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アーク・フィールドブック

四万十フィールドガイド・ARK(アーク)のブログ

南の川から(気まぐれダイアリー)5月8日(リブログ)

2025-05-08 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いた、南の川から(気まぐれダイアリー)再掲です

 おはようございます。四万十は、晴れ。

分別ゴミをゴミステーションに出したあと、川へ。

深くすんだ青い空、鮮緑かがやく山、薫風ふきぬける川。美しく心地よい五月の朝です。

大きな橋の上で大きく深呼吸する頭のうえで、トンビが高く風乗りしてます。気持ちよさそうに。

家にもどる。途中の草むらに、赤い実がいくつか見えました。クサイチゴです。

いくつかつまめば、ほのかな酸味とさわやかな甘味が、口のなかに広がりました。初夏やねぇ。

今日の最低気温は、12、5度。

 

 最高気温23、0度。午後も晴れ。

初夏の陽と風が心地よい昼下がりは、ぼおっと空、山、川をみてすごす。

「空の青さをみつめていると 私に帰るところがあるような気がする

だが雲を通ってきた明るさは もはや空へは帰ってゆかない」谷川俊太郎

 

そして、ふっと気がつきゃ、あらっ、もう夕方・・・。

でもこの季節は、夕景もイイんだよなぁ。

夕闇のベランダで、ワインでも飲みながら星の劇場の開演を待ちますか(今夜は新月だ)。

ここには、ゆったり流れる川と時間、そして美しい星空があります。

10月撮影。

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南の川から(気まぐれダイアリー)5月7日(リブログ)

2025-05-06 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いた、南の川から(気まぐれダイアリー)再掲です

  おはようございます。四万十は、晴れときどき曇り。

「カメムシや ああカメムシや カメムシや」

このところ夜は、(大量発生の)カメムシの舞と(天井裏の)ネズミの運動会への対応で寝不足気味です。

枕元には、掃除機とハエ叩き(カメムシ退治用)。ふぁぁ・・・。カメムシくさい初夏の朝です。

ケッタ(自転車)を漕いで川へ。

沈下橋から見あげる空を、雨雲がスイスイと流れ、朝の光りがチラチラと川を照らしてます。

足元の川は、昨日の雨で小さく増水。

薄茶緑色の水が、ザァザァと音を立てて、いつもより速く流れています。

水位は、平水+2、8メーター(川登)。今日の最低気温は、17、6度。

温かいコーヒ片手に、川をわたる涼しい風に吹かれていると、ぐうっとお腹がなりました。

もう8時か。家に帰ろう。腹時計もたよりなスローな川のほとりの暮らしです。

 

 最高気温23、4度。午後は、曇り。 

ねずみ色の空の下、薫風が心地よいベランダのコットに寝転がって本を読んでいると、

ガサガサと頭のむこうで音がしました。ん?起きあがり振りむけば、そこには子タヌキが。

たんたんタヌキは、身じろぎもせず、黙ってこちらを見ています。

小石を拾って投げつけても、まったく逃げようともせず。こちらを仲間だと思っているのかしらん。

たしかにサノは、ぽっこりタヌキ腹ですが(夏がくる前に引っこめなくちゃ・・・)。

今日の日中の来客は、子タヌキ一匹とウグイス一羽(メス:部屋に入ってきた)。

そして夜は、招かれざる客、カメムシ&クマネズミ。

近年は、過疎地域の我が家も、ガスと電気の検針が通信による自動検針となり、

家にやってくるのは、郵便配達(週1ほど)と水道の検針(月1)の人ぐらいで、

どちらかというと人間以外の生き物の方がおおい。

そしてそれは、夏は裸族と化すさのにとっては良きコトです。より安心して醜い裸体をさらせるので。

♪たんたんサノの〇〇〇〇は 風もないのにぶ~らぶら 

それを見ていた子ダヌキは サノちゃんいいもん もってるね♪

15時40分現在。

四万十川の水位は、平水+2、5メーター(川登)↓

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はつなつかぜカヌー

2025-05-05 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2019年5月(GW)のツアーレポート再掲です

  最高気温26、1度

 「かぜとなりたや はつなつのかぜとなりたや

かのひとのまへにはだかり かのひとのうしろよりふく

はつなつのはつなつの かぜとなりたや」初夏の風 川上澄生

 

はつなつの陽、風、水が心地よい新緑の(GWの)四万十川を、カヌーで下りました。一組だけでのんびりと。

雨あがりの空は、白みがかったブルー。流れる川は、茶がかったグリーン。

青々と葉をしげらせた山は、木の花かおる風に、ザワザワと歌っています。

*江川崎から下流域は、支流広見川(笹にごり)目黒川(コーヒー牛乳色)から

流れ込むにごり水で、笹にごりに。うーん、田植えの季節だからねぇ・・・。

 ザブザブと瀬をくだり、ユルユルとトロ場をながれ、スイスイと橋をくぐり、川の自然の中へ。

いつの間にか大人たちの顔にも ―水鉄砲ではしゃぐ少年と同じような― 無垢な笑顔がうかんでいました。

それは、美しい初夏の川のマジック。

はつなつの風と水とたわむれながら、カヌーは、のんびりと下ってゆきました。

最高気温26、1度 最低気温12、3度 北北東の風

平水+80㎝ 笹にごり 川面の水温19度(江川崎)漕行12キロ

景色のよい川原で、のんびりとランチタイム。

 もう夏のようなまぶしく強い日ざしに、少年の目はかがやいた。

少しためらいながらも、親に手をひかれて、まだ少しつめたい川の中にザブン!!

バシャバシャとたわむれる水が楽し!!シャビシャビのポンジュースが美味し!!

また遊びに来てね!

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ブルーにこんがらがって

2025-05-04 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「ブルーにこんがらがって」いつかの初夏に書いた旅雑文です。短期間限定公開中。

 最高気温28度。

 五月晴れがつづく四万十は、陽ざしつよく、はやくも夏の陽気です。

雨量がめちゃ少ない春~初夏の川は、水位がじこじこ下がり、流れが痩せ、川原がグンと広くなっています。

水の透明度もあまりよくありません。そろそろまとまった雨が降ってほしいなぁ。

 

 風さわやかな初夏の午後。

木陰に吊ったブラジル製のハンモックに、もぐり込んだ僕は、

グラスのカンパリソーダを飲みながら、先日のインタビューを思いだしていた。

~以下、主観に満ちあふれた雑文です。きょーみないかたはトバシテね~

 

 「本当の豊かさってなんだと思います?」と記者。

インタビューの最中、不意打ちのような予期せぬ質問に、僕の頭の中は小さくコンランした。

ん?なんだか大雑把な質問だな・・・と思いつつも、

なにか答えなくては!と思ってしまう(悪しきサービス精神ですね)。

そして、それまでの話のながれから、「四万十川をカヌーで下りながら、その自然の素晴らしさ、

楽しさをゲストに伝えるガイドの仕事は、充実した豊かな時間ですね」と答えた。

―あれ?今の答えはARKガイド佐野としての返答だな、本当の豊かさ?ホントウノユタカサ?―

コンランの度合いが増した僕は、そのあとはしどろもどろ、脈絡もなく思いついたことを話す展開に・・・。

その、要領をえないダラダラとしたしゃべりに、質問者である記者は冷笑をうかべた。

そして、たまたま同席してた知りあいの、

「お前もっと考えてしゃべれよ。それに日本語、もう1度べんきょーしなおしたら」との言葉に僕は顔色を失った。

―ああ、やっやっちまった・・・—

へこんだ僕は、それ以降の質問にも、答えるごとに、うわっつらな言葉の泥沼にはまっていった。

ブルーにこんがらがった気分でインタビューを終えた。

 

 5月のある晴れた日。

僕は、家の近くの川原で地方誌の記者のインタビューをうけていた。

「四万十川特集」のためのインタビュー。

移住してきて、自立した仕事をしてる人間は記事にしやすいのだろう、たまにこういった取材をうける。

記者、最初の質問

「どうしてこの四万十に移住してきたのか?その魅力は?」

僕の返答

・四万十川にはダムがあるが、護岸や堰堤が少なく、

他の大きな川とくらべ、まだ自然河川としての魅力がのこっている。

・まだそこそこキレイな川の水。

(汚水もはいるが、川の浄化作用、支流や伏流水の流入などで良い水質が保たれている)

