが政令指定都市、デカイですね。




展望デッキに到着。併設カフェでカレーライスをカキコミました。


本日は夏休み前ラストの野外スケッチ。おかげさまで沢山のご参加を頂戴いたしました。


案内ボランティアの方に、せっかくなので展望デッキからの眺めをいろいろ説明していただきました。世界最大の面積を誇る、世界遺産の仁徳天皇陵が俯瞰で見えるなんて穴場スポットです。


ハルカスも大阪城も通天閣も淡路島も二上山も・・いろいろ見えますが、それ以外にもたくさん面白い俯瞰ならではのモチーフが見られます。

広い展望デッキのあちこちに、皆さん他のお客さんのご迷惑にならないように散らばり、思い思いの見晴らし俯瞰風景を描いておられました。



さて、

クーラーの効いた展望デッキ、お手洗いの心配もなく、皆さん快適過ぎる環境で描かれてましたが、画材で施設を汚さぬよう、他のお客さんの展望の邪魔にならないよう、同行スタッフさんといろいろ気を揉みながら、見本スケッチも描かせていただきました。

パノラマの大画面に、慌てて描きましたが、この見晴らしでスケッチするのは新鮮でした。



部分はこんな感じです。

皆さんは、快適なロケーションで、梅雨時の室内からのスケッチをご堪能いただけたかと思います。

仁徳天皇陵の俯瞰写真の前に並べて講評会を致しました。


2016年前期の、チケット制・野外スケッチ入門授業、夏休み前ラストの、最高のロケーションでの俯瞰スケッチを、皆さまご堪能いただけたかと思います。

お疲れさまでした。

次回は、夏休み明け、9月16日(金)に、これまたかなりのマニアックな穴場スポット、奈良の壺阪寺駅すぐの土佐街道にて、今なお残る、あおによし奈良の風情を余すところなく味わえる穴場スポットにて開催致します。

チケット制ですので、どなた様でも、お誘い合わせの上、お気軽にご参加くださいませ。


苦手を克服!! 天王寺動物園にて動く動物を早描きスケッチ!

2016年06月17日 | 先生からのブログ
梅雨の晴れ間にこんにちは。チケット制・野外スケッチ入門講師の弓手です。

本日は、スケッチ愛好家の方々でも苦手意識がある、動く動物を早描きスケッチしました。

ちょっと一捻りしたテクニックを紹介して、どなたでも生き生きと動く動物をスケッチ出来る方法で、皆さん生きた早描きスケッチをされていました。




ハルカスのビルと、コテコテの通天閣が動物園のジャングルの向こうに見えます。




まずは皆さんに、比較的早描きし易い「象」さんを、弓手式の早描きテクニックで描いて頂きました。

「象」の講師サンプルスケッチはこちらです。


筆ペン、木炭、カッターナイフ、サンドペーパー、コンテペンシルを使いました。それぞれ15分くらいです。


部分はこんな感じ。




つづいて、キリンやシマウマの居るサバンナのエリアで、軽く背景も入れての早描きスケッチです。




使用画材は先ほどのものに加えて、カレーパステルとソリッドマーカーです。こちらは30分くらいです。


部分はこんな感じ。動き回る動物たちを、ぶっつけ本番で滲みなどを利用して、背景と同時に大胆に早描きしました。

キリンさんたちの餌やりも見れました。


つづいて、さらに動き回る動物、お猿さんたちを早描きしました。


ほんの一瞬のポーズを二匹同時に捉えました。


パパパッと完成。15分くらいです。



部分はこんな感じ。線が走ってきましたが、部分で見ると、なんのこっちゃ?ですね。


皆さんも、思い思いの動物を、早描きテクニックを活かして描かれてました。



本日は、一人3枚以上、動物も3種類以上を、3時間の授業時間内で早描きすることがノルマでした。ですが、皆さん、お世辞抜きで、とても生き生きとした動物早描きスケッチをされてました。

狙い通り?、皆さんから動き回る動物をスケッチする苦手意識は無くなったのでは!?、と思えるほどに魅力的な、飾りたくなるような早描きスケッチが多数並びました。

動物園早描きスケッチ、またやりましょう!

さて、

次回7/1、堺市庁舎21階展望ロビーより、ハルカスも見える都会の俯瞰風景を描きます。ロビーからですから雨天決行します。雨の風景でも面白いですね。

チケット制ですから、どなた様でもお好きな回にお友達同士でもご参加可能です。

次回は夏休み前ラスト。

皆さまのお越しをお待ちしております。


天保山の渡船場を早描きスケッチしました。

2016年06月03日 | 先生からのブログ
梅雨入り前の爽やかな季節となりました。

皆さんこんにちは。チケット制・野外スケッチ講師の弓手です。

本日は、たぶん?、日本で二番目に低い山、大阪港の天保山のふもとにある渡船場をメインモチーフに、生活感のある渡船風景を早描きスケッチする授業を開講しました。

天保山の大観覧車がそびえていますが、本日はこのふもとにひっそりとある渡船場がモチーフです。

弓手好みのコテコテなお店もありましたが、本日はこれも描きません。

この、ひっそりとも味のある渡船場が主役です。

2~30分間隔で、渡船が往き来しています。ここで暮らす人々には欠かせない交通手段として、毎日沢山の人が利用しています。

小さな渡船の前を大きな船が横切ります。渡船は激しく揺れていますが、乗り慣れた常連さんは涼しいお顔で揺られてはります。

我々スケッチグループは、都会に残るこの不思議な光景を、一瞬の煌めきを逃さまいと早描きスケッチしました。

講師弓手も早描きサンプルスケッチさせて頂きました。
まずは、筆ペンで大胆に早描き、さらに木炭でザックリと・・


カレーパステルやクレパス、ソリッドマーカーなどで一気に仕上げました。

自転車を押した人々など、ほんの一瞬の早描きです。

皆さんも気持ち良く描かれてました。

ほんと、カラッと爽やかな初夏の潮風が、都心に居ることを忘れさせてくれました。

日本一低い山・・たしか今は日本で二番目に低い山。

大阪市内にもまだまだ魅力的なモチーフが沢山ありますね~

次回も早描きシリーズで、

6/17(金)も、大阪市内、天王寺動物園にて、動物を早描きスケッチします。雨天決行します!

