最高気温32度。
とうとう見つかったよ。なにがさ?永遠というもの。
没陽といっしょに、去ってしまった海のことだ。
「永遠」アルチュール・ランボー 金子光春訳
9月半ば。
秋の高気圧は、電撃作戦のような早さで、乾いて涼しい空気を四万十に連れてきました。
不意をつかれた真夏の太陽は、海に溶け、南の高気圧とともに「サヨナラ」も言わずに去っていった。
(そのように見えたということで・・・汗)
この夏も「全身でバシャバシャ川遊び」が楽しい季節が終わってゆきます。
雨が少なく痩せた四万十川の水温は、まだ真夏の水の名残りか、26度。
夏の川は次のまとまった雨で、秋の水と入れ替わってしまうでしょう。
浅瀬に座りこんだ僕は空をながめ、もう戻らない真夏のできごとをアレコレと思い出す。
皆さんはひどく暑かったこの夏に、永遠と思えるようなステキな想い出を作れましたか?
某日。ぶるる・・・早朝の風が肌寒い。久しぶりに長袖のシャツを着ました。
それはなんだかシンセンな感覚。
上半身ハダカに短パン一丁、そんな「四万十裸族」の季節もそろそろ終わりのようです。
風が涼しくなると陽差しもグッと柔らかくなり、ジョキングをするのがラクに。
ついこの間までは、走り終わるとシャツが絞れるほど汗をかいたものですが・・・。
今は、その半分程度の汗の量だろう。
走り終え、頭からザブザブとかぶる水に少し冷たさを感じます。
グンと伸びたクズの蔓が、雑草が生え放題の歩道を通せんぼしています。
かたむいた初秋の陽に、山の木の影が長く伸び、山肌は陰影が濃くなった。
夏の間は、青々としていたシイの木の葉も、くすみ色あせました。秋近し。
川の水量少なく、瀬の入り口は浅くなっている。透明度はまあまあ。
気温が下がり、南風が吹きはじめる時間が14時以降と遅くなった。
目黒川。川面の水温は、25度。
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