・大きく蛇行した川は、水の流れがゆるく、平均水温が高く、夏はバシャバシャ川遊びが楽しい。

・鮎釣りシーズンも、江川崎から下流には釣り師が少なく(釣るポイントではない)、カヌーが自由に下れる。

・流域に人が少ないので、空がきれい。夜空がきれい。静かさがある。

規制が少なく、キャンプに最適な景色のよい川原で、焚き火も自由にできる。

・川も良いが、そこにつながる海と山の自然もまだ濃く豊か。

そしてなにより、移住する前に、このフィールドでゾンブンに遊んで、めちゃ面白く楽しかった。

頭で考えるより、五感と体で感じた手応えが良かった、と答えた。僕の経歴(旅のハナシなども)もまじえながら。

その次に記者は、初対面の僕に「本当の豊かさってなんだと思います?」と質問したのだった。

 

 記者と知り合いがいなくなった川原でひとり、僕をへこませた質問について、

落ち着いてよく考えていると、だんだんむかっ腹が立ってきた。相手と自分に対して。

単純でアホな僕は、一聞すると美しく思える言葉や大きな声に弱く、たやすくだまされやすい。

そしてあとになって(よく考えてみれば)、相手の策や落ち度に気がつき、チッキショーと思う事が少なからずある。

今回の「本当の豊かさってなんだと思います?」という耳あたりのよい質問も、

焦点(主語?)がぼやけていて(どこのナニに向けて本当の豊かさを問うてるのか?)

わかるようでよくわからない質問、というコトに遅まきながら気がついたのだった・・・。

 

ということで、「佐野個人が豊かだなと感じる時間は?」といった質問で考えなおしてみました。

とても記事にはできない、きわめて個人的なコトですが。

・ 気のおけない仲間や、家族、好きな女の娘と美味しい物を飲んだり食べたりしているとき。

・ 好きな女の娘と、気持ちEコトをしてるとき。

・ 充実した仕事が、人や社会の役にたつ仕事や行動が、できたとき。

・ 良いフィールドで、気持ちよい風や水とたわむれているとき。

・ 何かにチャレンジし、見える風景や自分が変わったなぁ、と思えるとき。

・ 星空の下でお酒を飲みながら、ぼおっと焚き火を見つめているとき。テントの中で本を読んでるとき。

etc、まだまだ沢山あるのだ(なんだかしょぼいようなコトばかりで・・・ちょいと恥ずかしいのだ)。

 

「生きてて良かったぁー、時間よ止まれ!」と思うシアワセな瞬間(永遠の一秒)は、一粒のしずく。

記憶の地図の川を流れる、美しいしずく。もちろん汚いしずくも入るけど、

できるだけ沢山の美しいしずくを集め、記憶の川もそこそこ美しく豊かでありたいと思う。四万十川のように。

—生きる旅が、川のトロ場に吹くきつい向かい風の中を、

わっせわっせと懸命にパドルを漕ぎ、海に向かうことに似ているのなら—

ココロの中の川も美しく豊かなほど、良い流れにのって悠々と、気持ちよく海まで漕いでいけると思う。

 

 ~大切なものは、目には見えないんだよ、心でみなくてはね~

言葉にするのが難しいことや感情を、美しい言葉や大きな声で、たやすく口にする人には注意しましょうね。

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どんより曇った空からときどき若葉雨降る新緑の川をカヤックで下る

2025-05-04 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2019年初夏に書いたツアーリポート再掲です

ときどき 最高気温19、2度 

 どんより曇った空からときどき若葉雨降る新緑の川を、カヤックで下りました(5月1日)。

神戸からきたSさん一家は、4回目のツアー参加(オリジナルツアーも)。

これまでは、バシャバシャ川遊びも楽しい真夏に参加。初夏&雨の川は初めてです。

 

 会うたびに子どもたちが、成長しているのがオモシロイ。

「男子三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ」ですね。

もう、うぶな青年といった感じの上の子に、オジサン(アークさの)は、少し大人な下ネタも。

「彼らは、いつまで親と遊んでくれるのだろうか?」

家族一緒に遊べる貴重な時間は、ロングコースで、のんびりと、たっぷりと。

瀬にむかってくだる。だんだん流れが速く、瀬音が大きくなる。

おっとっと・・・。

♪さぁゆくんだその顔をあげてぇ♪。頭のなかも真っ白に。

最高気温19、2度 最低気温13、7度 漕行15キロ

水位は、平水+60㎝ほど 水の透明度△ 川面の水温17度(江川崎)

のんびりいこうぜ。

岩間沈下橋でランチタイム。

 「さのっち、雨の川景色もイイもんだね!!」

 「いいでしょう。雨にけぶる新緑の山と川の景色が幻想的で。

こんな天気のときは、向かい風が吹かないから、鏡のような水面の景色も楽しめるし、

全体的にトロ場が多い今日のコースでも、まぁまぁいいペースでくだれてOK牧場だね」

トロ場:流れがほとんどないところ

 

 ランチタイムあたりから、小雨が降ったり止んだり。

フィールドで濡れる雨の冷たさは、子どもたちにとっても良い経験となったコトでしょう。

あたたかい季節の川でも、雨の装備は(合羽は)必携だと。

モノトーンリバー。

水鏡のような水面をゆく。

口屋内沈下橋がみえてきた。

 

 

 ゴール!また遊びにきてね!!

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輝ける初夏の川

2025-05-03 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「輝ける初夏の川」2018年GWのツアーレポート再掲です。

 最高気温26、3度。

 スッキリブルーの空、あかるく強い陽ざし、新緑あざやかな山。

子どもの日の四万十川は、初夏の光りに輝いて、カヌーツアーには最高のフィールドです。

ゲストたちも、ピカピカの笑顔を見せてくれました。

輝かなかったのは、アークさの(ガイド)のさむいギャグ・・・。

 

 ツアー集合時に、アークさのは言いました。

「昨日までの川は、冷たい北風がビュービュー吹いて、あまりイイ状態ではありませんでした。

予定を今日に変更してセーカイでしたね。今日は、貸し切りツアーをのんびり楽しんでくださいね。

下る距離は12キロ、子供たちは下りきれるかな?」と。

さぁ、ツアーのはじまりはじまり。

まずは漕ぎ方を教わったあと、流れがゆるいところ(とろ場)で少し練習しよう。

川は笹濁り。川面の水温20度。

最初はこわごわ、下りながら慣れようね。

瀬でかぶる初夏の川の水が気持イイね!

カヌーに慣れてきたら初夏の川景色も楽しんでね。

イエーイ!川もツアーも貸切りだぜぇ。

バシャバシャ!キャー!パドルでの水かけっこに大人も子供も大はしゃぎです。

ざぶざぶいこう。

少し暑いね。ブンタンジュースをどうぞ。まだ凍ってるけど。

空をヒラヒラこいのぼり、川をスイスイ川ガキたち。

山と岸べの新緑がキレイだね。

初夏の山を黄褐色にそめてたシイの木の花もおわりました。

もう瀬にもなれたもんね。イエーイ!

「途切れた橋の物語」

♪ない、ない、ない、橋がなーい♪ byガキ隊。

いつものGWは、観光客でごったがえす沈下橋と川原だけど、通行止めの今は、がらがら。

静かでいいにゃー。途切れた沈下橋をくぐるのはレアな体験です。

お昼は川原でのんびりと。アークさのが作ったトン汁も食べました。

コーヒとクリのお菓子もね。

沈下橋はわたれません。

午後の川の流れはゆっくりゆっくり、のんびりいこう。

陽が傾く午後の水面はキラキラ光ります。

もうすぐゴール。12キロ、よく漕いだね。よい水の流れとよい風の向きでした。

Nさん、今年も(4回目の)ツアーのご利用ありがとうございました。

ツアー画像CDは、5月7日に発送いたします。お楽しみに~。

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レターフロムS1

2025-05-03 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「Letter FromS 1」  期間限定公開です

2003年 5月30日

 皆さん、お元気ですか?