早描きも楽しいですよ。

皆さまお誘い合わせの上、沢山のご参加をお待ちしております。

京都先斗町へ野外スケッチに行ってきました。

2016年05月20日 | 先生からのブログ
野外スケッチファンの皆さま、こんにちは。

チケット制・野外スケッチ入門講師、コテコテ弓手です。

本日は、野外スケッチ憧れのスポット、一見さんお断り?の京都先斗町へ、勇気を出して行ってきました。


講師速描きスケッチの一部分です。


さすが先斗町、艶やかな着物姿の女性が、風情ある街並みを彩ってました。



四条大橋の見落としそうな隙間を、ポンと入ると先斗町です。


狭い路地に風情ある提灯が絵心をそそります。


店先でスケッチすると一見さんお断りでオコラレそうですから、先斗町児童公園の比較的広いポイントで、皆さん仲良く描きました。

講師弓手も速描きで描かせて頂きました。



サラサラっと、今回は狭い風情ある路地を強調するべく、細長い画面に描きました。


青い着物姿の男性と、白い浴衣姿の女性のカップルさんがちょうど通りましたので、速描きで入れて仕上げました。


皆さんも、細長い画面に、なかなか切れ味の良いスケッチを仕上げられてました。

たくさんの先斗町のギャラリーさんに覗かれましたが、皆さん一見さんお断りではなくて、沢山お褒め頂いてました。


本日は五月晴れの優しい良いお天気で、スケッチ日和でした。

皆さんお疲れさま。

次回は、

6/3(金)大阪天保山の生活感溢れる渡し舟と、そこに暮らす人々や自転車などなど、サラサラっと楽しく描きましょう。

皆さまのお越しをお待ちしております。



舞妓はん、帰り際に現れました!

神戸・新川運河にて、水門のある港町を描いてきました。

2016年04月15日 | 先生からのブログ
本日は最高の春晴れ。春のチケット制・野外スケッチ入門には最高のコンディションでした。

こんにちは。講師の弓手です。

神戸三ノ宮から地下鉄で6分、中央市場前駅から徒歩5分、オシャレな三ノ宮からほんの10分ちょっとでスケッチ愛好家の心をくすぐる、

水門のある港町の風景

に出会えます。神戸・新川運河というスケッチポイントです。



水門と漁船、そして生活感漂う家並み。


春の新芽が水門を優しく撫でてます。




水門を臨める新芽の木陰で気持ち良さそうです。

この木、枝垂れ桜です。満開の時にまた来てみたいですね~


さて、

本日の講師デモスケッチは・・


水門と漁船と家並みを欲張って入れて、いろいろデフォルメする構図の取り方を現場レクチャーしました。


着彩画材は主にパステルです。


完成。


部分は・・



こんな感じです。





暑くもなく寒くもなく、乾きも早く、春のポカポカ陽気の最高のコンディションで、皆さんも気持ち良さそうにスケッチされてました。

野外スケッチ、やっぱり気持ちイイですね。

皆さんも気楽に野外スケッチに出かけませんか?

次回は、5/6(金)

サクラアートサロンのゴールデンウィーク明け、最高の季節です。

チンチン電車の堺市大和川検車場で、カラフルなチンチン電車群と面白い線路など、新鮮なモチーフを描きます。

どなた様でも、お誘い合わせの上、チケットをお持ちになってお越しくださいませませ。


雨の京都府立植物園

2016年03月18日 | 先生からのブログ
桜の開花もいよいよ近づいてきました。

皆さまこんにちは。チケット制・野外スケッチ入門講師の弓手です。

昨日の天気予報では本日は雨と言われてましたが、天気予報は案外翌朝にくつがえるもので、本日の京都府立植物園スケッチは、お陰さまで実施となりました。


ひと気の少ない春の植物園。

本日は、昨日の雨の予報でまさか実施となるとは思われなかったのでしょう、少ないご参加でしたが、その分、濃密な時間を過ごして頂きました。


まだまだ蕾の木々ですが、梅は見ごろでした。ですが、この季節のみの、蕾膨らむ春色の超微妙なグレーが感じられます。

枝垂れ桜の蕾。こんな微かな蕾のピンクが沢山集まって、この季節だけの微妙なグレーのハーモニーを奏でてるんですね。


雨の予報がくつがえってスケッチ実施、でしたが、やはり雨が降ってきました・・皆さん東屋に移動しました。


東屋の屋根の下で、皆さんと一緒に、教室内のようにワイワイ言いながらスケッチさせて頂きました。


本日のスケッチテクニックのポイントでもある水彩滲みです。水彩紙に滲みの変化を得るため、吸収性のある下地処理をしてます。現場レクチャーでは皆さんに解説紹介しました。


水彩滲みの上から淡墨と木炭です。

この上から、パステルを粉にしてまぶしたり擦りまして・・


完成。



部分はこんな感じです。


梅の木の近くから・・


本日はマンツーマンに近い野外スケッチでした。皆さん春らしい柔らかいスケッチが出来ました。

皆さま、お疲れさま。

次回は、いよいよ桜の季節、4月1日(金)、昨年雨で中止となってしまったリベンジで、

大和郡山城の桜を描きます。

皆さまのお越しをお待ちしております。


これは何でしょう?

