のち 最高気温26度。
「あなたは雨男、雨女?それとも晴れ男、晴れ女?」
今、キーボードを打ちながらふと思ったのだけど「曇り男、曇り女」とは言いませんね。
旅先で、あるいは野遊び時に、
曇り空によくあたる人はいるような気もしますが(ロンドンによく行く人もそうかも。笑)。
野遊び時の曇り空は、心象風景を弱めるコトが多いような気がします。写真映えもしないし。
でも、今日の南の川の曇り空は、とても印象が良かった。
ぶあつい雲は、南国の秋のまだ強い陽差しをさえぎり、風をとめて、
おだやかな表情で、気持ちの良い「リバー・ピクニック」を楽しませてくれたから。
秋の晴天が続いた川は痩せて、川幅が狭くなっています。
その中でも、比較的水量と景色のよいコースを選んで下る。
・オリジナルツアー 1日コース ランチ付
まずは川原で、簡単にパドルの使い方などの講習。
そのあと長いトロ場で、少し慣らしてから、ツーリングにGO!
秋の川は、水の透明度もなかなかよく、
カヌーの上から、4メータの川底を、ゆらり泳ぐ鯉の姿が見えました。
川面の水温は、19度。
ケヤキの葉が黄色い川岸に、サザンカの白い花も咲きはじめています。
カヌー前方の水面を滑るように、キャラ、キャラと鳥が鳴きながら飛んでゆく。
その鳥は、本流にその姿を見せることが珍しいヤマセミです。
*警戒心が強いヤマセミは、主に支流に単独で生息し、
その姿を本流で見ることは少ない、カワセミはしょっちゅう見られますが。
カヌーは、水面に座るような感じで視線が低く、水鳥の視点で川を体験できるのが良いところ。
今日のヤマセミは、サービス精神にあふれていて、
その後も何度か、その特徴あるモヒカン頭を見せて、カヌーの前を飛んでくれました。ラッキー。
沈下橋の川原に、テーブルと椅子を広げてランチタイム。
空、山、川、沈下橋を借景に、秋の川原の特等席です。
今日のメニューは・ビーフシチュー・パン・トマト&チーズのサラダ・くだものなど。
午後。お腹を満たした僕らは、
ゆったり流れる秋の川を、カヌーでのんびり下っていきました。
*岩間沈下橋で、Tさん親子と写真を撮りあった水色のべスパのお兄さん。
Tさん親子が連絡をとりたいと申しております。
もしこのブログを見る事があれば、アーク佐野まで連絡をくださいね。
(足摺で、Tさんに会えたのかな)
雨男&雨女なんてことをブログに書けば、今夜は、
季節はずれの台風顔負けの低気圧が、雷&大雨を幡多地方に降らせています。
明日の朝には、僕らが出会った岩間沈下橋は、薄茶色の増水に沈みそうです・・・
様々な人と会い、互いの物語を交換できるのも、一人旅の大きな魅力ですよね。
丸井さんのアドレスを、arkのHPメールアドレスにいただければ、Tさんに伝えますよ。
この先も、気をつけて、良い旅を!
四万十の自然におもいっきり浸って、人の温かみや優しさをたくさん感じることができた、とっても素敵な旅に心から癒されました
そして、ベスパのお兄さんからのコメントがあり、すごく嬉しかったです
今はどのあたりにいらっしゃるのでしょうね。どうぞお気をつけて旅を続けてくださいね!
また近いうちに リバーピクニックに行きたくなりました
本当に素敵な1日をありがとうございました。
ツアーのご利用ありがとうございました。
穏やかな空の下でゆったり流れる四万十川でのカヌー、地元のお酒に料理、そして人との出会いも楽しめたようで、ガイドを務めた僕もとっても嬉しく思います。
旅さきで気持ちをリラックスさせ、少しオープンになってみれば、そこにはいろいろな人との出会いも生まれますよね。
それまで知らなかった世界や人の物語に触れてみれば、新しい視点を持つことができ、ほんの少し変化した自分に出会える。(ココロの地図の新しい場所や深さを旅することができる)
それが、僕らが旅に出る理由の一つでもあるような気がします。
つかの間の休息が終われば、また新たな日々のロードが始まることと思います。
今回の四万十での思い出が、記憶の片隅にでも暖かく残ってくれたなら幸甚です。
この先も気をつけて、良い旅を。
また、四万十にも足を運んでください。
桜の咲くころや、新緑のころがおススメです。