「Letter FromS」は、アーク佐野がつづる、四万十フィールド身辺雑記です。

 

 台風4号が近づく四万十は、昨日の午後から風がブンブンと暴れはじめました。

今朝は、よこなぐりの風雨に大きくざわめく木々の音で目がさめました。

雨と風は、時間がたつにつれイキオイを増して、やがて暴風雨に。

台風は、はやければ今夜中にも四国に上陸するとの予報。

四万十川のほとりに移住して4年目。今シーズンは何回沈下橋がつかるかな?

 

   

沈む高瀬沈下橋             友人一家             

 

 先週と今週は、「江川崎カヌー館」&「かわらっこ」で、

カヌー体験にきた修学旅行生相手のインストラクターをしていました。

今週の川は、天気&水量(やや増水)に恵まれず少しザンネン・・・。

それでも生徒達は、歓声をあげ、カヌーを漕いだり、沈したり、

沈下橋から飛び込んだりと、つかの間の四万十川カヌー体験をそれなりに楽しんでくれたようです。

では。

 

5月31日

 灰色の雲の群れが、空いっぱいにのんびりと流れていきます。

今朝は、台風一過の青空とはなりませんでした。

四万十を直撃した台風の風雨が、家の雨戸を激しくたたいた昨夜は、

起きていようと思っていたけど、結局、睡魔には勝てず。2時頃には夢の中、zzz・・。

 

 9時、写真を撮りに家を出発。

30日の写真は、前回増水した時のもの。今回は、それよりさらに2メーターほど水位が上がったようです。

沈下橋は、完全に泥水に沈み、村や国道ひくいところ、

かわらっこの一番下のキャンプサイトは、茶色く濁った水につかってます。

トロ場がなくなった川は、川幅いっぱいに、ザァザァと一気にはやく流れている。

すげーっ!僕はその流れの迫力に、しばしボーゼン。

「早く青空が戻らないかなぁー」と思いながら空をながめた午後でした。

では。

 

6月3日

沈下橋からながめる青空を、薄雲がのんびり流れていきます。

足元の川は、かなり水位がさがりましたが、はやく流れる水は、まだ薄茶色に濁ってます。

 

今日は、今月3本行う専門学校の研修プログラム、

「シーカヤック&シュノーケリングコース」の下見で、土佐清水市以布利に行って来ました。

このプログラムには、三崎のダイブショップ「シーサークル」のスタッフとして参加します。

1 衣布利漁港内でシュノーケリング。

2 マンボウ(5匹いる)とたわむれた後、カヤックにのり3~4キロ海を漕いで大城の浜へ上陸。

3 カャックで波乗りを楽しんで、大城の浜でゴール。

南国のきれいな空、海、白砂青松の大城浜(1、6キロの砂浜)を満喫できるプログラムです。

*マンボウは8月はじめ頃まで。

8月初句からは、ジンベイサメとシュノーケリングも可(ジンベエの捕獲状況にもよる)。

アークでは、シーサークルさんの提供のもと、このプログラムを利用できます。

この夏は、川と海、両方を楽しめるツアーをやりたいなぁー、と考えています。

では。

 

    

以布利港マンボウ 手を叩くと寄って来る      大城の浜

 

 梅雨入り直前のある日。

シーカャックで、日本一周中の武田君が中村に寄港しました。

彼は、僕の年下の友人で 東京都出身。

冬は、テレマークスキーのガイド(かかとを固定しないスキー)。

夏は、シーカャックのガイドの仕事をして生計を立てている。

カナダで暮らし、極北の大河ユーコン川を下った経験を持つ。

 

 カナダから帰国した彼は、もっと自分の国を、自然を知りたくなった。

そして、「海に囲まれた日本を、単独、人力で旅をするには、シーカャックが最適だろう」

と去年の4月に、シーカャックでうしゅ日本一周の航海をはじめた。

 

  

中村に到着             やまもも 今が食べごろ       黒尊渓谷 

 

 伊豆をスタートし、太平洋を北上。

北海道をまわり、昨年12月に島根まで到達するが、冬の荒れる海に旅を一時中断。

今年の4月にふたたび航海をはじめた。

*彼の旅の記録は、「西伊豆コースタルカャックス」のホームページでご覧になれます。

 

 我が家に2泊の予定が、荒天のためなかなか出港出来ず、約1週間の四万十滞在となった。

近くに住む友人もさそい、3人で初夏の風が気持ちよい四万十川をカヤックで下った。

沈下橋から飛びこんだり、手長エビを捕ったり、遊びながらのんびりとゆく。

ひさしぶりの淡水での川遊びにコーフンした彼は、

ニコニコしながら、僕に水をかけまくったり、カヌーを沈させたり、とはしゃぎまくった。

シャツの背中がめくれあがったまま、夢中で手長エビを追いかけるすがたは、まるで子供のようだ。

僕らは、捕った手長エビを焼き、ビールを飲んだ。

次の日は、四万十の支流の中でも、透明度がもっともよいといわれる黒尊川で遊んだ。

 

 夜、二人で酒を飲みながら、彼の旅のハナシを聞くのは楽しかった。

出発の日。四万十川の河口から海に出港する武田艇を見送る。

土佐湾に小さくなる彼のすがたを見ながら思う。「僕も今シーズンからアークという船で航海をはじめたんだ」と。

「きっと、人はいつも、それぞれの光を捜し求める長い旅の途上なのだ」星野道夫

では。

 

  

この先の航路をチェック       ジンベイも見ました         再び太平洋へ
   

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時と水がスローに流れる初夏の川を、カヌーでのんびりとゆくのだ

2025-05-02 | ・最新のお知らせ・イベントなど

時と水がスローに流れる初夏の川を、カヌーでのんびりとゆくのだ」

2019年GWのツアーレポート再掲です。

 最高気温19、6度。

 「47番目となった高知の旅、遠かったけど、来てよかった~。のんびり下れたし」

「それは良かったです。ぜひまた、四万十に遊びにきてくださいね。キャンプもいいですよ~」

 

 ゲストの感想とコーヒのぬくさで、ほっとしたガイドさのは、薄曇った空を見上げながら、

「ようやく四万十川に復帰できたなぁ・・・」と実感です。今年は、かなり遅くなったけど。

それは、沈下橋の川原に上陸し、コーヒータイムを楽しんでいたときのコト。

 もうすぐ年号も変わる大型連休2日目。

風薫る四万十川をカヌー(カナディアン)&カヤックで下りました。

ARKリバーピクニック1日コース。

 

 船腹の大きいカヌーに、美味しいもの、飲みもの、おやつをどっさりと積んで、GO!!

昨日は、ひやい北風が強く吹いた川。でも今日は、おだやかに晴れて、なかなかよいコンデションです。

明日からは、また天気が下り坂のようだけど。

この時期の空は、猫の目のようにクルクルとかわりやすいですね。にゃー。

 

 最低気温5、8度 最高気温19、6度

水位は、平水+50㎝ 川面の水温21度 水の透明度△ 

午後の空は、薄曇り。時々、北寄りと南寄りの風。漕行11キロ 

 ゲストの千葉からきたIさん一家は、アウトドア好きで、

屋久島、父島などの自然とも遊び、シーカヤックの経験もあります(川を下るの初めて)。

 

 まずは、スタート地点のトロ場でカラダをならしたあと(川の漕ぎ方などもレクチャーしたあと)、

今回のコースで、いちばん波が高い左カーブの瀬に突入!!