北浜にて、大正モダン香るレトロなビルを野外スケッチ

2016年03月04日 | 先生からのブログ
南国ベトナムから帰ってきまして早10日。本日はチケット制・野外スケッチ入門の今年最初の開催日でした。こんにちは、講師の弓手です。


大阪北浜のオフィス街ど真ん中に、意外な絵になるモチーフがあります・・


本日はポカポカ陽気の一日、三か月ぶりの開催ですが、皆さん春の陽気に誘われてお集まり頂きました。


こちらは蔦の絡まるレトロな青山ビル。存在感たっぷりです。




こちらは時計台で知られる生駒ビル。ベトナムでもご一緒した方々が、車やバイクはへっちゃらで、堺筋のど真ん中で堂々コテコテされてます。

面白い文字?レリーフです。

本日のテーマは、こんな装飾の面白さをテクニックを使って効果的にスケッチすることです。

これは、前回の教室授業で練習した講師サンプルスケッチの一部分です。

マスキングとモデペと爪楊枝などで、こちょこちょするテクニックです。

サンプルスケッチ全体像。


現場でも皆さん実践されてました。

皆さん皆んなで描けば怖くない!?





一見見落としそうな絵になるモチーフが満載の北浜レトロな界隈でした。


皆さんの力作です。

今日はたくさん歩きました~~。

皆さん、お疲れさま。

次回は3/18金曜日、京都府立植物園にて、柔らかな春の花々をたっぷり描きます。

皆さま、スケッチの季節がやってきましたよ~~。

ベトナムスケッチ旅行同行記、最終日

2016年02月23日 | 先生からのブログ
サクラアートサロン大阪ブログをご覧の皆さま、おはようございます。先ほど無事に関空へ帰ってまいりました同行講師の弓手です。

それでは今回のベトナム旅行ラストの記事報告をさせて頂きます。


ベトナムスケッチ取材最終日に、ようやくハノイの町並みをホテルの部屋から描けました・・写真はスケッチの一部分です・・ 詳しくは後ほど・・

ベトナムスケッチ旅行最終日のメインイベントは、皆さんのスケッチ作品を見せ合う合評会です。

広いハノイ・シェラトンホテルのひと気のないフロアをお借りして行いました。


旅行中に描いたスケッチを順番にお披露目していきます。






他の方の描き方や使われた画材などを、熱心にメモをとったりもされてました。




皆さんほんの一週間弱の間にたくさん描かれてました。全ての作品のお披露目ではありませんが、それでもお互いの感想なんかも言い合いながら、あっという間に1時間半が経ってました。


添乗員のスギーさんにもアシスタントして頂きながら・・






スギーさんが持つと、特にハノイのバイクの大群を描いたスケッチがオシャレに見えますね・・



皆さんの作品を見せ合い講評などして・・

ラストは同行講師弓手のスケッチをお披露目しました・・絵描き講師としての威厳を保たないとなりませんからドキドキです・・


お愛想?お約束?の、盛大な作品撮影会になりました・・有難うございます・・

このタイミングで合流してくれたガイドのちゃ・ライさんも

「コレ、だれの絵?、もしかしてせんせーの??」

って反応してくれて、スマホで撮ってくれてました。

更にライ君が、

「アノ絵、めっちゃベトナムって感じやん!!」

って指差して言ってくれました・・ということは、もう「ウソ絵」ではないってことかな・・


ちゃ・ライ君が指差して「めっちゃベトナムって感じ・・」とお褒め?いただいたスケッチを持ってもらって記念撮影・・作品はあげられませんが・・



合評会の後は今回ラストのベトナム料理の昼食。皆さん作品を見せ終えてリラックスモードです。


午後からは皆でお土産を買いに行きました。

猫のフンを利用するという、世界一高価なコーヒー豆もリーズナブルなお値段でした。

もちろんここでも、天下の万能語、大阪弁で巧みに買い物交渉されてました。



我々はスケッチグループですから、旅行最終日までまともな土産物を買ってません??から、皆さんけっこう爆買い?されてました・・で、ひと通り買い終えて、お店の方に促されて商品の前の椅子に座って待っていると・・

「よぉーけ買おたわーもうええわ~」

って言うてはったのに・・

「やっぱり、もうちょっと買おとくわ~」

って、お店の策略に見事にひっかかってはりました・・



ホテル出発までに二時間ほどの時間を頂き、ホテルの部屋も夕方出発ギリギリまで使えましたので、皆さん思い思いに過ごされるなか、弓手はようやく俯瞰でハノイの町並みを描けました。ハノイの五つ星ホテル・シェラトンの12階からの夕方のスケッチです。






完成。




部分はこんな感じ。ホテル出発前のトランク出しの時間に追われて、かなり早描きでしたが、けっこう気に入ってます。

急いで荷物出しして、ちゃっかりシャワーも浴びました。


帰国が迫ってますが、皆さんホテルロビーでリラックスモードです。


夜の便に乗る前に、ハノイの中華で夕食打ち上げです。

皆さんお疲れさま。カンパーイ!!!


ちょっと控え目に紹興酒を二本、皆さんで空けました。サクラさんのオゴリでした。ごちそうさま。


空港へ向かうバスで初めての雨です。

お陰さまでお天気にも恵まれました。

そしてガイドさんにも恵まれ・・

ちゃ・ライ君、バスの中でSNSやってはります・・さすが、ちゃライ?くん・・ですが、実は今回アップしてきた弓手のブログ記事を見てくれてます。日本語も読めるらしいので・・ちゃ・ライ君とか書いてますが・・・


マイペースで楽しく案内してくれて、やっぱりちゃライ空気が最後までありましたが、皆さんにもすっかり愛されてたガイドのライ君ともお別れです。ガッチリ握手。

皆さんともハグしてお別れを惜しんではりました。

やっぱ、ちゃ・ライ!!・・皆さんにもうちうちで愛情を込めて「ちゃら男」って呼ばれてたみたいです・・

「ちゃら男くん」また会いましょう!


・・帰りの飛行機にて爆睡・・


無事に関空に帰ってまいりました。

今回も至れり尽くせりお世話頂いたスギーさんからご挨拶中です。


スタッフさんに早朝からお出迎えして頂き、弓手の海外スケッチ旅行の相方スギーさんとのツーショットです。


すっかりお馴染みの、乗り物マニアの添乗員スギーさんの宝物の搭乗ノート。今回も、もちろん全てのフライトで機長さんやCAさんからサインをもらってはりました・・

皆さん、お疲れさま。

今回も、充実した楽しい旅でした。

また行きましょう!!










