アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

雨の匂いとホタルの光

2011-05-23 | 四万十川 初夏

 最高気温18度。

 昨日までのジメッと蒸した空気は、どこへやら。

今日は、小雨そぼふる肌寒い一日になりました。

雨を降らせる前線は、せわしなく上がったり下がったりと不安定です。

初恋にゆれる少年のココロのように。

 

 「九州は平年より8日早く、本日入梅でごわす」とニュースが伝えています。

この先の四万十の天気予報も、曇り&雨マークが続いている。

本格的な雨の季節の到来。

ミズキの花も咲きはじめ、湿った空気にクリの花も甘く濃く香っています。

ほたる

 「四万十川では、5月半ばから6月上旬まで、ゲンジボタルの光の舞いが見れます。

地味なクリスマスイルミネーションのように、川岸の林が淡い光の点滅に彩られます。

沈下橋に腰掛け、あるいは川原に座り、ホタルの光りをながめるのも良いモノです。

そんなホタルの夜の川に、僕はカヌーを浮かべたりします。

ただナイトカヌーは、前後左右の感覚が昼間の川とまったく違うので、すごく注意が必要ですが」

 

 これは、ツアーに参加したゲストに僕がするトーク。

今年のホタルの見頃は(例年より少し遅れているようで)今週半ば以降となりそうです。

   



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