ザァザァ、ザブザブ。まだ冷たい初夏の水がデッキをあらい、水しぶきがカラダに飛んでくる。

「うっひゃー、つめてー!!わはは・・・」

全員ブジに、瀬をクリアー。白波に、新艇のグリーンが映えます。

水温が低い季節、カヤックはじめての方は(初っ端の波高い瀬は)迂回するコースを下るコトが多し、です。

 

 「目に青葉 川カジカガエル 初くだり」

ライムグリーン、ワインレッド、クリームイエロー。

水面から見あげる南国の山は、一年でもっともカラフルではなやかです。

ざんねんなのは、ダークグリーンの部分がとても多いコト(7割が植林のスギ、ヒノキ)。

岸辺は、トサシモツケ、キシツツジの花にいろどられ、涸れ色の竹林は、「竹の秋」をむかえてます。

新緑と花かおる風に、カヌーの上で何度も大きく深呼吸~。ふぅ~。

 江川崎から4キロほど下った網代の川原に上陸、ランチタイムです。

のどかで静かな川原で、のんびりゴハンを食べている僕らの前を、

沢山のカヤックがぞろぞろと下ってゆく(大きな施設のカヌー半日コース)。そして、すぐ下流の川原でゴール。

バタバタと艇と装備を片付けた参加者がひきあげれば、ふたたび川原は静かに。

「おーい、そんなに急いでどこへゆく」

 

 午後のコースは、瀬が少ないけど、四万十川の雄大な景色が楽しめます。

よい川景色の中を、ゆっくり漕いで岩間沈下橋の川原に上陸、コーヒータイム。

現在、沈下橋は落橋中、橋は工事中のため通行止め。

そのため、いつもの連休とちがって川原はとても静かです。

 

 その後、沈下橋をでてさらに下流へ。

そこで川は「これぞ四万十川」といった川景色を見せてくれました。

 

 ゴール地点までは、もう少しです。

「さぁ、もう少しでゴールに着くよ」とゲストに告げると、

名残りおしいブラザーズは、わっせわっせと上流に向かって漕ぎあがっていきました。

 

 僻地を流れる四万十川は —都会近郊の川とちがい―

静けさのなかを、ゆっくりとした時間と水が流れるところです(川は時々暴れるけど)。

まだ、なかなか豊かな川の自然をゾンブンに楽しみたければ、

のんびりゆったりとフィールドで過ごすのがおススメですよ。いそがされず、せかされず。

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星降る川から(気まぐれダイアリー)4月27日

2025-04-27 | 星降る川から(気まぐれダイアリー)2025

 最高気温27、7度(最低気温6、7度)。

明日(4月28日)は、新月。

今回は、新月をテーマに書いた過去の記事から、9つのストーリーを抜粋しました。

星空、焚き火、ウイスキー、星空カヌー、ロマンチックな星降る川への案内状です。

 

 明日(4月28日)は、新月ですね。*書き下ろし

四万十川流域は(町付近の下流域をのぞいて)、川だけでなく、美しい星空も見られるところです。

せわしない日常に、人間関係に、SNSの世界にくたびれたときは、

スローでキレイな川が流れる四万十で —もちろん自然豊かな川でのカヌーもよいけど—

ただただ、ぼおっとステキな星空をながめてみるのも一手かな、と。

 

そして、いくつになってもユメ見がちな、おセンチガイドは、

きれいな星空をみあげれば、古いジャズナンバーの歌詞を思い出したりします。

純粋な恋をしていた少年の日の記憶をたぐって。

 

「恋している人のように」Like Someone in Love

最近ふと気がつくと 知らないあいだに

1人で星をじっと見つめたり ギターの調べに聴きいったりしているんだよね

まるで恋している人のように

 

 

 ♪流れ星 流れ星 すぐに消えちゃう君が好きで♪

明後日15日は、新月ですね。人少なく灯り少ない四万十川の川原は、星を見るにもよいところ。

夜の川原で、火を囲み、酒を飲み、秋の実りを食し、星をながめれば(ナイトカヌーもイイね)、

あなたは、「四万十の秋」そのものになってしまうでしょう。たぶん。

*ごろた石の川原キャンプでは、コットを使うとカイテキですよ。

 

 *西土佐地域(江川崎、口屋内村など)は、「星空の街」に認定されてます。

江川崎には、小さな天文台があり(4mの観測ドーム、直径36cmの反射望遠鏡)、

専門員による星空観察(要予約)もおこなってます。ギャラリー|四万十天文台

 

星を見るときは、足元にも気をつけたいものです。

山頂、土獏、海上、これまでいろんな旅の夜に、ステキな星空を(月空)をながめてきましたが、

一歩まちがえれば、星を見てた自分が、星になっていたかも、ということが何度かあります。

 

そのひとつは、ある晩秋の夜。

我が家の対岸にある知人宅で開かれたワインパーティに参加した(新酒がメイン)ときの帰り道でのコト。

ヌーボーは、軽くのどごしがいい。つまみは、炙ったイカでいい。

調子にのった僕は、注がれるままガバガバとワインを飲んだ。

やがて、パーティがお開きになるころには、酩酊。べろんべろんに。バカなのだ・・・。

 

帰路。チドリ足でフラフラと沈下橋をわたる、と頭上にまたたく無数の星の饗宴に目をうばわれた。

わおっ、なんてキレイな・・・。夜空の宝石箱や~。

沈下橋のふちにこしかけて星を見はじめた僕は、やがてゴロリとあおむけに。

そして、そのまま夢のなかに、フネを漕ぎはじめた。

 

さぶっ!しばらくしてヒエヒエ夜風に目がさめた。すぐ足元は、凍るように冷たい冬の川。

ずいぶんアブナイところで寝てしまったのだ。そして思った。

ああ、落ちてたら、(四万十川ではなく)三途の川をわたり、お星さまになっちまうところだった、と。

皆さんも、星を見るときは、くれぐれも足元にお気をつけを。

 

 「流れ星を見つけるコツは、星空の一点を集中して見ずに、夜空全体をぼんやりとながめるコトさ」

コットのシュラフに潜りこみ、ウイスキーをなめながら、ぼおっと星空をながめ流れ星をさがしました。

大きく明るい星が、夜空の低いところをゆっくりながれてゆく。

小さく明るい星が、夜空の天上をかすめるようにスバヤクながれてゆく。

 

そして、晩秋の星空を鑑賞しながら思うのでした。

過疎暮らしは、ネットの速度が遅いコト、ラジオの受信状況がよくないコトが難点だけど、

ステキな星空を目のまえで見て、心おどるリアリティを感じられたから、まぁ、いいか、と。

 

 木陰をわたる南風が、心地よい午後です。

今夜は新月ですね。人少なく、灯り少ない四万十川の川原は、星を見るにもよいところ。

星明かりの川原で、お酒でも飲みながら、のんびり夏の夜空をながめてみてはいかが。

天の川、夏の大三角(こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ)、

赤く輝くさそり座のアンタレスなど、

華やかで見ごたえのある星が楽しめますし、流れ星をさがすのも、またよろし、です。

そうそう、ごろごろ石の川原では、コットを使うとカイテキですよ。

時には、星の下で眠ろう。

 

「新月の流れ星を沈下橋でみたものはユメがかなう」とこのあたりではいわれます。

ウソです。これは今、僕がかってに思いつきました。

でも —深緑のなかを青くながれる昼間の川とはまるでちがう表情をみせる —

神秘的な星空の川は、あなたのユメをみるチカラを、きっとぐっと高めてくれますよ。ぜひ。

 

あなたは、ごきげんよろしいほで、けつこです。

4日、かわらでほしみしますから、おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい。

さのねこ拝 

 

 そんな、陽と風が心地よい秋の四万十川は、カヌー&焚き火キャンプにもよいフィールド。

昼は、光る風がわたる透明度のよい川をカヌーでくだり、

夜は、冷えた空気の川原で焚き火にあたりながら酒を飲む。♪肴はあぶったイカでいい♪焼いたアユでもいい。

時々星もみる。ラーメンでしめたあと、テントはいり寝袋にもぐる。

ヘッドランプの灯りで本を読む。いつの間にか眠ってしまう。

 

♪流れ星 流れ星 すぐに消えちゃう君が好きで♪

明後日(11月1日)は、新月。カヌーにのって星空の川に流れ星をさがしにいこうか。

 

