おはようございます。四万十は、晴れ。
沈下橋から見あげる空を雲の群れがゴンゴンと、眼をおとす川を濁流がザブザブと速く流れていきます。
我先にと争ってゴールを目指す人々のように。大切なのは、目的地ではなく旅そのものなのに。
ザァザァ、ビュービュー、ケキョケキョ。
雨あがりの乾いた北風にだかれて、ぽけっとコーヒを飲む耳に聞えてくるのは、自然の音だけ。
「橋の下をたくさんの水が流れた」
たくさんの水と雲が速く流れゆく川景色に、過ぎてゆく時の速さを感じずにいられない朝です。
悠々として急げ、ですか。
さぁ、家に戻って洗濯と(たまったなぁ・・・)朝メシを。
四万十川の水位は、平水+3、5メーター(川登)↓
家地川ダム、津賀ダム併せたダム放流量は、336㌧↓ 今日の最低気温は、17、0度。
家にもどり、洗濯をすませれば、やっと朝メシだ(というよりブランチか)。
ひさしぶりに、朝からがっつりと食欲があるので、
おっ、(若き日の朝によく食べていた)かつ丼&ラーメンでいくか!と思い作る。
おーし、おーしと出来上がったかつ丼をワシワシ、
ラーメンをズルズルとすすりはじめるが、半分も食べれず・・・ギブアップ!!
ここでも、過ぎゆく時の速さをしみじみと感じたのでした。
年をとるというコトは、出来ないコトも増えてゆくというコトですね・・・哀号。じっと空を見る。
最高気温23、2度。午後も晴れ。
「さすが南国土佐。雑草の伸びかたがメッチャ早いなぁ。つい2週間前に刈ったばかりなのに」
伸びすぎた無精ひげのような青草そよぐ庭に、コットを広げ、寝っころがりました。
もう夏のような陽ざしのなか、若葉を光らせて吹き抜ける風の心地よさに、初夏のシアワセを感じるけど、
咲きはじめたクマノミズキの白花が、深く色づきはじめたビワの実が、もうすぐ梅雨ですよ!と告げてます。
やがて、ジリジリと肌を焼く強い陽ざしに、短パンを脱がされた暇暮らしガイドは、すっぽんぽんに。
こんなことができるのが、人気のない過疎の川暮らしのよいところですね。
でも以前、今日と同じように、真っ裸でヒルネをしていたとき
電気の検針のオバさんのバイクが、すぐ近くまでやってきて、思いっきり気まずかったコトも。
そんな、人気のないフィールドで、身も心もスッパダカになって遊ぶ気持ちよさは、
熱風カンガルー大陸(オーストラリア)、小笠原の海、山形の里山、四万十川の自然が教えてくれた。
オーストラリアのヌーディストビーチにいったときは、
(アジア人がほとんどおらず)恥ずかしさが勝って、隅っこで過ごしたけど。
そういえば、オヤジオージたちが、フルチンできゃっきゃっと騒ぎながらビーチバレーをやっていたっけ。
四万十の夏、裸族の夏。
梅雨空のムコウには、ハダカの季節が待っています。
あなたも、四万十川の人気のない自然のなかで、イラナイ物を、情報をとっぱらって、
身も心もハダカになってリフレッシュしませんか。紫外線対策はマストです。
20:00。ホタル(ゲンジボタル)は飛びはじめたかな?と川へ。
まだ、濁流に浸かっている川原には降りられず。
北寄りの乾いた風が涼しい岸辺の小道で、ぼおっとコーヒーを飲んでいると、
淡い光が1つ点滅しながらフワフワ飛んできました。おおっ、ラブリー!!
その後も3つ~4つの淡い光を見るコトができました。
今年も四万十川に、少し遅れて(10日ほどか)ホタルの季節がやってきました。
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