アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

12月7日(木)のつぶやき

2023-12-07 | River&Sky(ツイート・2022&2023)

 おはようございます。四万十は、晴れ。

穏やかに晴れてぬくい朝です、と書いていたら、ザワザワと強い風が吹きはじめました。

今日は風曜日?

冬の川の楽しみのひとつは、沈下橋で足を踏んばり、

ビュウビュウと吹きぬける冷たい北風に吹かれるコト。何も考えずに。あなたもいかが?

今日の最低気温は、7、1度。

 

 最高気温15、8度。晴れ。風さわがしい午後です。

遅い朝、近所をぶらぶら歩いていると、家からでてきた顔見知りのおんちゃんとばったり会いました。

おんちゃんは、「おお、まだこっち(四万十に)おったか、ちょっと待っててや」と言ったあと、

家にもどり、今度は、ふくらんだ透明のビニール袋を片手にでてきました。

「これ、食うたや!」

ん?受けとると、ビニール袋のなかには、氷と小振りのアユ(15センチほど)がこじゃんと入っています。

「今年は豊漁やけん、こまいけど。とってもとってもおるけん。皆にわけてるんよ。メスは卵をもっちゅうぜ」

「ありがとうございます」。僕は、あいまいな笑みを浮かべて受け取りました。

少し困惑したのは、うれしいけど、一人で食べるには多すぎるし、どう料理すればいいかわからなったから。

落ちアユは、塩煮が美味しい、と以前聞いたコトがありますが。

夕方、いただいたアユを料理するコトに。

・塩焼き(炭火を用意して焼くのは、手間がかかるなぁ) 

・塩煮(うーん、ツマミにはどうかなぁ。食べたことがないけど)

・唐揚げ(小ぶりのアユは、頭からがぶりといけるし。地元産のユズもあるし)

あまり迷わずに、唐揚げに決定。ネットで料理の仕方を確認してから調理開始(便利な世の中ですね)。

30分後。「四万十川の落ちアユの唐揚げ。黒尊産のユズをそえて」出来上がりです。

 

うーん、なかなか美味そうですが・・・。♪だけども モンダイは 今日の酒 ビールがない♪

めんどくさがって、町まで買い出しに行くのを先延ばしにしてたツケが回ってきたか・・・。哀号。

(ビールは、町までいかないと手に入らない。車で所要25分ほど)。

しょーがない、飲み物は、(まだ残っている)安い白ワインの炭酸割りでいきますか。

自然豊かな川の肴と貧弱でチープな酒、

なんとも、「画竜点睛を欠く」今宵のハッピーアワーなのでした。いやはや。

さて、お味は?


海に近い河口付近で生まれたアユは、一度海に出て稚魚となり、

やがて春になると川の上流へ向かって上りながら成長します。

そして、風が冷たくなり秋を迎えるころになると、産卵するために再び海を目指して川を下り河口付近で産卵します。

落ち鮎とは、秋の産卵期に川を下ってきた鮎のことをさします。

腹に卵をもち、体色は変化し鉄サビのような色になることから「さび鮎」とも呼ばれます。

繁殖期である為あまりエサをとらず、メスはそのうえ卵に養分を奪われ、オスメス共に痩せています。

しかし、落ち鮎は身の締まりや甘みに成熟したうまみが加わり、夏に旬を迎えた鮎とはまた違った魅力があります。


 


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