ダービーへの最終便、GⅡ京都新聞杯です。
もちろん、最終便はもう一つ、府中のプリンシパルSもありますが、プリンシパルSを勝って本番も好走した事例は稀有。むしろ、京都新聞杯の好走組からは、キズナとロジャーバローズの2頭のダービー馬、そしてダービー3着のトーセンホマレボシが出ています。実質的な最終便と呼べるのは、京都新聞杯の方だと考えております。
それにしても今回は、過去に重賞レースで2着3着と惜しいレースだった馬が多数出走してきています。それだけ切れ味に乏しく、スピードの持続力タイプが多いということ。したがって、ロングスパート合戦が想定されますが、その中でも「切れ味」に長けた馬を中心に選びたいと思います。
本命には、キズナ産駒⑫インザモーメントを指名します。前走の阪神芝2400mのアザレア賞では、4番手からラストの直線だけで前を捉えて勝利。持続力勝負の消耗戦ではありましたが、その中では頭一つ抜けた切れ味を見せてくれました。
相手には、未勝利勝ちしたばかりではありますが、キズナ産駒⑤ウエストナウ。デビュー戦の阪神芝1800mでは、1分45秒4の速く厳しい流れを中団から豪快に差し切りました。ここが2戦目という不安はありますが、厳しい流れでもラストは着実に脚を伸ばしてくると期待します。
馬券は、まずは本命⑫インザモーメントの単勝。そして⑫インザモーメントと⑤ウエストナウの馬連⑤⑫・ワイド⑤⑫ 1点ずつで。
オマケで府中のプリンシパルステークス(L)も。
狙いたいのは、ディーマジェスティ産駒⑦ディマイザキッド。前々走の共同通信杯では、最後方待機から、勝ったジャスティンミラノを上回る3ハロン32秒5の最速上りで4着に。前走山吹賞では、超スローの流れで脚を余しての3着。今回は優秀な先行馬が揃っているので速い流れが想定されますから、⑦ディマイザキッドの切れ味が活きるレースと見ました。
馬券は、本命⑦ディマイザキッドの単勝で。