 明後日13日は、新月。そして、おうし座北流星群の活動が極大となります。

星の秋。だれっちゃおらん真っ暗な川原、澄んだ夜空。

秋の四万十川は、星を見るのによいフィールドです(月もね)。

秋の夜長、ごろり川原に寝転んで流れ星を見ませんか。焚き火にぬくもりながら。

そうそう、星降る夜の川に、カヌー(カナディアン)で漕ぎだすのも、またオツなものですよ。

 

 焚き火も心地よい、秋~春の四万十川の川原。

そんな焚き火には、「焚き火マジック」があるのをご存知ですか。

いつもは無口なヤツが饒舌に語りだしたり、いつもはおしゃべりなヤツが黙り込んだり、

とても大切なハナシをいきなりぶっちゃけたり、

焚き火を見つめていると、ときどき人は、ゆらめく火の魔法にかかってしまうコトがあるのです。

 

「実はなぁ、オレ、あいつと別れたよ」

「ん?」

「離婚したんだ。子供は向こうについていった」

「そうか・・・」焚き火の向こうにいる友人Kのトートツな打ち明けバナシに、

僕は、なにを言っていいのかわからず、相槌をうつしかなかった。

 

それは、ある春の夜。

カナディアンカヌーで四万十川をくだり、川原で焚き火キャンプをしていた時のコト。

焚き火マジックにかかったKは、苦しい胸のうちを訥々と語りはじめた。

独り暮らしの寂しさのコト、子供のコト、うまくいかない仕事のコト、不安な将来のコト。

それまで僕らは、バカ話をしながら陽気に飲んでいたので、

不意の打ち明けバナシに不意をつかれ困惑した僕は、ただただ黙って彼のハナシを聞いた。

 

ひととおりハナシおえると彼は黙りこんでしまった。

ふと見あげた頭上には、たくさんの星が瞬いていた。明日は、新月だ。

「なぁ、星降る川に、カヌーでくりだしてみようぜ!」と僕は言った。

ほとんど流れてない長いトロ場に、カヌーをうかべ、星々の饗宴に酔いしれた。バーボン片手に。

「すげえなぁ・・・。うつむいてばかりいたら、このステキな星空に気がつかなかったかもな。

なぁ、この宇宙の膨大な時間のなかでは、人の一生なんて、ほんの一瞬の光りの輝きなんだろうな・・・」

「そうだなぁ。過去も未来もなく、今、俺たちはサイコーな星空にしびれている。それでよくね?」

「これから独りどうやって生きていこうか・・・」

「・・・旅にでて、新しい世界にふれてみては?」

テント場にもどった僕らは、消えかかっていた火を復活させた。

Kは、だまって夜更けまでギターを弾いた。

 

それから数カ月後。我が家に、エベレストが写ったポストカードがとどいた。

そこには、短い文章が書かれていた。

「よう、元気か?俺は、あれから旅にでたよ。おっさんバックパッカーさ。

香港からはいって、タイ、インドネシアなど東南アジアをまわり、インド、ネパールへ。

そこからヨーロッパまで。あと2か月ほど旅をして日本へ帰る。

やっかいなことに巻きこまれたり、

あぶない目に会ったりもするけど、今をとても楽しんで旅をしているよ。世界は広いな!

帰ったら、また星空の川原で、焚き火をかこんで一杯やろうぜ!!」

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感じるココロと5月の空

2025-04-26 | ・最新のお知らせ・イベントなど

*2010年初夏に書いた雑文です。期間限定公開。


  最高気温25度
 
 アップル社の携帯情報端末「ipad」が日本でも販売され、大きな話題となってますね。

もうひとまわりボディを小さくし、

防水性と耐ショック性能に優れた野外仕様の「ipad」があれば、僕もほしいと思います。

野外仕様の「ipad」は、山、川、海でフィールドワークをする時に、なかなか使えそうです。

今までは、背中のザックが、数種類の図鑑類でふくれ、重くなってしまった。

しかし、「ipad」なら、ボーダイな情報や画像をコンパクトに携帯できるので、身軽になるし、

樹木の名前、生き物の生態、特徴などをスバヤク調べることができ便利そうです。

 

 「ipad」は、ネイチャーガイドをする時も、

その場で、参加者に画像や音を使った説明が出来るので、とても役にたちそうです。

だけど、野外でこのような便利な情報を携帯する時は、気をつけないと便利な反面落とし穴も。

それは、「頭は知っているつもりになり、体とココロでの感じかたが浅くなる」というコト。

便利な情報がすぐそばにあることで、それにたより安心し、

実際に目の前にある物、現象をよく観察せず、感じず、なんとなく知ったつもりになってしまう。

「だいたいで覚えておけば、あとでいくらでも調べられるさ・・・」

しかし後には、薄い記憶しか残っておらず、知ったはずの名前もうろ覚えでしかなかった、という結果に。

それは、自然観察会などの参加者が「この花の名前は?この木は何て名前?」と、

ガイドに無邪気に質問するけど、あとで聞いてみると、

参加者は、聞いたものの名前をあまり覚えていない、というケースと少し似ています。

 

 僕がその落とし穴に落ちないように気をつけていること。

それは例えば樹木の場合。

期間限定公開終了。続きは、カテゴリー「レター&旅雑文」でご覧になれます。

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街をぬけて川の中へ

2025-04-26 | ・最新のお知らせ・イベントなど

「街をぬけて川の中へ」2022年初夏のツアーレポート再掲です。

 最高気温25、7度。

 「いや~今日は、晴れてきてよかったですね。雨をカクゴしてましたが。

遠い街からはるばる車で走ってきた2人に、空のカミサマが2人に太陽をプレゼントしてくれたのかな」

「ほんと、ラッキーです。今日は、めっちゃ楽しみ!!」

 

 4月25日(月)。

600マイル彼方からやってきた、2人の可憐なゲストとともに、初夏の四万十川をくだりました。

美味しいものをこじゃんとカヤックに積んで、薫風のリバーピクニックです。

 

 川原で、漕ぎかたのおさらいをしたあと(2人は湖などでカヤックの経験あり)、トロ場でならす。

そして、少しはやい流れ(メインストリーム)にカヤックをのせて、レッツ・ゴー。

川の自然の中へ。

 カヤックから見あげる雨あがりの空を、

ゆっくりと雲が流れ、雲間から差しこむ陽に、新緑がキラキラとかがやきます。

甘臭くかおる、しめってあたたかい空気(クリの花のような)。

赤紫、若緑、濃緑、萌黄がいろどる山肌に、黄白色のシイの木の花が満開なのです。

 今日の川は、昨日の雨で、少し水位があがってます。

ウグイス色に、にごったお尻の下の水は、いつもよりちょっと流れがはやく、

若葉色の川岸も、はやくながれてゆきます。

手をのばしてふれる川の水が、ヒンヤリ心地よい。川面の水温は、あっ、はかりわすれた・・・。

はじめて川を下るゲストは、移りかわる景色とながれに、わー、きゃーと嬌声を上げました。

 川原に上陸し、のんびりお昼を食べていると、かっと陽がてりつけて、もう夏のように暑い。

暑さにガマンできなくなったゲストは、ドボンと川に飛びこみました。

 お腹いっぱいで、再びカヤックにのりこみ、

どんぶらこどんぶらこと川を流れてゆけば、フネの上で、うつらうつらフネを漕ぎたくなります。

 

 ロケーションのよい岩間沈下橋の川原に上陸し、ゆるゆるとコーヒータイム。

GWは、観光客でごったがえす沈下橋も、

平日の今日は、いつものがらんとした四万十川の静けさが味わえるのが、ナイスです。

 午後の陽に、キラキラ光る水面を下ってゴール地点へ。

ときおり吹きぬける南風に、岸辺にさいた、キシツツジ、ノイバラの花がゆれています。

そこに、コデマリのような白い小さな花も開きはじめている。トサシモツケです。

初夏の川岸に、ひっそりと可憐に咲く花に、僕らはしばしみとれました。

 

