金融マーケットと馬に関する説法話

普段は資産運用ビジネスに身を置きながら、週末は競馬に明け暮れる老紳士の説法話であります。

【2歳戦回顧】 6月22日~23日

2024-06-23 16:03:24 | 競馬

 

 土曜日は函館1R芝1200mを勝ったリオンディーズ産駒モジャーリオ。6番手待機で脚を溜めます。逃げたワイルドゴーアの前半3ハロンのラップは33秒8と流れる展開に。直線に入ると、馬場の中央からモジャーリオが抜け出します。外からホークビル産駒ニシノクードクール、内からはウインブライト産駒シュ―ドタキライトが迫ってきますが、それをクビ差に抑えて勝利。良の勝ちタイムは1分9秒9。2着にはニシノクードクール、クビ差の3着にシュ―ドタキライト

 

 京都1R芝1600mを勝ったキズナ産駒の牝馬ショウナンザナドゥ。好スタートから2番手追走へ。逃げたコムーネの前半3ハロンのラップは34秒8と平均より速い流れに。4コーナー手前でショウナンザナドゥが早め先頭に立ちます。直線に入ると後続を突き放して、ラストは持ったまま5馬身差をつけて圧勝。良の勝ちタイムは1分33秒5。2着には、3番手からスマートオーディン産駒ゼンダンハヤブサ、7馬身差の3着には、5番手から差してきたエピファネイア産駒ヴェーヌドール

 勝ったショウナンザナドゥは、6月1日の京都芝1600m新馬戦でダノンフェアレディとの激しいレースで2着だった馬この新馬戦は今年度の「伝説の新馬戦」第1候補のレースであり、今回は「持ったまま」で1分33秒5と、前回のダノンフェアレディの1分33秒8を上回って見せましたこのキズナ産駒の牝馬2頭が、今のところ2歳牝馬路線の2トップであります。次は、両馬ともに10月のアルテミスSあたりで再戦になりそう。

 まるで、6年前のグランアレグリアとダノンファンタジーの2頭のGⅠ馬を見ているようです。

 

 函館5R芝1200m新馬を勝ったシュヴァルグラン産駒カルプスペルシェ。4番手追走で脚を溜めます。逃げたドレフォン産駒ミッドナイトゲイルの前半3ハロンのラップは35秒6とスローな流れに。直線に入ると、ミッドナイトゲイルとリオンディーズ産駒ポッドベイダーの2頭が激しく競り合い、ポッドベイダーが先頭に立ちます。そこに外からカルプスペルシェが一気に差し切ってクビ差で勝利。良の勝ちタイムは1分9秒7。2着ポッドベイダーからクビ差の3着にミッドナイトゲイル

 

 京都5R芝1400m新馬を勝ったモーリス産駒の牝馬ラプラーニュ。4番手追走で脚を溜めます。逃げたポッドデュークの前半3ハロンのラップは37秒3とかなりのスローに。直線に入ると、逃げ粘るポッドデュークの追いかけ、馬場の中央からラプラーニュが抜け出します。大外からタワーオブロンドン産駒アーリントンロウが迫りますが、これをクビ差に抑えて勝利。良の勝ちタイムは1分23秒5。2着アーリントンロウから1/2馬身差の3着には、5番手から内を差してきたドレフォン産駒モンテディアーナ

 

 東京5R芝1800m新馬を勝ったワールドエース産駒モンドデラモーレ。好スタートから3番手追走へ。逃げたコスモグッドラックの前半1000mのラップは1分3秒2とややスローの流れに。直線に入るとまず、2番手からブリックスアンドモルタル産駒ワンスモアスマイルが先頭に立ちますが、すぐにその内側からモンドデラモーレが交わします。そのまま突き放して1馬身1/2差をつけて快勝。稍重の勝ちタイムは1分49秒7。2着ワンスモアスマイルから1馬身1/4差の3着には、後方から外を追い込んできたミッキースワロー産駒スワローシチー

 

 東京6R芝1400m新馬を勝ったキタサンブラック産駒サトノカルナバル。5番手追走で脚を溜めます。逃げたエイユーサブリナの前半3ハロンのラップは36秒5とややスローに。直線に入ると、残り400mのところで馬場の外側に進路を取ったサトノカルナバルが一気にスパート。後続をみるみると突き放して7馬身差で圧勝。稍重の勝ちタイムは1分23秒6。2着には、外に持ち出して差してきたキズナ産駒デアマトローナと最内を突いたイスラボニータ産駒ニシノコイブミの2頭が同着で入る

 勝ったサトノカルナバルは、力の違いを見せつけての圧勝レース振りから見て、距離を伸ばしても大丈夫。マイルでも1800mでも全く問題ないと思います。

 

 日曜日は東京1R芝1600mを勝ったモーリス産駒の牝馬レーヴドロペラ。後方待機で脚を溜めます。逃げたマイネルレクエルドの前半3ハロンのラップは34秒6と流れる展開に。直線に入ると、伸び悩む先行勢を横目に、馬場の中央からレーヴドロペラが鮮やかに抜け出して、そのまま後続に1馬身1/4差をつけて快勝。稍重の勝ちタイムは1分35秒8。2着には、5番手から差してきたモズアスコット産駒ユイノオールイン、2馬身差の3着には3番手からホッコータルマエ産駒レイオーバー

 勝ったレーヴドロぺラは、10番人気の最低人気ながらの快勝劇前走の新馬戦では、スタート直後にヨレてしまい大差のシンガリ負けでしたが、2戦目では立て直されていました。これがあるから2戦目の未勝利戦は面白い。

 

 函館5R芝1200m新馬を勝ったエピファネイア産駒ヤンキーバローズ。好スタートから3番手追走へ。逃げたニューイヤーズデイ産駒ティピティーナの前半3ハロンのラップは34秒8と流れるペースに。直線に入ると、逃げ粘るティピティーナにヤンキーバローズが並びかけ、競り合いを制して1馬身差をつけて快勝。良の勝ちタイムは1分9秒8。2着ティピティーナから3馬身差の3着には、5番手から追い込んできたシャンハイボビー産駒ブリッツアロング

 

 東京5R芝1600m新馬を勝ったモーリス産駒の牝馬ジョリーレーヌ。中団後方待機で脚を溜めます。逃げたアドマイヤムーン産駒ナクライトの前半3ハロンのラップは39秒2と超スローペースに。直線に入ると、内で逃げ粘るナクライトを追いかけ、大外からジョリーレーヌが一気に抜け出します。そのまま1馬身差をつけて完勝。稍重の勝ちタイムは1分39秒9。2着ナクライトから1馬身3/4差の3着には、5番手から差してきたレイデオロ産駒ボンヌソワレ

 

 京都5R芝1800m新馬を勝ったキズナ産駒エリキング。6番手追走で脚を溜めます。逃げたディクシャの前半1000mのラップは1分4秒4と重馬場としても超スローの流れに。直線に入ると、馬場の外側を選んでエリキングが一気に抜け出します。すぐ後ろからエピファネイア産駒サラコスティが迫りますが、これに1馬身1/2差をつけて快勝。小雨の重馬場の勝ちタイムは1分52秒1。2着サラコスティから1馬身3/4差の3着には、4番手から差してきたキズナ産駒シーク

 勝ったエリキングは、POGでも人気の良血で、1歳時のセレクトセールで2億3100万円で取引された高額馬。重馬場も何のその、しっかり勝ち切りました。次走は良馬場で切れ味を見てみたい気がいたします。2歳牡馬路線のスター候補であります。

 2着のサラコスティも、エピファネイア×サロニカという良血。次走は確勝レベルだと思います。

 

 


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