金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【3歳戦回顧】 2月25日~26日

2023-02-26 16:23:50 | 競馬

 土曜日は小倉2R芝1200mを勝ったダイワメジャー産駒サトノグレイト中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るルーラーシップ産駒スカプラリオの横から、サトノグレイトが豪快に差し切って、1/2馬身差で快勝。稍重の勝ちタイムは1分9秒9。2着スカプラリオからクビ差の3着には、後方から差してきたハーツクライ産駒オータムクイーン

 阪神4R芝2000mを勝ったモーリス産駒クレオメデス好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るハービンジャー産駒アスクドゥポルテを追いかけて、ゴール前100mのところで交わして、そのまま1馬身1/4差で快勝。稍重の勝ちタイムは2分3秒0。2着アスクドゥポルテからハナ差の3着には、中団から差してきたロードカナロア産駒アドマイヤソラ

 小倉5R芝1800m牝馬限定を勝ったキズナ産駒コイニョウボウ中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るハービンジャー産駒オークアンドモルトが馬場の中央を進むのに対して、馬場の内側からこれを交わして、そのまま1/2馬身差をつけて勝利。稍重の勝ちタイムは1分49秒6。2着オークアンドモルトから2馬身差の3着には、中団から差してきたエピファネイア産駒サトノキャサリン

 中山5R芝1600mを勝ったドレフォン産駒ルージュイストリア好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、早め先頭に立ってそのまま押し切りを図ります。中団からハービンジャー産駒ミヤビブレイブが迫ってきますが、1/2馬身差をつけて勝利。良の勝ちタイムは1分34秒7。2着ミヤビブレイブから1馬身差の3着には、4番手から内を突いて伸びてきたグレーターロンドン産駒セイウンシリウス

 小倉6R芝2000mを勝ったハービンジャー産駒スズカハービン中団後方待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るドリームジャーニー産駒ビヨンドザドリームが押し切りを図りますが、これをスズカハービンが追いかけます。ゴール直前で逃げ馬を捉えたスズカハービンがクビ差だけ前に出て勝利。稍重の勝ちタイムは2分3秒1。2着ビヨンドザドリームから1馬身1/2差の3着には、中団から差してきたハービンジャー産駒ツージーフェイス

 中山6R芝2000m牝馬限定を勝ったサトノダイヤモンド産駒ドゥムーラン最後方待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るシルバーステート産駒ウインレイアーの横から、まずヴィクトワールピサ産駒アンナジークが先頭に立ちます。そこに大外からドゥムーランが次元の違う差し脚で一気に交わして、1馬身3/4差で完勝。良の勝ちタイムは2分3秒4。2着アンナジークのハナ差3着がウインレイアー勝ったドゥムーランは今日がデビュー戦で、経験馬を相手に豪快なレースで勝ち切りました。オークスに間に合えば、非常に面白い存在だと思います。

 

 阪神5Rダート1200m(3歳1勝クラス)を勝ったヘニーヒューズ産駒ミルトハンター中団待機で脚を溜めます。直線に入ると、逃げ粘るレッドフォルクス産駒メイショウオトギの横から、ラニ産駒バトゥーキとミルトハンターが追いかけます。ゴール前100mのところで、ミルトハンターが豪快に差し切って、後続に1馬身1/4差をつけて完勝。ダート稍重の勝ちタイムは1分11秒5。2着にはバトゥーキ、そこから1馬身1/4差の3着に逃げたメイショウオトギ

 中山7Rダート1800m(3歳1勝クラス)を勝ったロゴタイプ産駒オメガギネス直線に入るとまず、2番手からトビーズコーナー産駒プレミアペガサスが抜け出して、後続を突き放します。これをオメガギネスが1頭だけで追いかけて、ゴール直前でクビ差交わして勝利。ダート良の勝ちタイムは1分53秒2。2着プレミアペガサスから8馬身差の3着には、中団後方から差してきたリアルスティール産駒アレクサ勝ったオメガギネスは、これでデビューから2連勝。勝ちタイムも優秀で、3歳ダート1800m路線でニューヒーローが誕生しました。2着のプレミアペガサスもこの先が楽しみ。この2頭は覚えておきましょう。

 小倉9R芝1200mあざみ賞(3歳1勝クラス)を勝ったデクラレーションオブウォー産駒タマモブラックタイ好スタートから4番手追走へ。直線に入ると、馬場の外側から早め先頭に立ちます。さらに外からビッグアーサー産駒シンプリーオーサムが迫ってきますが、3/4馬身差で勝利。稍重の勝ちタイムは1分9秒7。2着シンプリーオーサムから2馬身1/2差の3着には、中団から差してきたイスラボニータ産駒リサリサ