 「移動時間がとても長い旅行だけど、1日ゆっくりと四万十川を下れてよかった。晴れたし。サイコーでした」

そんなゲストの感想を聞いたガイドは、空を見上げてつぶやいた。空のカミサマありがとう、と。

花美しい初夏の川に、笑顔の花もたくさん咲いた、連休前の小さなプラーベートツアーでした。

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レターフロムS12・はじまりはカンガルー大陸・GWツアー・轟沈の初夏

2025-04-25 | レターフロムS

レターフロムS12・はじまりはカンガルー大陸・GWツアー・轟沈の初夏  再掲です。

 谷を吹きぬけるぬくい風が、シイやカシの濃緑の葉を、パラパラと風に散らしてゆく。

常緑広葉樹のうまれたての葉が、春の山肌を赤紫色にいろどっている。

川原の新緑も目にあざやかな4月の半ば、南国土佐の短い春は終わり、季節は長い夏へ。

 

 雨の日は、まだうすら寒いが、晴天時の日中は、夏を思わせるような太陽が照る。

寒暖の差が激しい日々の朝夕は涼しく、虫や蛾も少なく、

焚き火を囲んでキャンプをするには、とても気持ちの良い季節だ。

 

 初夏の甘く薫る風に吹かれながら僕は、ベランダでビールを飲んだ。

CDではスティービーが♪5月初頭にはバラの蕾が開くよ♪と愛の歌を歌っている。

平和なフィールドで遊べる幸せ。でも、もうすぐそこまで「暗雲」がきているのかもしれないけど・・・。

 

 某日。知り合いとその友人2人を連れて、江川崎からカャックで下る。

午前中は雨が残り寒かったが、午後からは晴れてきた。水温19度。

ロールをして水に濡れた僕は、吹く風に体温を奪うばわれ、寒さにブルブルと震えた。

夜は、我が家のベランダで七輪を囲み酒を飲んだ。

面白いコトに、ここにいる全員がオーストラリアのワーホリ(ワーキングホリデー)経験者だった。

僕らは、熱風カンガルー大陸の話で盛り上がった。

 

            

   24000キロの旅

 

             

   川原の石が暖かい

 

 僕が「ガイドツアー」のオモシロ楽しさを知ったのは、

オーストラリア大陸北西部にある国立公園ハマスレーゴージ(峡谷)。

そこで、デイブという親父オージーが行っている「デイブツアー」だ。

その頃の僕は、オフロードバイクにキャンプ道具を積み、

バイトをしながら、シドニーから反時計回りで大陸を旅していた。

ある場所で会った日本人ライダーに「ハマスレーに面白いツアーがあるよ」と教えてもらった。

その話に興味を持った僕は、道中、ハマスレーに寄ることにしたのだった。

 

 ハマスレーの小さな村で、デイブが経営している「ぼろいユース」に泊まり翌日のツアーに参加。

ツアーは、1ディとキャンプコースがある、1ディに参加。

参加者は、同じユースに泊まっていた、イギリス人の男女6人のグループと日本人2人の計8名。

ユースでは、イギリスの女の子達と同室だった。

目の前で堂々と着替えをする彼女たち。僕は大変うれしい反面、目のやり場に困った。

1人の女の子と親しくなった、が、小さな僕は、そのふくよかなボディに押しつぶされそうだった。

うーむ・・・先方の申し出はつつしんで辞退したのであった。

 

           

 鳥に話かけるミスター蜘蛛男

            

  ゴージを進みプールへ

 

 一行はまず、乾いた赤土獏の大地のさけ目にそって、ゴージの底まで歩いて下りた。

底には冷たくきれいな水の川が流れている。流れの脇の岩々をぬうように、そろそろと進んで行く。

ゴージの中は、自然が創ったふくざつな地形の岩場だ。

大きな岩をトラバースしたり、ロープを伝って岩場を登ったり降りたり、

時には、荷物を浮き輪や頭の上に乗せ、流れを泳いで対岸に渡った。

なかなかスリルに満ちているだ、このツアーは。

底の水の流れがプール状になっている場所では、岩場を4~5メーター登り、そこからプールにダイブして遊んだ。

そんな時デイブは、皆が苦労してこわごわ登ってる脇をスルスルとあっという間に登って行く。

そして、皆が来れないような高さの所でひとり嬉しそうに笑っていた。

 

           

 キレイな水とたわむれながらいこう

           

  サイコーに楽しかった一日

 

 「スパイダーマン」というデイブのあだなに一同納得。

ツアーの最後は、天然の岩の滑り台から天然プールへの飛び込み。

地上は乾いた熱風だけど、このゴージの中は涼しく、

底を流れるキレイな水とたわむれるのは、なんともソーカイでユカイだった。

参加者の笑顔が、ピカピカと楽しげに輝いている。

英語のヒヤリングが、イマサンの僕には、このフィールドの自然を解説する

デイブの話は、正直、よく理解できない部分も多かった。

それでもデイブが、ここの自然を「こよなく愛している」コトはよく伝わってきた。

そしてこのオモシロ楽しい体験が、今の僕の元(種)となったのだと思う。

 

「ゴールデンウィーク・ARKツアー」

 ゴールデンウィークも間近となった4月25日~26日。

台風のような激しい雨と風が、四万十を駆けぬけて行きました。

四万十川は、平水時よりも約3メータの増水となる。

うーむ。1日からのツアーは大丈夫であろうか?

「もうこれ以上降らないでくれ!」

天にも祈る気持ちで、僕はテルテル坊主を部屋の中につるした。

その後、雨は降らず順調に増水は引いたが、GW連休の川は、まだ水量多く笹濁りに。

 

             

  また遊びにきてね!

             

   朝食はリゾットです

 

 連休に入ると、いつもは静かな四万十川の川原も、カヌーイストやキャンパー達のテントでにぎやかだ。

川沿いを走る国道(酷道)441号も、県外ナンバーの車がどっと増えた。

こうなると、狭い道(酷道)での対向車とのすれ違いが、なかなかタイヘン。

面白いのは、僕らから見ると

「にぎやかで混んでるなぁー」との印象もゲストの皆に言わせると、

「えっ!これで混んでるんですか?こんなに人が少なくのんびりしてるのに!」となる。

 

 山肌には、黄土色のシイの樹の花が目立つ。

川岸には、四万十に初夏を告げる、トサシモツケの小さな白い花が可憐に咲いている。

 

 1日、空には雲が多く、水に濡れると風がやや肌寒い。

翌2日も天候はさえず、3日~4日のキャンプツアーは、終始雨模様となる。

そして皆が帰った5日には、素晴らしい青空となるのだから、「イヤんなっちゃうね・・・」。

 

            

  雨でちょっとザンネン

             

   今夜はシュハスコ

 

 この数年、GWは増水してたり、天気に恵まれなかったりしている。

ゲストの皆に、初夏の光溢れる四万十川の素晴らしさを、存分に味わって欲しかったのに・・・。

泣く娘と天気にはいつも負けてしまうのでした。

それでも、ツアーに参加してくれたゲストの皆さん、どうもありがとうございました。

これに懲りずに、ゼヒまた四万十に遊びに来て下さいね。

次回は晴れたピカピカに輝く、四万十川を楽しんでいってもらいたいなぁ。

それと、今回のツアーを手伝って下さったスタッフの皆さん。

協力してくださった関係者の方に心よりお礼を申し上げます。

 

「テルミちゃんスペシャルコースに突入す!」

 それは1本の電話から始まった。

「もしもし佐野さん?明日、休みが取れたんで川下りに行きたいのだけど・・・」

電話の主は、時々このレターに登場している四万十の写真屋テルミちゃん。

去年の夏の終わり、それまでのゆるーい流れが多いコースのカヤッキングに物足りなった彼は、

僕と一緒に少し速い流れ(瀬)も多くなる江川崎の上流を漕ぎ、途中の瀬で「轟沈」。

そして、ニガ笑いを浮かべながら川を流れていった。

愛用の高級一眼レフカメラとともに。(閉じ方がゆるかった防水バックは、浸水。カメラはフリーズ・・・)。

*レター3もしくはテルミちゃんのHPをみてね。

今年も懲りずに・・というか、なんとマイカヤックを買う気になったらしい(やったー!パチパチ)。

その計画に1枚かんでる僕が、協力しない訳にはいくまい。

まして、仕事が忙しいテルミちゃんの今シーズン初川下りなのである。

「オッケー牧場!!じゃ明日、9時には家に来てね」僕はさむいギャグを交えた返事をした。

 