ベトナムスケッチ旅行同行記、その三

2016年02月22日 | 先生からのブログ
サクラアートサロン大阪ブログをご覧の、日本の皆さまおはようございます。ベトナムスケッチ旅行に同行中の講師弓手です。旅行後半の様子をリポートします。


昨日は首都ハノイからバスで1時間半ほどのところにある、世界遺産にもなっているベトナムの昔ながらの生活が残るドゥンラムという村へ行ってきました。水牛がまだまだ現役で活躍している長閑な農村です。詳しくは後ほど・・



まずは一昨日のホイヤンのホテルを出発するところから。


ハノイへ向かうべくダナンの空港への道で・・電柱の工事で、いきなり一時通行止めに遭遇・・しかし工事が終わるまで待つなんてベトナム人には出来ないみたいで、バイクの大群と一緒にしばらく待つと強引に?突破出来ました・・ベトナムって国はほんとアバウト・・・


無事に予定時間にダナンの空港へ到着。スレてない好青年ガイドのタンさんともここでお別れです。感謝の握手をしました。手には日本のお菓子を参加者さんからプレゼントされてました・・

いつもニコニコとしてくれて、スレた匂いの全くしないナイスなガイドさんでした。


ベトナム航空の国内線で首都ハノイへ1時間ほどのフライト。


ハノイの空港では、また新たな若いガイドさんに出迎えて頂きました・・・アレ?、今回は何だか〝チャラい?感じ??〟

今回も日本語を話す28歳のガイド、ライさんです・・僕の頭の中では、先のタンさんとのギャップと、〝ライ〟さんってお名前から・・

〝チャ・ライ〟さん!?

って覚え方をしてしまいました・・ライさんは3年半ほど大阪の豊中に留学していたそうで、愛嬌のある大阪弁を話します・・


大都市ハノイの町を

「弓手研平先生 ベトナムスケッチツアー ご一行様」

って、小っ恥ずかしいプレートが・・


ホイヤンと比べると、やはり首都ハノイは大都会です。このデッカい橋は日本の企業が援助して作られたそう。ベトナム人は日本のことが大好きみたいです・・


ベトナムと言えば〝ホーチミン〟さん。ハノイにホーチミンさんのデッカいお墓があって、見学しました・・ベトナムって社会主義国なんですね・・


ハノイはこの時期は涼しいくらいですが、それでも緯度は台湾よりも南国で、街中のお花もやはりトロピカルです。


ベトナムの都会と言えばバイクの大群。この日は土曜日で、これでもかなり空いているそう。


バスを降りて、バイクの大群の流れる通りを恐る恐る渡って・・


スケッチツアーですが、お買い物もしなければなりません・・?

シルクの専門店へ寄りました・・


店員さんは日本語ペラペラです。手慣れた感じでセールスしてはりました・・それでも我々は大阪弁がペラペラですからマケられません?、ですので賢いお買い物をされてました・・


こちら、さっそくリバーシブルの上着を着こなしておられます。かなり賢く買われたそうです・・さすがはTさん・・


我々スケッチグループの興味はあちこちに向かいます・・シルク屋さんの前に絵になるおじさんが居られて・・


チャ・ライさんの背中の向こうにノートルダム寺院??


フランス領だった名残りが残るハノイの町をいろいろ見学。

ですが、我々はスケッチグループですから、お買い物や見学で1日を終えられません・・


弓手の希望もあり、ハノイの町の名物?、バイクの大群をスケッチするべく、街中をウロウロ・・


こんなアングルのポイントへ案内してもらいました・・ライさん、なかなかやるやん!!


見晴らしのいいカフェで皆さんと一緒に、安心してバイクの大群をスケッチしました。


小一時間、次々と流れてくるバイクの大群やら行き交う人々やらを早描きしました。


ほとんど丸と点々です。クレパスとソリッドマーカーなどで早描きしました。

ライさんが見るなり、

「せんせー!コレ、ウソ絵ヤン!?」

って言われました。皆さん大爆笑で、

「ウソ絵」

ってフレーズがこれ以来流行っております・・


バイクの大群をスケッチしてたら、町はすっかりライトアップしてました。


そのまま夕食のレストランへ。

こちらはあの小泉首相やクリントン大統領(どちらも当時)が食べにこられた有名なお店だそうです。



なかなかカッコいい絵が飾られてました。


毎度お馴染みの、乾杯~~!

弓手スマホをチャ・ライさんに預けて撮って頂きました。


お上品なお味で、皆さん完食されてました。


ハノイ滞在中のホテルは、またまた五つ星、シェラトンです。


ロビーでピアノを弾いてはりました。


こちらは弓手のお部屋・・ちょいと散らかってますが・・

この日も部屋に入るなりバタンキュウでした・・


翌朝のホテルの部屋より。

なかなか絵になる眺めです・・が、まだこれ描いてません・・なんせホテルではWiFiの元でブログ更新しておりますので・・

さてつづいて、


翌朝は、今回のベトナムスケッチ取材のメインディシュとも言える、ドゥンラム村へ向かいます。皆さんの画材準備も本気モードです。

ハノイのホテルからバスで1時間半ほどの間、ライさんの愛嬌のある大阪弁に耳を傾けつつ・・

ベトナムでは車よりバイクの方が圧倒的に多くて、車の購入には定価に300パーセントの税金がかかるのだそう。で、バイクには大人は二人乗りOKで、更に子供は何人でもOKだそう。ということでこちらは四人乗ってはります。