 中山9R芝2200m水仙賞(3歳1勝クラス)を勝ったデクラレーションオブウォー産駒ハウゼ好スタートから2番手追走へ。直線に入ると早め先頭に立ち、そのまま押し切りを図ります。3番手からミッキーロケット産駒メイテソーロが迫ってきますが、1/2馬身差で凌いで勝利。良の勝ちタイムは2分14秒2。2着メイテソーロから1馬身1/4差の3着には、4番手からリアルスティール産駒ダニーデン勝ったハウゼは、ロングスパートで勝ち切りました。距離が伸びて良さが出ています。出走できればダービーも面白いですが、気が早いですが、むしろ秋の菊花賞が楽しみ

 

 阪神9R芝2200mすみれ賞(L)を勝ったロードカナロア産駒シャザーン最後方待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、逃げたサトノクロークと2番手セオが粘りますが、最内を突いてシルバーステート産駒ショウナンバシットが抜け出します。それを大外からシャザーンが豪快に差し切って、3/4馬身差で快勝。良の勝ちタイムは2分15秒5。2着ショウナンバシットから1馬身3/4差の3着には、5番手から差してきたエピファネイア産駒アヴニールドブリエ

 勝ったシャザーンは、これで未勝利から2連勝でオープン勝ちそのまま皐月賞へ向かうのか、トライアルを挟んで日本ダービーへ向かうのか2着のショウナンバレットも面白い存在なので、賞金をどこかで加算したいところ。

 

 日曜日は小倉2R芝1200mを勝ったダイワメジャー産駒リトルミム好スタートから3番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るセレッソデアモールを追って、残り100mのところで逃げ馬を交わして先頭に立ちます。大外からアメリカンペイトリオット産駒ライクアフラワーが迫ってきますが、これをクビ差抑えて勝利。稍重の勝ちタイムは1分9秒8。2着ライクアフラワーからクビ差の3着には、2番手からビッグアーサー産駒ケイアイクビラ

 中山3Rダート1200mを勝ったサトノアラジン産駒ダークンストーミー好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げ粘るミッキーアイル産駒ニシノトレンディーを交わして先頭に立ちます。そのまま後続を突き放して、3馬身1/2差で圧勝。ダート良の勝ちタイムは1分12秒2。2着ニシノトレンディーから3馬身差の3着には、3番手からイスラボニータ産駒イスラデルノルテ

 小倉5R芝1800mを勝ったスクリーンヒーロー産駒ソレイユヴィータ好スタートから2番手追走へ。直線に入ると、逃げるダノンバラード産駒シャイニースイフトの内側から抜け出して、そのまま後続を突き放し2馬身1/2差で圧勝。良の勝ちタイムは1分50秒7。2着シャイニースイフトから3馬身差の3着には、中団後方から差してきたダノンバラード産駒マイバラード

 阪神5R芝1600mを勝ったハーツクライ産駒ルクスドヌーヴ好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入るとスピードを加速、そのまま後続に1馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分37秒3。2着には2番手からリオンディーズ産駒レッドテンペスト、クビ差の3着には、中団から馬場の最内を突いて伸びてきたイスラボニータ産駒サウンドレイラ

 中山5R芝2000mを勝ったジャスタウェイ産駒マイモーメント好スタートからマイペースの逃げへ。直線に入ってもスピードを緩めず、そのまま押し切りを図ります。馬群を縫って中団からロードカナロア産駒ガールズレジェンドと、大外からハーツクライ産駒セイウンパシュートが襲い掛かりますが、それぞれクビ差、クビ差で凌いで逃げ切り勝ち。良の勝ちタイムは2分1秒3。2着にガールズレジェンド、3着はセイウンパシュート

 

 中山7R芝1600m(3歳1勝クラス)を勝ったシルバーステート産駒エエヤン好スタートから2番手追走へ。直線に入ると早め先頭に立って、そのまま後続を3馬身突き放して圧勝。良の勝ちタイムは1分34秒0。2着には、中団から差してきたゴールドシップ産駒マイネルフォルツァ、そこから3/4馬身差の3着には、4番手からアメリカンペイトリオット産駒ベレザニーニャ

 小倉8Rダート1700m(3歳1勝クラス)を勝ったアイファーソング産駒アイファーテイオー中団後方で脚を溜めます。直線に入るとまず、2番手からコパノリッキー産駒コパノパサディナが先頭に立って、そのまま押し切りを図ります。そこにアイフォーテイオーが鋭く追い込んできて、残り50mのところで交わして、そのまま1馬身1/4差で快勝。ダート稍重の勝ちタイムは1分45秒1。2着コパノパサディナから2馬身1/2差の3着には、4番手からダノンバラード産駒メイショウコボケ