 翌日。天気は快晴。車2台で江川崎へ。

江川崎のスーパーで昼食を買い、ここで僕は本日のコースを発表した。

「えー今回は前回よりも上流に行こう。

前回のスタート地点に車を置いてそこが今日のゴール。このコース、

前回よりも瀬が多いけど・・まあ、大丈夫でしょう、なんとか下って来よう」

テルミちゃんの顔が、一瞬ひきつったように見えた。

 

 江川崎カヌー館より約5キロ上流の中半家の沈下橋。

ここにテルミちゃんの車を置く。ここが本日のゴール。

そこから僕の車でさらに上流へ。

川の流れを下見しながら、カャックを積んだ車で上流に向かう。

江川崎より上流は、「川相」も変わる。下流にくらべ川幅、川原もせまくなり山肌を近くに感じる。

川の中に岩が乱立し、水は(瀬は)その間を縫って流れて行く箇所が多くなる。

 

 車を走らせながら今日のコースの説明をテルミちゃんにした。

「今日のコースは瀬が多いからね。1~2級の瀬が多いけど、2、5級の瀬も1ヶ所有るよ。

ゴール近く、奥半家沈下橋直下の瀬には、

瀬の真ん中に沈下橋の橋脚があって、張りつかないように充分な注意が必要だよ」

テルミちゃんは、ぎこちない表情で、僕の話を聞いている。

「迷いは禁物よん。橋脚と橋脚の間のながれをしっかり漕ぎぬけるコト。

以前、ここでファルト(折り畳みカヤック)が、橋脚に張りついてっからね。

僕は何度かこのコースを下ってるけど、細かいところは忘れている。

ヤバそうなところは瀬の手前で止めて、 下見をしてから突入しよう!」

 

 陸路で約15キロ上流に走り、十和村十和温泉の対岸の川原からスタート。

僕らは装備をつけて、カヤックの狭いスペースに荷物を押しこんだ。

テルミチャンは前回、一眼の高級カメラを駄目にしてしまった経験を生かし、

防滴仕様の中古デジカメを用意してきた。

準備をしながら僕はテルミちゃんに聞いた。

「どきどきしてる?」 

「今サイコーに緊張してます。まさか・・前回と同じコースだと思ってたので・・・・」とテルミちゃん。

「Oh!! It's Too Late!!なんとか、がんばって下ろう!」とお気楽な僕。

 

 今日、このコースに、テルミちゃんを連れてきたのには、とても深ーい理由が・・・ない。

ただ単純に、僕がこのコースを下りたかっただけである。

もちろん、僕はかれを連れて下る自信があるからだけど。

しかし、そのおかげで、自分が思いっきり瀬を攻めて楽しむことはできなかったけど。

 

 出発したばかりのテルミちゃんは体の動きがぎこちない。

半年ぶりのカヤック。初めて下るコースだムリもない。ミラーニューロン?思わずこちらも緊張してしまう。

下り始めてすぐに小さな波、1級の瀬。初っ端でまだ体がなれないので慎重に行く。

ストップのサインでテルミちゃんを待たせた僕が、先に瀬に突入!!

そして、瀬の下流でゴーサインを出すとテルミちゃんが下りはじめる。

テルミちゃんは、まだイマイチ真っ直ぐ漕げない

カャック(回転性が良い)にふりまわされながら、必死の形相で下ってきた。

 

 水がゆるやかに流れる区間では、瀬の中でのターン、流れの横切り方、

バランスを崩した時の対処の仕方、などを練習しながら行く。

でも、まずは今乗ってるカヤックをちゃんと真っ直ぐ漕げるコトが大前提なんだけどね。

 

 天気は快晴。気温は25~27度ありそうだ。水温19度。

やや風があり、体が水に濡れると風に体温をうばわれ、さぶい。

川は平水時よりも若干水量多く、透明度は3メータ位か。

沈しそうなんだけど、なんとかふんばって、なかなか沈しないテルミちゃん。

いくつもの瀬をこなした僕らは、コースを半分以上くだり終えた川原に上陸&ランチタイム。

 

 周囲からは人目の届かない川原。

濡れたシャツをぬいだ僕は、パンツも脱ぎすて真っ裸になった。

濡れた物を着てるより、よっぽどあたたかくカイテキだ。

僕は、誰もいない大自然の中で、生まれたままの姿でいることの気持ちよさを知っている。

それを教えてくれたのは、オーストラリア、小笠原、西表島のでっかい自然。

 

 「さあ、コース後半は本日最大の瀬が待っている。気合を入れて行こう」

1~1、5級の瀬をいくつかこなすと、奥半家の沈下橋が遠くに見えてきた。

そこは、白く波立つ瀬の真ん中に橋脚があり、漕がずに流れにのると橋脚にぶつかって沈をする。

そして、へたに横からぶつかると、カャックが橋脚に張り付くおそれもある・・・。

瀬の真ん中の橋脚、その右の橋脚か左の橋脚、どちらかの間に

スバヤク狙いをさだめ、しっかり漕いでクリヤーしなければならない。

(流れを下る時は、艇が水流よりも速ければ、艇がコントロールできる)

 

 僕より少し遅れのテルミちゃんは、流れの右端にいた。

僕は、「右っ!真ん中から右っコース!」と振り向き指をさして叫んだが、瀬音で聞こえないらしい。

必死のパッチのテルミちゃんは、先に真ん中から左を通過してゆく僕と、同じコースをとろうとしている。

「あっちゃー」

流れの速さに負けた彼のカヤックは、左側の流れによせきれず、真ん中の橋脚にバウが激突!

次の瞬間、カャックがゆっくりと横倒しになった。沈!

僕は、カヤックと一緒に流れてくるテルミちゃんをレスキュー。

寒さと恐怖心の両方だろう。陸に上がってからもしばらく、テルミちゃんは震えていた。

 

            

  おおっ、かっこいいぞ!

            

   流されるテルミちゃん

 

 そこからすぐ下流には、本日最大の瀬、通称「茶壷の瀬」がある。

テルミチャンをとろばで待たせた僕は、瀬に近い川原にカヤックをおき、下見をした。

ここは、水路が3つに分かれている、2、5級の瀬。

川が増水すると、瀬の流れが変わったりする事もあるので下見は不可欠だ。

真ん中の水路を行く。

テルミちゃんも必死に漕いで、ここは無事クリアー。

しかし、油断したのか、そのすぐ下流の小さな瀬で、隠れ岩にひっかかり本日2回目の沈。

ひきつり笑いを浮かべ、なすすべもなく流されて行くテルミちゃんを僕はデジカメで撮る。

 

 沈脱すると体力をひどく消耗する。

久し振りに漕ぎ、2回も沈脱したテルミちゃん。

ゴールにたどり着いた頃には、もうヘロヘロで、ノックダウン寸前であった。

「テルミちゃんマイカヌーの進水式は、もう少し下流の(流れがゆるい)ゴールデンコースでやろうね」

これが、今年の初夏のデキゴトなのでした。

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4月26日(水)のつぶやき(リブログ)

2025-04-25 | ・最新のお知らせ・イベントなど

2年前に書いたRiver&Sky(ツイート2023)再掲です

  おはようございます。四万十は、曇り→晴れ。

雨あがりの朝の川は、とても強い風が吹いてます。

沈下橋でマントを広げたら空に飛んでいけそうなほどの。

誰か試してみませんか?