さらにヘルメットが皆さんかわいいです。

キティちゃん。

パンダちゃん。

マスクもオシャレに着こなしてはります?・・ドラえもん?みないなマスクが流行ってる?・・

それから、ベトナムではバイクのミラーを外すのがカッコいいのだそうで、めちゃめちゃ危ないし事故もめちゃめちゃ多いそうですが、それでもベトナムの若者はオシャレ優先でミラー無しのバイクが沢山走ってます。ミラーが付いてても、それは若者が自分のオシャレ顔をチェックするために自分だけが映る角度に付けてあるそうです・・


目的地までの道道・・只今はベトナムの旧正月明けで、いろいろ珍しいモノが売られてました・・

うん!?!、これは・・


今の日本では考えられないあの生き物の丸焼きです・・ベトナムでは足が4本ある生き物は何でも食べるそうで、こちらはお正月のご馳走だそう・・我々には信じられませんが、興味深いのでバスを停めて車窓からパチリとさせて頂きました・・あまりにショッキングな画像ですので加工してみました・・



そして、いよいよ目的地へ。


まずは日本人ツアーのお約束。着いたらまずはお手洗いです。海外取材で弓手好みのポイントの目安は、その場所のお手洗いの汚さ。汚い方が観光化されてなくて魅力的なことが多いように思います・・・ドゥンラム村は世界遺産ですが駐車場もまだまだ簡素で、このお手洗いも一見立派ですが中身は弓手好みのキチャナさでした・・


ドゥンラム村の入り口にはユネスコの世界遺産登録プレートがありました。

記念撮影しました。


村の中へ。


野菜を洗ってました。

魅力的な茅ぶき屋根です。

スレてないちびっ子たち。

十字架の教会もありました・・ドゥンラム村はベトナム戦争などでも奇跡的に壊されることなく残ったそうで、昔ながらの古き良きベトナムの建物や暮らしが残っていることがユネスコに認められたそうです。


女の子が編み物をしながら出店をしてました・・売ってるのか遊んでるのか・・


もちろん、弓手大好物の洗濯物もチェックしました・・


こんなところに日本人!。彼は青年海外協力隊でベトナムへ来ているそうです・・ドゥンラムの村の人々に、村で作ったモノが高く売れるようにするにはどうしたら良いかを教えているそう・・ドゥンラムの村がお金持ちになり過ぎたら・・って、余計な心配をしてしまいましたが・・


いろいろ見学しつつ

とにかく、時間が勿体無いので、まずは茅ぶき屋根のベトナムの昔ながらの民家と、同時進行で野菜を洗っている三角帽子の村人を描くことにしました。


現場の砂を入れたりして、いろんな画材で仕上げました。


野菜を洗っていた村人スケッチ。


茅ぶき屋根のあるドゥンラム村風景。


皆さんも思い思いの場所で描かれてました。

ベトナム人もスケッチしてはります!?、こちらはベトナム人の必須アイテム?の三角帽子を被って、参加者さんがベトナム人に成り切って描かれてました。


弓手式コテコテでカラフルに描かれるKさんは、またまた外人さんに質問攻めにされてはりました。


ライさんも興味津々覗き込んで・・ピースサイン!・・相変わらずチャ・ライ君です・・

スケッチしてたら、何度も水牛が通りました。



皆さんもスケッチする手を止めて写真に収めてはりました。


日本人には珍しいのと懐かしいのと・・何故だか、田舎の田園風景には機械ではなくて牛がのんびりと働いているのがよく似合います・・

こちらはドゥンラム村のすぐ外側の何でもない田園風景。

この風景に今回の弓手ベトナム取材のメインディシュがありました?・・


牛を連れた農夫がたまに通るだけの、なんでもない田園田舎道で、じっくり絵描きの思考を深めながらスケッチしました。


南国ベトナムの田んぼは、基本的に二毛作三毛作で、ちょうど今は一回目田植えの時季みたいです。まだ機械を使わず植えている早苗が、ほっこりするラインをしています。


ベトナムの田んぼには、あちこちにお墓があります。それも水張りの田んぼの真ん中に。

これはそれぞれの田んぼを持つ家族のお墓ですが、亡くなったらまずは田んぼの中に土葬で埋めるそうです。そして三年ほどしてから、掘り起こして洗骨するとのこと。それらは親戚家族で行うそうで、主に長男が仕切るそう。

洗骨された骨は、田んぼの外の先祖代々のお墓に入れるのだそうです。

その話は、あの一見チャラい感じのガイドのライ君が教えてくれました。

ライ君も28歳と若いですが、既に妻子持ちです。ホイヤンでのタンさんも若いですが妻子持ちでした。ベトナムではほとんどの若者が二十代前半で結婚して子供を二人以上もうけます。それは、代々当たり前に受け継がれてきた人類普遍の営みですが、農村の広がるベトナムで、田んぼの真ん中に家族総出で埋葬する習慣が今でも受け継がれているからこそ、自己中心的な生き方に走らない、当たり前の営みが国を元気にしているのかもしれません・・

って、チャ・ライ君に話しましたら、

「へへへへ!そういう考え方もできますね~」

って軽~くかわされましたが・・


いろいろ考えさせてくれる、なんでもないドゥンラムの田園風景を、カーブする土道を主役に描いてみることにしました。スケッチしていると、のんびりと牛を連れた農夫や農婦が通りました。


いろんな画材で仕上げました。


カレーパステルを粉にして擦り込んだりしました。


完成はこんな感じ。電柱電線も目立たない感じで入れました・・


牛を連れた農夫も描きました。

まだライ君には見せてませんが、やっぱり

「せんせー!ウソ絵やん!?」

って言われるんかなー・・


陽も傾いてました。

なかなか濃厚なドゥンラム村での1日でした。


帰りはゴミゴミしたハノイの街を・・


五つ星ホテルの12階自室より。夜景も綺麗です。

さて、

この日のディナーなホテルのバイキングでした。

添乗員のスギーさんから、このホテルのディナーバイキングについて説明してもらってます。

ベトナム・ハノイの五つ星シェラトンホテルのディナーバイキングはスゴいです。

辛党弓手には天敵ですが、デザートの規模もハンパないです。しかしデザートって写真映えしますね~

お肉もゴージャスです・・

雷魚みたいな巨大な魚です・・

デッカい海老もてんこ盛りです・・

そして、なんと言っても新鮮な魚介がスギーさんもおススメだそうです・・

ベトナム近海で獲れる生牡蠣もあります・・

そして、もちろんお寿司も。その場で握ってくれます・・

パスタもその場で好きな具材を注文して調理してくれます・・



皆さん目移りしながら、いっぱい取ってはりました。


ベトナムの生牡蠣、なかなか食べるのに勇気がいりますが・・



この日はアルコールは控え目にビールのみで、カンパーイ!


