アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

ヤマセミと秋のリバーピクニック

2011-10-20 | アークツアー 秋~晩秋

のち 最高気温26度。

 「あなたは雨男、雨女?それとも晴れ男、晴れ女?」

今、キーボードを打ちながらふと思ったのだけど「曇り男、曇り女」とは言いませんね。

旅先で、あるいは野遊び時に、

曇り空によくあたる人はいるような気もしますが(ロンドンによく行く人もそうかも。笑)。

野遊び時の曇り空は、心象風景を弱めるコトが多いような気がします。写真映えもしないし。

 

 でも、今日の南の川の曇り空は、とても印象が良かった。

ぶあつい雲は、南国の秋のまだ強い陽差しをさえぎり、風をとめて、

おだやかな表情で、気持ちの良い「リバー・ピクニック」を楽しませてくれたから。

 秋の晴天が続いた川は痩せて、川幅が狭くなっています。

その中でも、比較的水量と景色のよいコースを選んで下る。

・オリジナルツアー 1日コース ランチ付

 

 まずは川原で、簡単にパドルの使い方などの講習。

そのあと長いトロ場で、少し慣らしてから、ツーリングにGO!

秋の川は、水の透明度もなかなかよく、

カヌーの上から、4メータの川底を、ゆらり泳ぐ鯉の姿が見えました。

川面の水温は、19度。

 ケヤキの葉が黄色い川岸に、サザンカの白い花も咲きはじめています。

カヌー前方の水面を滑るように、キャラ、キャラと鳥が鳴きながら飛んでゆく。

その鳥は、本流にその姿を見せることが珍しいヤマセミです。

*警戒心が強いヤマセミは、主に支流に単独で生息し、

その姿を本流で見ることは少ない、カワセミはしょっちゅう見られますが。

 

 カヌーは、水面に座るような感じで視線が低く、水鳥の視点で川を体験できるのが良いところ。

今日のヤマセミは、サービス精神にあふれていて、

その後も何度か、その特徴あるモヒカン頭を見せて、カヌーの前を飛んでくれました。ラッキー。

 沈下橋の川原に、テーブルと椅子を広げてランチタイム。

空、山、川、沈下橋を借景に、秋の川原の特等席です。

今日のメニューは・ビーフシチュー・パン・トマト&チーズのサラダ・くだものなど。

 

 午後。お腹を満たした僕らは、

ゆったり流れる秋の川を、カヌーでのんびり下っていきました。

*岩間沈下橋で、Tさん親子と写真を撮りあった水色のべスパのお兄さん。

Tさん親子が連絡をとりたいと申しております。

もしこのブログを見る事があれば、アーク佐野まで連絡をくださいね。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ベスパのお兄さん (丸井勝文)
2011-10-21 20:51:56
伊丹からいらしてた優しい感じのお母さんと、飛びっきり笑顔の可愛い娘さんですねほんのわずかな時間でしたが一人旅の疲れを癒してもらった気がします。ありがとう
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RE:ベスパのお兄さん (アーク佐野)
2011-10-21 22:20:56
早速のコメント投稿に、嬉しいオドロキです。
(足摺で、Tさんに会えたのかな)
雨男&雨女なんてことをブログに書けば、今夜は、
季節はずれの台風顔負けの低気圧が、雷&大雨を幡多地方に降らせています。

明日の朝には、僕らが出会った岩間沈下橋は、薄茶色の増水に沈みそうです・・・
様々な人と会い、互いの物語を交換できるのも、一人旅の大きな魅力ですよね。
丸井さんのアドレスを、arkのHPメールアドレスにいただければ、Tさんに伝えますよ。

この先も、気をつけて、良い旅を!
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oh happy day!! (T親子)
2011-10-23 00:15:11
先日は、大変お世話になりありがとうございました。

四万十の自然におもいっきり浸って、人の温かみや優しさをたくさん感じることができた、とっても素敵な旅に心から癒されました

そして、ベスパのお兄さんからのコメントがあり、すごく嬉しかったです
今はどのあたりにいらっしゃるのでしょうね。どうぞお気をつけて旅を続けてくださいね!

また近いうちに リバーピクニックに行きたくなりました
本当に素敵な1日をありがとうございました。
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RE:oh happy day!! (アーク佐野)
2011-10-23 11:30:03
T親子さん。
ツアーのご利用ありがとうございました。
穏やかな空の下でゆったり流れる四万十川でのカヌー、地元のお酒に料理、そして人との出会いも楽しめたようで、ガイドを務めた僕もとっても嬉しく思います。

旅さきで気持ちをリラックスさせ、少しオープンになってみれば、そこにはいろいろな人との出会いも生まれますよね。
それまで知らなかった世界や人の物語に触れてみれば、新しい視点を持つことができ、ほんの少し変化した自分に出会える。(ココロの地図の新しい場所や深さを旅することができる)
それが、僕らが旅に出る理由の一つでもあるような気がします。

つかの間の休息が終われば、また新たな日々のロードが始まることと思います。
今回の四万十での思い出が、記憶の片隅にでも暖かく残ってくれたなら幸甚です。

この先も気をつけて、良い旅を。

また、四万十にも足を運んでください。
桜の咲くころや、新緑のころがおススメです。
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