失敗して(今日は濁流の)川に落ちたら、別の空(天)に昇ってしまうかもしれませんが。

四万十川の水位は、平水+2メーター↑(川登)。ダムの放流量は、430㌧↓(家地川ダム、津賀ダム)。

今日の最低気温は13、9度。

 

 最高気温19、6度。

よく晴れた午後も、吠える北風はやまず。

強い風は、新緑の岸辺をザワザワとにぎやかに鳴らし、満開のシイの木の花を散らし、

水辺に咲きはじめたトサシモツケの花を大きく揺らしてます。

沈下橋をチャリで渡る、と一瞬の突風に、川に吹き落とされそうに。おっとっと。

増水した川の流れは、速く冷たい。落ちるな、きけん、やけん、いけん。

16:30分。四万十川の水位は、平水+3、1メーター↓(川登)。

 

川は、風のハイウェイ。強い風が吹くことも多いです。

川沿いでキャンプするときは、強い風が吹いてもいいように、

テントやタープは、ペグだけでなく、ロープや石なども使いがっちりと固定したほうがベターです。

遊んでテン場にもどったら、テントが川まで飛ばされて水に浸かってた、なんてコトにならぬように。

(僕もやらかしたコトが・・・)。

 

僕は、キャンプをするときに、大風でテントが張りにくければ(そして、雨も降らないようなら)

地面に敷いたマットの上で、シュラフ(シュラフカバーをつけて)だけで眠るコトがあります。

晴れていれば、目の前の星や月を楽しめるし、翌朝の撤収も楽だし。

ときには星の下で眠るのもオツなもの、と思ってもいるので。

 

そんな、テントを張らずに眠ったソロバイク旅のある朝のコト。

北国の国道沿いのドライブインのべンチで寝ていると、ふと、何かを感じた。

んんっ?目をあければ、僕の頭は、なぜか見知らぬオジサンの太ももの上にあった。

太ももは、生あたたかった。オジサンは、僕の頭をやさしくなで、起こしちゃってゴメンね、と言った。

そして、コーヒ飲む?とあたたかい缶コーヒを差しだした。

ねぼけ頭のなかは、ハテナマークでいっぱいになった。そのあとオジサンは・・・。

ときに旅は、生きる旅を、ヘンテコな思い出でいろどってくれますね。

その顛末は、そのうち「旅雑文」に書きます。たぶん。しらんけど。

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南の川から(気まぐれダイアリー)4月22日(リブログ)

2025-04-22 | ・最新のお知らせ・イベントなど

1年前に書いた、南の川から(気まぐれダイアリー)再掲です

 おはようございます。四万十は、雨。

霧のような細かい雨が、音もなく降っています。

「閑さや 青葉しみ入る 鳥の声」。ケキョ。

湿った空気のベランダで、ぼおっと雨にけぶる新緑の庭をながめていると、

目の前の枝にコゲラ(小型のキツツキ)が、飛んできました。なんかラッキー!ドラミング聞けるかな?

今日の最低気温は、17、8度。

庭のピラカンサの花が咲きはじめました。初夏ですなぁ。

 

 最高気温22、8度。午後も雨。

降ったり止んだりの小糠雨のなか、聞こえてくるのは、小さな雨音、鳥と蛙の歌。げこげこ。

さて、4月17日の夜の地震で、大きな揺れ(震度4~5程度)に見舞われた四万十ですが、

その後は、たまに小さな揺れ(震度1程度)が起こるくらいですんでます。

(大きく揺れた我がボロ家は、この雨で雨洩りしないか?と心配でしたが、大丈夫なもよう。とりあえず、ほっ)。

 

それにしても、近年は、日本各地で中規模~大規模の地震の発生が多いような気がします。

先日の大きな揺れに、思いのほかびびった僕は、

大きな地震の多い火山国日本から、

(かつて1年ほど滞在した)大きな地震は稀な豪州に逃げだそうかしらん、と思ったのでした。

でも、あのどでかい熱風大陸には、日本のような繊細で美しい自然環境は、少ないのだよなぁ。

 

そして、水害(ここに暮らしていると身近だ)や地震などの災害にあった時に、

僕がよく思い出すのは、夜と霧という本のなかにでてくる「テヘランの死神」という寓話です。

 

「裕福で力のあるペルシア人が、召使いをしたがえて屋敷の庭をそぞろ歩いていた。

すると、ふいに召使いが泣き出した。なんでも、今しがた死神とばったり出くわして脅されたと言うのだ。

召使いは、すがるようにして主人に頼んだ、

いちばん足の速い馬をおあたえください、それに乗って、

テヘランまで逃げていこうと思います、今日の夕方までにテヘランにたどりつきたいと存じます。

主人は召使いに馬をあたえ、召使いは一瀉千里に駆けていった。

館に入ろうとすると、今度は主人が死神に会った。主人は死神に言った。

「なぜわたしの召使いを驚かしたのだ、恐がらせたのだ」すると、死神は言った。

「驚かしてなどいない。恐がらせたなどとんでもない。

驚いたのはこっちだ。あの男にここで会うなんて。やつとは今夜、テヘランで会うことになっているのに」

『夜と霧』V・E・フランクル/池田香代子訳

 

(寓話なので、いろんな解釈ができると思いますが)人は、運命からは逃れられない。

ならば、運命というものは、挑んでいくコトではじめて意味を持つのかもしれませんね。

夜と霧【新版】 | みすず書房

夜と霧【新版】 | みすず書房

フランクル著、池田香代子訳[新版]。みずからのホロコースト体験を綴り、死の淵で生きる意味を伝える永遠の名著。電子書籍、オーディオブックもあります。

みすず書房

 
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レターフロムS 2025初夏

2025-04-20 | レターフロムS

 最高気温19、0度(最低気温17、0)。ひねもす雨(小雨)。

春がゆきつもどりつするような  —ときには夏のような暑さになるコトも—

気温差も大きい季節のあわいですが、皆さん元気にすごせてますか?

こちら南国四万十は、緑萌える春から緑深まる初夏に。

一雨ごとに、山、岸辺、草木の緑が、美しいグランデ―ションを見せながら深くなってゆきます。

そして初夏は、1年でもっとも岸辺に花が多い季節。

ツツジ、フジ、ノイバラ、トサシモツケの花が、まばゆい陽にかがやき、あたたたかな南風にゆれています。

穀雨(こくう)の今日は、ポチャポチャと静かな雨が降っています。

デラシネガイドは、ベランダで痛めちまった左足首(2週間ほど前にヒドイ捻挫?をした)

をマッサージしながら、コーヒー片手に、緑あざやかな雨の庭をながめつつ、雨音を聞いてます。

「ああっ、もう初夏なのか・・・まったくひどく寒く長く、不幸のズンドコのような冬~春だったなぁ。

新しく始めた活動、花粉症&ナゾの体調不良、突発的なケガなどで、

ドタバタとせわしなく、のんびり春をながめる余裕もなかったなぁ・・・」と思いながら。

ぬくい風わたる初夏。川辺では、コイノボリも気持よさげに風に泳ぎはじめてます。

「四万十川をカヌーで下るのは、どの季節がオススメですか?」

「そっすねぇ、それぞれの季節にそれぞれの川の自然の良さ、面白さがありますが・・・・。

たとえば、沈下橋から飛びこんだり、シュノーケリングなど、

ずぶ濡れ川遊びをしたければ、真夏がよいし、おだやかで枯れゆく川の風情を感じたいなら秋がよいかな、と。

個人的には、新緑と花がかがやき、山わらい、風かおり、水ぬるむ初夏がオススメっす。

陽と風と水が心地よく、川原で食べ飲む、お弁当やビールも美味し、です。*リバーピックニック」

人混みのなか、時間に追われるあわただしい都会(マチ)の暮らしを、

SNSのどーでもいい雑多な情報にふりまわされる日々を、ちょいと離れて、

静かで豊かな川の自然のなかで、のんびりと過ごし、

ジブンを回復したいヒトには、四万十川は、なかなか良いところです。

(過疎の川は)人が少なく、静かなときと(まだ)キレイな川がゆっくりと流れているので。

そして、そんなよい川で、

たっぷりのびのびと遊びたい方には、ARKのプラーベートツアーがオススメです(宣伝かよ!)。

 

「人生をちょこっと休みたいな、思うたら、ここへ来たらええよ。

自然のもんのいろんな姿が見える。自然のもんは長いこと見よっても、飽きることがないけん。

いろんなことがじこじこわかるいうことは、元気の素にもなるけん」野村春松

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