ちょっとリッチなサイゴンビール。美味かったです。


弓手はもちろん生牡蠣を頂きました・・おかわりもしましたが、今のところ大丈夫です・・

デッカい海老も一人一尾頂きました。

生牡蠣おかわりとシーフードパスタ。


この日は参加者さんのお一人がお誕生日でした。楽しいひと時。お腹いっぱいになりました。


かたや、ドゥンラム村の質素で豊かな暮らし・・

かたや、五つ星ホテルでのゴージャスなディナー・・

頭の整理が・・

さて、

本日はとうとう最終日です。

皆さんの描いたスケッチを見せ合う合評会もあります。

・・ガイドのチャ・ライ君はどんな反応をしてくれるのでしょうか?・・






ベトナムスケッチ旅行同行記その2

2016年02月20日 | 先生からのブログ

日本の皆さまおはようございます。サクラアートサロン大阪からベトナムスケッチ旅行に同行中の講師弓手が、連日ですがご報告記事を書かせて頂きます。

ベトナム・ホイヤンにて海外スケッチ取材2日目もたいへん濃厚でした。ベトナムのべっぴんさんも描きました・・


可愛いベトナムの学生さんにモデルになってもらいました。詳しくは後ほど・・



ホイヤン2日目、まずは朝から弓手大好物、万国共通の洗濯物を干してあるキチャナイ?一コマに目が止まりました・・生活の匂いに癒されますね??・・


2日目の一枚目は、ホイヤン日本橋横の何でもない雑多なお店を描きました。


ベンガラ下地に更に現場で下地を塗って、真っ赤っ赤にしました。


そして、今回のスケッチ画材新兵器の一つ、ラメの入った特殊な絵の具を加えてド派手にしてみました。


硯墨と筆ペンで引き締めて・・木炭で汚してしまいます・・

その後、サンドペーパーで磨いたりいろいろやりまして・・



完成。




部分はこんな感じ。


斜めから見るとラメのキラキラが不思議と絵に溶け込んでくれてます。

現場で描いていると、いろんな外人さんに褒めて頂きました。人集りも出来るくらいに好評?でした。たぶん。



スケッチしていたすぐ後ろでは放置網の実演?、みたいなことをしてはりました。

網をゆっくりすくい上げて・・


何にも入ってませんでした・・ベトナムってかなりテキトー??



二枚目のスケッチポイントへの移動中。ガイドのタンさんが劇重の弓手画材運びを手伝ってくれました。

ベトナムでは野外スケッチはほとんどやる人がいないそうで、更には我々が持っている画材など最新過ぎて見たこともないそうです。スゴい!スゴい!って言ってくれました・・ベトナムではまだまだ確実に食べていくための仕事が大切で、絵描きさんになりたい人もいるにはいるそうですが、やはりあきらめてしまうそうです・・

とか話しながら・・


二枚目のスケッチポイントに到着。お犬さまが門番?をしてはる博物館です。


シルクロードに関する品々を展示している木造の博物館。


なかなか趣きのある館内です・・

が、


お目当はこちら。二階のテラスから、ホイヤンの街並みを、重厚な屋根並みを主役に描きます。皆さんもひと足早く描かれてました。



瓦なんだか壁なんだか・・異国情緒たっぷりのモチーフです。


皆さんと入れ替わりで陣取らせて頂きました・・日本やったらまず許可が出ないシチュエーションですが、さすがはベトナムですね~~



今回はベンガラ下地に更に現場で再度ベンガラを濃いめに塗りました。


毎度の墨や木炭で・・


クレパスなどいろいろ使って仕上げました。


なかなか手強い描きごたえのあるモチーフでした・・狭いテラスで屈み込みながら描いてたのがめちゃ辛かったです・・


屋根なんだか壁なんだか・・



皆さんも入れ替わりで描かれてました。

さて、お昼からはホテルにべっぴんモデルさんが来てくれてスケッチしますので、帰りは皆で自転車タクシーのシクロに乗りました。


皆さんシクロに乗って楽ちんですが恥ずかしそう?、いや楽しそうですね~・・運転手さんがピースしてはります。


弓手も初シクロしました。

やっぱり楽ちんでした・・

さて、

お待ちかね?