 中山9R芝1800mデイジー賞 牝馬限定(3歳1勝クラス)を勝ったハービンジャー産駒エミュー後方待機で脚を溜めます。直線に入るとまず、4番手からゴールドシップ産駒ゴールデンハインドが先頭に立ちますが、すぐのその外からエミューが豪快に差し切って、そのまま1馬身1/4差で快勝。良の勝ちタイムは1分50秒3。2着ゴールデンハインドから1馬身1/2差の3着には、5番手から差してきたサトノクラウン産駒ニシノコウフク

 

 阪神10R芝1200mマーガレットS(L)を勝ったビッグアーサー産駒ビッグシーザー好スタートから4番手追走を選択。直線に入るとまず、2番手からヘニーヒューズ産駒オメガシンフォニーが先頭に立ちますが、すぐにビッグシーザーが馬群を縫いながら一気に抜け出します。そのまま後続に2馬身差をつけて圧勝。良の勝ちタイムは1分8秒6。2着には最後方から差してきたビッグアーサー産駒ブーケファロス、さらに2馬身1/2差の3着にはオメガシンフォニー

 勝ったビッグシーザーは、これで1200mを4連勝。3歳スプリント路線の絶対的な存在であり、秋のスプリンターズSでも有力な存在になりつつあります。テスコボーイサクラユタカオーサクラバクシンオービッグアーサー と続く、日本競馬界伝統のスピード系統の承継者。ぜひ、このままビッグになって欲しい。

 


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【競馬】 中山記念(GⅡ)と阪急杯(GⅢ) GⅠ級スターホースが中山に終結!

2023-02-26 07:51:53 | 競馬

 昨夜は、パンサラッサ、バスラットレオン、シルヴァーソニックが頑張ってくれました! それにしても、矢作芳人は凄い‼︎

 

 

 まずはスーパーGⅡ、中山記念開幕週の芝1800mなので、どちらかというとマイラー向きのレースではありますが、これだけスターホースが集まると、仕掛けタイミングが早め早めになるため、ロングスパート力も必要になります。

 好メンバーが揃いました。マイル路線からは、トップクラスのGⅠ候補として③イルーシヴパンサー⑤シュネルマイスターの2頭。1600~2000mのGⅠ常連として①ダノンザキッド2000~2200mのGⅠ常連⑪ヒシイグアス、そして秋華賞馬⑫スタニングローズ。その他にも、怪我から復帰した2000mスペシャリスト⑥ソーヴァリアント、同じく⑬ラーグルフ。この中から、大阪杯や安田記念を勝つ馬が出てきても、全く驚くことはありません。

 狙ってみたいのは、7歳牡馬と年齢は上になりましたが、昨年の優勝馬⑪ヒシイグアス。とにかく地力が凄くて、ロングスパート大得意な馬です。今回は、逃げ馬④ドーブネ、先行馬⑧トーラスジェミニが揃っていますので、流れる展開になると思います。なので、開幕週ながらラスト200mの切れ味勝負とはならずに、ラスト600mのロングスパート合戦になると予想します。

 したがって、相手にはマイラーというよりも、1800~2000mくらいを得意にする馬を選択。⑥ソーヴァリアント⑬ラーグルフ①ダノンザキッド⑫スタニングローズ③イルーシヴパンサー

 馬券は、本命⑪ヒシイグアス頭固定の三連単20点 ⑪⇒⑥⑬①⑫③

 さて、春の古馬の国内GⅠ路線の主役は、どの馬になるでしょうか?

 

 次は阪急杯3月の高松宮記念を目指す有力馬が出走するトライアルレースです。人気は、上り馬のカラヴァッジオ産駒アグリと、良血のフランケル産駒グレナディアガーズに集まると思いますが、馬場を使い込んでいる阪神競馬場は、なかなか時計がでませんし、土曜日の雨の影響も残る馬場ならば、『時計が出ない時の追込み馬』を狙ってみたい。

 ズバリ狙いは、7歳牡馬のディープブリランテ産駒⑫ミッキーブリランテ2年前のこのレースの2着馬でもあり、人気がない今回は面白いと思っています。

ふ 相手には、前述の⑪アグリ⑦グレナディアガーズのほか、ロードカナロア産駒の7歳騙馬ルプリュフォールキズナ産駒の5歳牡馬ダディーズビビッドキングカメハメハ産駒の5歳牡馬ホウオウアマゾン

 馬券は、まずは本命⑫ミッキーブリランテの単勝⑫ミッキーブリランテからの軸1頭三連複10点 ⑫⇒⑪⑦⑯⑤⑮ 。オマケで、⑫ミッキーブリランテと⑮ホウオウアマゾンのワイド1点 ⑫⑮

 


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