晴海ヶ丘の空の下

大阪から淡路島に引っ越したアロマピアの 
“おばさんセラピスト” のひとりごと

美肌に役立つ脂質と避ける方がよい脂質

2022年05月12日 | キレイとゲンキの話
お天気が優れず、朝夕の気温が低く
体調管理が難しいですね

さて、ダイエットや健康のために
脂質摂取に気を付けている人が多く

糖と脂肪に効く!なんてCMもよく目にしますね

その脂質ですが、
美肌のために摂る方が良い脂質と
避ける方が良い脂質があるのをご存知ですか?

美容効果が確認されているものは、
『スフィンゴ脂質』と『不飽和脂肪酸』です。

『不飽和脂肪酸』は、よく知られているように
オリーブ油、キャノーラ油、
大豆油などの植物油や、ナッツ類、
サバ・サンマ・ブリ・イワシなどの青魚に含まれ、
血液中のLDL(悪玉)コレステロールを上げず、
中性脂肪を下げる働きがありますね。

『スフィンゴ脂質』は聞きなれない言葉かもしれませんが
スフィンゴ脂質というのは、
スフィンゴシンを含む脂質の総称で
セラミドを構成する脂質です。

セラミドは、表皮の角質層の中にある
「保湿因子」のひとつで、
保湿成分として化粧品にも含まれていますね。

このスフィンゴ脂質の摂取によって
肌のバリア機能やくすみの改善、
水分量や弾力の向上効果などが
確認されています。

そんなお肌に嬉しい脂質は
どんな食品に含まれているのでしょうか?

牛乳や卵、大豆、こんにゃくには、
スフィンゴ脂質が多く含まれています。

市販されているサプリもあるようですよ〜

避ける方がよい脂質は
あの『トランス脂肪酸』です。

トランス脂肪酸の摂取による皮膚への悪影響は、
マウスなどを使った研究でも確認されていて、

体内の活性酵素の増加や
ミトコンドリア機能の低下
さらに乾癬(かんせん)症状の悪化の原因となる
可能性も報告されています。

WHOでは心血管系疾患のリスクを低くし、
健康を増進するための目標として、
トランス脂肪酸の摂取を
総エネルギー比1%未満に抑えるように
定めているんですよ。

トランス脂肪酸を含む主なものは、
マーガリン、ショートニング、
ファストスプレッドなど、いわゆる加工油脂です。




これらを使ったパンや、ビスケット、
クリームを使ったお菓子などは
たくさん市販されていますね

海外では、濃度の上限値の設定や
食品への使用の規制、
濃度の表示を義務付けなど、
なんらかの規制をしていますが、
残念ながら日本にはそんな規制はないようです

しかし合成ではなく、
天然のトランス脂肪酸も存在しており、
牛・羊・山羊などの胃に存在している
微生物の働きによって、トランス脂肪酸が作られ、
牛・羊・山羊の「肉加工品」「乳加工品」に
天然由来のトランス脂肪酸が微量含まれているので、
天然に含まれるものまで、避ける必要はないと
思います。

さて、話が長くなりましたが

アロマおばさん的には、
やっぱり大豆は女性の味方
大豆やこんにゃくを積極的に食べて
スフィンゴ脂質を多く摂取できるよう
食生活に気を付け、美肌目指したいと思います

みなさんもお肌のお手入れと共に
食生活にも気を付けて美肌を維持してくださいね

そして自分へのご褒美や、
プロのケアを受けたくなったら
ぜひ アロマピアのフェイシャルマッサージ
ご予約くださいね

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