ホテルの会議室を借りて、真っ赤なアオザイを着たベトナム女性、学生モデルさんを皆さんとスケッチしました。


スタイルバツグンですね~ベトナムの女性って腰が皆さん細くて、それなのに皆さんグラマーで・・


弓手も端っこから描かせて頂いてます・・同じアングルですが、二枚同時進行です。真っ赤なアオザイを真っ赤な下地の上に描いてます。


ポーズの合間にモデルさんが皆さんのスケッチをスマホで撮ってはりました。




いろんな画材を広げ散らかしながら・・


全身像はこんな感じ。


半身像はこんな感じ。

楽しく描かせて頂きました・・



ポーズの最後には皆で大撮影会となりました。


恥ずかしそうにニコニコしてくれて・・


綺麗です。


目が合っちゃいました・・


まだまだ若い学生さん。あどけない表情も魅力的でした。


お愛想で?、弓手のスケッチもスマホで撮ってくれました。

夕食はまたまたゴージャスなレストランへ・・

提灯の明かりの下で、ワイワイ楽しく頂きました。

今回は全7品。

麺が入ってました。素直に美味いです。ベトナム料理が食べやすいのは、沢山の具材が薄味で調理されているからでしょうか・・


こちらは揚げ餃子。キュウリの飾りは半分かじられてますが・・ワイワイ食べてたらついつい撮り逃してしまって、皆さんに

「せんせい!、ブログ用の写真撮らな!」

って、皆で皿に戻したりして撮りました・・


鰆のバナナの葉っぱ蒸しと、お茄子の肉煮込みとタイ米?、いやベトナム米。


海老と緑カボチャのスープ。


チマキ。辛党弓手は中身は見ませんでした・・

もちろん?、皆さんアルコールもたっぷり頂きました・・

毎日毎回たいへん美味しゅうございます。


参加者さんが、毎日あまりに食事が充実しているので、持参された日本のカップ麺などをプレゼントされてました。日本語を話すタンさんも日本の味は大好きだそうでとても喜んではりました。


帰りに数名の方々が更にお美しくなられるべく?、エステに途中下車されました・・翌朝お目にかかれることを楽しみにしております・・


ホテルの自室にて。

3日目はハノイへ移動します。

まだまだメインディシュはこれからです・・


ベトナムスケッチ旅行同行記その1

2016年02月19日 | 先生からのブログ

サクラアートサロンブログをご覧の、日本の皆さまこんにちは。

只今ベストシーズンの南国ベトナムにてスケッチ旅行同行中の講師・弓手研平です。サラッと爽やかな暑さのベトナム・ホイヤンのホテルよりブログ更新します。

世界遺産ホイヤンの町にて、皆さん元気に楽しく順調に過ごしております。


関西空港からハノイ乗り継ぎでフエ経由でした。写真はハノイからフエへの機上にて。


フエに着きましたらベトナム人ガイドのタンさんと合流。(炭酸って覚えるとイイって言われてましたのですぐに名前が出てきました。スレてない若い日本語を話す好青年ガイドさんです)



フエからバスでホイヤンへ。五つ星ホテルに到着。


ヨーロッパ乗り継ぎの移動時間と疲労感を思えば、なんてこともない東南アジア旅行。



初日夕食では心地よい疲労感の中、乾杯~~!しました。初日からワインボトル4本を皆さんと空けました・・。


五つ星ホテルのお部屋です・・バスタブとダブルベッドがスケスケ・・

・・初日から超爆睡いたしました・・


翌朝。


ベトナムと言えばフォー。ホテル朝食でもしっかり頂きました・・弓手にしては海外スケッチ取材旅行の朝食としては粗食です。いつもなら昼食抜きで描きまくるために朝食はてんこ盛りなんですが、今回は全行程で美味しい昼食がありますので・・皆さんもついつい食べ過ぎないようにセーブしておられました。


五つ星ホテルの周りには気になる南国植物がいろいろ植わってました・・


樹の樹皮から垂れているデッカい実・・ベトナムではそんなに珍しくないらしいですが・・


ホテル前にて記念撮影・・してはるところをパチリ、としましたら・・


ブログ用にも撮らせて頂きました。



今回のベトナムスケッチ初日出発はホテルから徒歩です。



ホイヤンの川辺へ・・バンコク共通、水の流れのある町は絵になります・・


ニワトリさんも居てはります・・


ヤシの樹も並んでます・・


ホイヤンと言えば、やはり日本橋。日本人ゆかりの町です。


渋みのある日本橋がカラフルなベトナム・ホイヤンに溶け込んでます。


皆さんも迷わずカメラを向けられてました・・



コテコテ弓手式で描かれる皆さんのスケッチは、バンコク共通??、何処へ行っても注目されます・・カラフルに描かれるTさんが外人さんに質問攻めになってはります・・


漁具の網が神秘的でした。


停泊する船もいちいち絵になりますね~~


ベトナムのおばあちゃんが何かを一生懸命食べてはりました。



日本橋周辺を遠望できるアングルで、今回の一枚目を描きました。


黄色の下地に赤いベンガラです。


いつもの青墨に筆ペンをプラス・・


ベトナムらしく?、カラフルな下地づくりをしました。


そして、昨年の北イタリア取材で参加者さんが百均で見つけてこられたアルコール対応のスプレー容器。定着液を入れて大活躍してくれます。海外スケッチでは主役級の画材です。


木炭を入れてシュッシュしました。


途中から仲良く並んでスケッチ。



今回のベトナムスケッチ1枚目完成。




部分はこんな感じです。今回の取材では、ベトナムらしく?カラフルでシンプルな力強さを現地現場で捕まえてみたいと思っています・・が、ついつい描き込んでしまいます・・



仲良く並んで描いてたら、果物のセールス販売に捕まってしまいましたました・・おそらくは相場よりも高いライチを購入されましたが・・


お目当はコレ。


僕も便乗して撮らせて頂きました。


他にも、ついつい食べてみたくなるベトナムの屋台販売。美味しそうなスープです・・


こちらのお惣菜屋さんも美味そう・・ですが、デリケートな日本人の胃腸には危険なので・・


皆さん撮るだけにしてはりました・・食事中のお客さんが爆笑してはりますが、この時、屋台のおばちゃんが

「食べへんのやったら撮らんといてやぁ~!!」

ってベトナム弁でまくし立ててました。ベトナム語はチンプンカンプンですが雰囲気で・・

しかしこの方々の帽子のデッカい文字、New York?、バランス?って・・


我々のランチはホイヤンの商店街を歩いて・・


細い路地に入って・・


森の中へ・・


シークレット ガーデンって外国人御用達のオシャレなレストランでした。



ベトナムはやっぱり暑いですから、とりあえずビールです。暑いって言ってもうだるような熱さではなくて、さすがは年間に僅かしかないらしいベストシーズンで、サラッとした暑さです。


