金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【総裁選】 不気味なくらい息を潜める『文春砲』‥。いつ火を噴くのか?

2021-09-08 07:12:17 | 金融マーケット

 ここから約3週間にわたって、政権与党である自民党の総裁選が繰り広げられます。

 総裁選を巡っては、本来は、政策論争や人物評価が中心であるべきですが、おそらくは、どこの派閥が誰の支持に回るのか、最初は誰の支持だったが、趨勢を見ながら、誰に鞍替えしたか、とかの票集めの動向が、マスコミ報道のメインになっていくため、途中からは単なる「勢い」に関する情報しか入らなくなると思います。

 昨日も申し上げましたが、本来は、国家のトップに相応しい人物がちゃんと選ばれるのか、そのためにはどのような能力マップが求められるのか、それに対して、新総裁は、どういう能力特長のある方なのか、などを改めて確認する機会にしてほしいと思うのですが‥。それは、また次回の総裁選までの課題ということになってしまうのでしょう。

 

 ところで、本日のメインテーマは『文春砲』。過去、数々の政局のポイントとなる時期に、決定的な影響力を示してきたのが『文春砲』。このBlogでも、前にお話いたしましたが、取材力や情報のネットワークで、他のマスコミを圧倒しており、有名な政治家や芸能人、起業家に至るまで、その恥部とも言えるような機微な情報を、大量に蓄積しているのが『文春砲』。

 したがって、誰かがこれからやっとトップに立とうとする瞬間や、栄光を勝ち取ろうとする決定的な瞬間を狙って、この恥部とも言える機微情報をぶっ放すのが『文春砲』の常とう手段であり、世間にこの上ない衝撃を与えることが出来るのです。

 さて、今回の総裁選に至るゴタゴタ続きの状況でも、この『文春砲』はジッと我慢を重ねて、騒ぎを起こしていません。これは、恐らくですが、とんでもない大きな情報を持っていて、次のトップに誰がなりそうか? に応じて、『玉』を詰め替えて、大きな一発をぶっ放すつもりでいるに違いありません。

 

 『文春砲』は、今回はどんな『玉』を、ぶっ放すのでしょうか?

 そして「標的」は誰なのでしょうか?

 ひょっとして、最後の最後、安倍前総理が復権する場面まで、ジッと我慢して、メガトン級をぶっ放すつもりなのでしょうか!? 文春砲の動向には注目です。


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