お昼からご馳走でした。



お犬さまがあちこちでお昼寝してはります。


道の真ん中でも堂々と・・


さて、初日午後からは皆さんに誘われて弓手好みのボロ壁のホイヤンの民家へ。


カラフルなベトナムでは珍しい渋みのあるボロ壁です。


お向かいのカラフルな土産物屋さんの前に、椅子までお借りして陣取りました・・もちろん皆さんお店の売り上げに貢献されてます・・



今回大量に準備してきた、ベトナム風のベンガラ下地の上に現場下地づくり。程よく暑いので、すぐに乾いてくれます。


皆さんも現場でコテコテ。


カラフルなベトナムのお店に負けず劣らず、弓手グループも堂々目立ってますね・・


ガイドのタンさんに撮ってもらいました・・スケッチ中の弓手が珍しく写ってます。


乾いた下地の上から墨を流して・・乾き待ちの間に二枚同時進行です・・


木炭の粉をぶっ掛けました。


真っ黒け。


皆さんもヤスリで木炭の粉をぶっ掛けてます。


ベトナムでもガリガリガリガリ。

サンドペーパーで磨いて・・


クレパスなどで仕上げました。


茶色の紙に描いたスケッチ。



ベンガラ下地の上に描いたスケッチ。


カラフルでシンプルに・・と思ってますが渋くなってしまいました・・

ベトナムの方って、古くなるとすぐにカラフルに塗り直したくなるそうですが、この壁は何故だかボロくそのままでした。



帰りはホテルまで自転車タクシーに乗ってはりました・・


夕暮れのホイヤンの川辺ものどかです。



さて、スケッチ初日のディナーはベトナム・ホイヤン料理の豪華なレストランへ。


ホイヤンの老舗料亭みたいなところです。


毎度ながら乾杯~~!


ベトナムワインも美味しく頂きました。


アルコール度数30度のベトナム焼酎も皆さんと試しました。クセのある、クセになるお味です。


お料理は全10品。撮るのも忘れてお腹いっぱい頂きました。


いつも大変お世話になってます海外スケッチ旅行カリスマ添乗員のスギーさんとも乾杯~~!今回もスギーマジックで楽しい充実したベトナム旅行が進行中です。

ベトナムスケッチ初日、お疲れさまでした。

2日目はアオザイを着たベトナム女性モデルさんも描きます・・すっごい美人さんらしいです・・


1300年前からある、下御門商店街を描いてきました。

2015年12月04日 | 先生からのブログ
お寒くなりましたね。

皆さんこんにちは。チケット制・野外スケッチ入門講師の弓手です。

本日は、今年の野外スケッチラスト授業で、たぶん今年一番のスケッチ穴場スポット、1300年前から奈良にある商店街、下御門(しもみかど)商店街を描いてきました。


講師デモスケッチの一部分です。


坂道にある商店街としても知られている下御門商店街ですが、夏にはこの坂道を利用して〝流し素麺〟イベントも行われたりして、商店街の活性化を計ってはります。


茶色を基調とした落ち着いた雰囲気が、普通の商店街とはひと味違う絵になる匂いを醸しています。


ですが、


ここはあの有名な〝ならまち〟に抜ける近道として通られるくらいにしか、普段は地元の方でも認識していません。

ですので

通りがかりの地元民さんに、

「ここで絵も描くんや!?、けど、ケッタイな描き方やなぁ!?」

と、描いているモチーフや、弓手式描法にも驚かれ・・

しかし何故だか皆さん温かくお声をかけてくださってました。


下校途中の小学生にも興味津々覗かれてました。


下御門商店街、只今はクリスマスバージョンの微妙な飾り付け中ですが、我々スケッチグループは、寒さにも、コテコテ技法の乾きのもどかしさにも負けず、本日は本年ラストの野外スケッチを力作揃いで締めてくださいました。


合評会は、近くの図書館館内で暖かく締めました。本当に寒いなかイイスケッチが並びました。

・・みんな、上手くなりはったなぁ~・・って、本音で思います・・


本日の講師現場デモスケッチの工程です。





乾きのもどかし~い中、ササッと仕上げました。

坂道は

コテコテです。


皆さんお疲れ様でした。

次回は新年、3/4、大阪市内です。

今年一年、ありがとうございました。

ブドウ畑と石畳のある柏原・安堂に行ってきました。

2015年11月20日 | 先生からのブログ
皆さんこんにちは。秋の野外スケッチシーズンをいかがお過ごしでしょうか?

チケット制・野外スケッチ入門講師の弓手です。

本日は、小春日和の爽やかな秋晴れのもと、大阪柏原の安堂というスケッチ穴場スポットへ行ってきました。



大阪平野を一望できるビューポイントまで、小汗をかいて頑張って歩きました。




秋真っ盛りの柏原の丘陵地には、そそられるモチーフが満載です。


ちょっと前までは茅葺きの民家もあったそうです。この民家は1998年の台風で崩れてしまったそうです。


皆さんも気持ちよさそうに描かれてました。


本日の講師見本スケッチはこんな感じです。

部分は

こんな感じ。

日本の秋のこの季節って、ヨーロッパと同じくらいの緯度の光になって、全てのものが美しく見える気がします。


野外スケッチが終わって合評会が終わって、ふと眺めると夕陽が綺麗でした。

次回はチケット制・野外スケッチ入門、最終回です。(年内)

奈良の穴場、日本でおそらくは一番古い商店街へ師走に出かけます。1300年前からあるらしいです・・

運河のある大阪大正区にて

2015年11月07日 | 先生からのブログ
皆さんこんにちは。

チケット制・野外スケッチ入門講師の弓手です。

今回は、大阪環状線に乗っていて一瞬見える、大正駅辺りで運河があって生活感下町感溢れるスポットへ行ってまいりました。





で、ちょっと風邪ぎみの講師弓手の見本スケッチは・・


こんな感じになりました。





日も短くなってきました。ですが、その分、風景を照らす光の角度が美しい季節です。

次回は石畳とぶどう畑を描きに行きます。

やっぱり現場は楽しいですよ!
皆さまのお越しをお待ちしております。